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あるとないでは大違い!魅力を伝えるポップのコツ【ハンドメイドイベント】

イベント出展のため、作品以外に作ってよかった物の一つに『POP』があります。

POPと聞くとヴィレヴァンやドンキのあの特徴的なPOPが思い浮かびますが、あんな風に上手ではない自作のPOPでも、イベントでしっかり役に立ってくれました。

こんにちは、こもりちゃんです
先日はじめてのイベント出展を無事終えました。

はじめてのイベント出展の結果は
2日間で合計50個ご購入していただけました。
金額にして約20万円の売上でしたので、
noteにやってきたことをまとめています。

今回はPOPの役割や、わたしがどのようなことにポイントを置いてPOPを作ったか、そして実際のお客さんの反応を書いていきたいと思います。


POPとは?

POPとは、作品の特徴や見てほしいところを簡潔に表記してお客さんの目を引き付けたり、購買意欲を高めるためのアイテムです。

どうして作ろうと思ったのか

自分の製作する物は、ぱっと見で伝わりにくい作品のため、何を売っているのか分かりにくさがあります。
説明すれば分かってもらえるのですが、声だけで伝えるのはなかなか難しい。

会話でなくても見ただけで伝わる。
できたらそれに越したことはない。
そう思いPOPを制作しました。

パッと見では分からない、中身の部分も第一印象にする

イベントは通路の両側にお店が立ち並ぶ形式がほとんどです。
お客さん達は通路を歩きながら、ウィンドウショッピングの感じでお店を見て回ります。
数多くのお店がある中、ひとつひとつ立ち止まっていたら時間がいくらあっても足りなくなってしまうので、興味が湧く物の前で立ち止まります。

つまり興味が湧かなければ立ち止まらない。
立ち止まってもらえなければ会話にも購入にも繋がらない。

素通りされるだけになってしまいます。

お客さんの『興味』って一体どこにあるのでしょうか?

『きれい!』『可愛い!』など第一印象も大切ですが、機能的な部分や使用方法、原材料のこだわりなど、説明して伝えたい部分もありますよね。

見た目が響く事もあればその機能性、素材に惹かれる事もあります。

作品の見た目だけでは分かりにくい部分を伝える

POPでそれらを紹介する事で、見た目以外の要素でも立ち止まり見てもらえる機会に繋げることができます。

わたしの製作する物は、正直写真映えするような綺麗だったり、可愛いものではなく、機能性が1番のウリです。

ディスプレイとPOPを組み合わせて、見ただけで『中身』も見えるようにしました。

購買意欲を高める&気付かせる

『人気』『季節限定』『数量限定』など
購買意欲が高まるフレーズがあります。
POPを使用する事で一目見るだけで伝えることができます。

それに加え、わたしが力を入れたポイントは
気付いていない悩みを言語化することです。

お客さんを大きく分けると
①すでに購入意欲のあるお客さん
②いい物があったら買おうと思うお客さん

この2つに分けられます。

①のお客さんはすでにショップを知っていたり、リピーターさまであることがほとんどで、お客さんとショップのマッチングが既にできている状態です。

②のお客さんというのは、実際に見てみて、何かいい物があったら買おうと思っている方であり、大部分がこの②のお客さんに当てはまります。

②のお客さまにどうアプローチをするか
そして立ち止まってもらうか
そこが知名度アップにも購入率アップにも繋がる大きな部分となります。

『なにかいい物』の『いい物』ってなんなのか

それはお客さんによって異なります。
しかし一般的に生活していて生じる、大体の人間や自分がターゲットにしているお客さんが思う悩みや不満
そういったものが解決できると分かったらどうでしょうか。

常に悩んでいれば『これだ!』という考えにたどり着くのも早いのですが、忙しい現代は悩みに悩みが重なり、過去の悩みは忘れていきます。

そこで、お客さんの悩みをこちらで言語化し、見ることで気付いてもらう。
しかもただ解決できるだけでなく、ワンランク上の方法で解決できることを伝える。

『ちょっと立ち止まって見てみようかな』

そういう気持ちになりませんか?

イベントに来る多くのお客さん、特に入場料のかかるハンドメイドイベントに来るお客さんは、市販に売られている物よりも、もう一歩踏み込んだ物を求めている方が多いです。

実は欲しかったという事に気付いてもらい、更に購買意欲の湧くワードを付ける。

そうして立ち止まってもらうことを意識してPOPを制作しました。


使用感を伝える

自分が物を買う時、何を参考にしますか?
大切なお金を支払うんだから、できるだけ失敗したくないですよね。

「好きな芸能人が使っているから」
「友達が使ってみて「イイ感じ!」って言ってた」
「ネットのレビューを参考にした」

わたしもよくネットで物を買います。
生活に必要な物から本や漫画まで、知らないうちにレビューの☆の数や感想を読み、商品を選んでいる自分がいます。

前に買った人・使った人の感想や実際に使用している様子というのは、物を買う上で大きな判断材料となります。

ネットショップではそれがレビューで見ていただけますが、イベントでわざわざネットショップのレビューまで読むという手間をかけるお客さんはいません。

そこで、使用感の分かる感想や着用写真(ネットショップで使っているもの)を印刷し、POPとして掲載しました。

実際に使用するとどんな感じかというのは一番気になるところなので、POPに加え、ディスプレイとしてマネキン、そして私自身が実際に見につけて見てもらえるようにしました。


実際のお客さんの反応は?

さて、実際のお客さんの反応はというと
POPを見て手に取ってもらえたり、POPに書いている件について質問があったり、ショップのコンセプトを書いた長文のPOPも読んで「心に刺さります」と感想をもらえたりなどしました!

また、一番伝えたいことは大きめなPOPにして目立つようにしていたのですが、通路の遠い方からも目につき、ブースを見に来てくれたりなど、商品だけではできない集客ができました!

数多くのお店の中でも立ち止まってもらえるショップになる

絵や文字が上手でなくても、集客のできるPOPは作れます!

もしPOPを作っていないという方がいましたら、ぜひ制作をしてみるのがおススメです^^



イベント出展やハンドメイド販売についてわたしがしたこと、考えたことを書いています✏︎

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作って良かったシリーズ『ポートフォリオ編』です▽



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