見出し画像

当たり前のことに満たされることが、自信や幸福感につながるのかもしれない。

今日は大好きなドラゴン桜を見ていて感じたことを書いていく。
第8話を見ていて、桜木先生が「当たり前のことに幸せを感じられない人間は、もっともっと幸せを求めるようになる。つまり、常に満たされることのない状態が続く」。

この言葉って自分にも当てはまるし、とても心に響いた。
当たり前のように生きることができる。仕事も家庭も持つことができるというのは、特別なことではないけど、当たり前にできることでもないのだよね。

私達はいつしか、その当たり前の今を忘れ、「もっとお金があったら幸せなのに」「仕事で活躍できる人は恵まれてていいよな〜」と自分よりも幸せそうな生き方をしている人に憧れ、嫉妬し、「私はこんなに頑張っているのになんで結果がでないんだろう」と、自分が恵まれていないといった悲劇のヒロインを演じたくなる時がある。

これって自己肯定感につながる話かもしれない。自分に自身を持つとか、前向きに生きている人って、色んなことを成し遂げているのかもしれないけど、「今の自分が大好き」な人が多いのではないか。スポーツ選手や社会事業家等の偉業を成し遂げている人のコメントで、「自分のことを自分が一番信じている」という言葉をみかけることがある。私が同じことを思っているかというと「?」がつく。だって、今の自分に満足したり、自分の可能性を信じきれない時があるから。それは、身近にいるすごい人達と自分を比べ、劣っているところが沢山あると感じるから自信が持てなくなっている。

でも、ドラゴン桜で出てきた言葉(冒頭に書いたもの)を聞いて、考え方を変える必要があるのだと学んだ。自分よりも優れていると感じる人なんて世の中沢山いる。そんな環境の中でも、挑戦したり、目標を達成している人って、「今の自分を好きになる力」が高いのではないかと。ドラゴン桜でも、勉強を頑張っても最初の模試がE判定で、「私には東大なんて無理」と自分の可能性を閉ざそうとする女子生徒がでてくる。普通の家庭に育った私に東大が受かる能力なんてないと。

しかし、桜木先生はその子が普通の家庭であることが恵まれていること。そして、自分自身にも良さが沢山あること。自分が持っている当たり前の良さに自信が持てるように促していく。

皆同じなのかもしれない。何かに挑戦するときには、競争がつきもの。その時に優れた成果を残したものが選抜される。しかし、人の評価や可能性なんて、たった一度の結果で決まるものではない。努力してきたことの差はあるかもしれないけど、これから挑戦することにおいて、過去の過程なんて関係ない。今の自分が持っている良さを自信に変え、前に進んでいくしかないのだと思う。

私達は大きくなるに連れ様々理想や欲が生まれるけど、今の自分自身に満たされることも必要なのかもしれない。本当の幸せは所有しているものではなく、生き続けられていること。生き続けることができれば、色んな挑戦もできるのだ。

皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)