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魅惑の食べ物、グルメバーガー

突然ですがグルメバーガーをご存知でしょうか。

こんな書き出しをしているけれど、わたしがグルメバーガーという言葉を知ったのはごく最近。

テレビ東京で始まった新ドラマ『女子グルメバーガー部』がきっかけです。

Wikipediaによるとグルメバーガーとは「材料や製法にこだわった高級ハンバーガー」とのこと。

グルメバーガーに魅せられた女性12名が1話につき2人登場し、ただひたすら美味しそうにグルメバーガーを頬張る、そんなドラマです。


美味しそうなグルメバーガーももちろん魅力的なのですが、それを食べる女優さんたちもまた同じくらいに魅力的。

公式HPに「出演者は、実際に美味しそうに食べる女優を選出」と書かれているほどみなさん本当に美味しそうに食べるんです。美味しそうに食べるひとを見るとそれだけで癒されます。


テレ東、最近美味しそうなドラマが多いんですよ。

大人気『きのう何食べた?』もテレ東ですし、あとは実写版『ゆるキャン△』や、山田杏奈ちゃんの食べっぷりが最強に可愛かった『新米姉妹のふたりごはん』。

もう少し古くまで遡れば『居酒屋ふじ』『めしばな刑事タチバナ』『終電ごはん』『忘却のサチコ』もありますね。

同じくドラマ25枠でいうと前々回が『絶メシロード』でさらにその前が『ひとりキャンプで食って寝る』でした。

そして今回の『女子グルメバーガー部』も毎話本当に美味しそうで、土曜日になると毎週のようにグルメバーガーが食べたいなあと思ってしまうのです。


毎クール、気軽に観られるドラマが1作品は欲しいところ。

その点こちらのドラマは30分、オムニバス、1話完結。
手軽なだけで終わらない面白さも兼ね備えています。



1話 No.18(豊島区東池袋)

これがグルメバーガーか!と知る始まりの第1話。
彼氏に振られてやけ食いをしようとしていたこず恵(大原優乃)を「どうせ食べるなら美味しいグルメバーガーを食べよう」と誘う映美(佐々木美玲)。

こず恵が注文していたキャラメルチーズバーガーは甘いキャラメルのことではなく、ヤギのチーズのこと。炙ると甘い香りがするんですって。
オニオンリングも美味しそうでしたし、マーマレードが塗られていたのも気になる。

店名のNo.18はハンバーガーで一か八か当てに行こう!という意味合いから名付けられたんだとか。


2話 SHOGUN BURGER 新宿店(新宿区歌舞伎町)

就職か勉強かを悩む女子高生だりあ(宮﨑優)はバイト先(オフィス清掃)で働いている受付の七瀬(松本妃代)に相談します。
女子高生からの相談を嬉しく思った七瀬は「奢るから食事に行こう!何が食べたい?」と聞きますが、返ってきたのは高級焼肉店の名前。七瀬は(元彼から貰った腕時計を質屋に出したりと悩みながらも)焼肉の代わりに、お肉がたっぷり食べられるグルメバーガーのお店に連れて行く、というお話。
だりあ、名前だけ知っていたお店を言ってしまったと後から値段を調べて七瀬にごめんなさいって謝っていたのが良かったなあ。

富山の老舗焼肉店「大将軍」が手掛けたハンバーガー専門店。お店のモットーは地域密着。
焼肉屋さんだからこそ仕入れ可能な和牛。冷凍せず生のまま、超粗挽きミンチをつなぎ無しで球体のまま鉄板に乗せ、押しつぶして焼いていきます。

七瀬はてりやきフォアグラバーガーで、だりあはお肉たっぷりのトリプルチーズバーガー。お肉が食べたい!という気分の時に行きたいお店。


3話 Island Burgers(新宿区四谷)

2話から引き続き七瀬が登場。1話完結としても成り立つものの、連続ドラマとしての面白さも出てきました。

自分に合う仕事を見付けられず、実家のある北海道から東京へと飛び出してきて様々な仕事を転々としていた七瀬が幼馴染の涼子(北村優衣)とランチするお話。
「誰でもさ、自分に活かせる個性があるんだよ」と、紙エプロンを差し出したり、お店から出た後に消臭スプレーをかける等のホスピタリティを褒められた七瀬は、北海道に戻り実家の旅館を手伝うことを決意します。

ヤシの木のピックをハンバーガーに立て、ハンバーガー自体が島のように見えることから名付けられた店名。
卵をおろし金でおろして具材が大きく濃厚な味わいにした自家製タルタルソースを使用したタルタル・アボカドバーガーと、南国なイメージの店内にぴったりなパイナップル・チーズバーガーが登場。


4話 BLACOWS(渋谷区恵比寿西)

1話のこず恵(大原優乃)と2話のだりあ(宮﨑優)が姉妹として再登場。ふたりとも美味しそうに食べるから観ながらお腹が鳴ってしまう。

冒頭、マナー教室でナイフとフォークを使用してハンバーガーを食べていたこず恵が、妹とともに両手で大きなグルメバーガーにかぶりつく姿はもはや爽快。

パティは丸ごと黒毛和牛を使用。けれどパティだけが主役ではなく、バンズはなんとメゾンカイザー。こず恵はブラッカウズバーガーを、だりあはテリヤキバーガーにこだわり卵の目玉焼きトッピングを。

グルメバーガーを通して、自分だけ目立とうとするのではなく全体のバランスを考えるようになっただりあの成長も描かれます。


5話 BURGER&MILKSHAKE CRANE(千代田区外神田)

仕事ができると後輩たちから一目置かれている玲奈(松田るか)の悩みは、本当はかわいいものが好きなのに自分のイメージとは違うからと隠し通していること。
限定のぬいぐるみを譲ってくれたセーラ(瑛茉ジャスミン)とお昼を食べに行くことになりお店の可愛さに躊躇するものの、最終的にはギャップは悪くないものだということに気付きます。

セーラが食べていたエッグチーズバーガーも美味しそうだったのだけれど、玲奈が注文していた、具材をドーナツで挟んだルーサーバーガーがあまりにも美味しそうでした。

外はサクサク、中はもっちり。上、外側にはグレーズがかかっていて、だけど内側にはマヨネーズも塗られている。
シナモンやナツメグが効いたドーナツと、塩胡椒の効いたパティはほんのりスパイシーで相性が抜群なんだとか。
味の想像が付かないから食べてみたいなあ。

もう一つの目玉、ミルクシェイクも気になります。
「私には可愛すぎるんじゃ」とクランベリーミルクシェイクを躊躇う玲奈に対し店員さんが「他にお勧めの飲み方として日本酒でも割れますよ」と。



このドラマに出てきたお店、全制覇したいくらいにわたしの中でグルメバーガーへの興味関心が高くなっています。

ああ、まずはCRANEのルーサーバーガーが食べてみたい。ドーナツで具材を挟むなんて、そんな悪魔的な食べ物が存在するのね。

さあ、このnoteを読んでくださったあなたも、是非グルメバーガーにかぶり付いてみませんか?

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