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カワイイが詰まったエンターテインメント!

物理的な距離の問題も大きいけれど、ディズニーランドよりもサンリオピューロランドがわたしにとっては身近な夢の国だった。

ディズニーランド、シーが夢と魔法の国であるなら、サンリオピューロランドはかわいいメルヘンの国だ。

子供の頃に連れて行って貰った時と、大人になった今ではまた違った魅力を感じることができる。凄いんだよ、サンリオピューロランドって。
ちょっとその辺り、たくさん書かせて貰いますよ。


ディズニーランドのサンリオ版と思われることが多いような気がするのですが、それはちょっと間違い。

規模はピューロランドの方が小さい。
屋内施設なので雨でも嵐でも安心。エントランスのフロアにロッカーがあるので冬場はコートを預けて身軽になって回れるのが嬉しい。エントランスと書いたけれど、ピューロランドは屋内4階建ての施設。

ディズニーランドの最寄駅を舞浜駅と回答できる人は関東以外でも多そうだけど、ピューロランドはどこにあるの?って思われていそう。多摩センター(京王線と小田急線、それから多摩都市モノレール)駅はあまり聞き馴染みが無いんじゃないのかな。

ピューロランドもディズニーランドやシーと同じくキャラクターとのグリーティングもあるけれど、アトラクションの数は圧倒的に少ない。そしてその代わりにショー(シアター)とパレードがメインとなっているのです。


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1階のメルヘンシアターでは現在サンリオキャラクターの「KAWAII」と「歌舞伎」がコラボレーションした『KAWAII KABUKI  〜ハローキティ一座の桃太郎〜』というミュージカルショーが上演されています。
出演はキティ、ダニエル、ばつ丸、シナモン、ポムポムプリン。

中村獅童さんが声の出演をされていたり、鬼のダンスシーンがめちゃくちゃ格好良かったり、鬼ヶ島がローマ字でネオン管で表記されているのもクールだったり、歌舞伎もあればアクロバットもある。もうとにかく豪華なのだ。

プリンとシナモンは一生懸命踊っても手が短くて拍手すら出来ないところが愛おしくてたまらないし、そういうふたりの横で格好良く踊っちゃうダニエルに思わずときめいちゃう。

あとものすごく初歩中の初歩だけど、ちゃんと「ごめんなさい」と「ありがとう」を言えるサンリオのキャラクターたちが大好きなんだと思う。
キティが座頭を務める桃太郎歌舞伎の本番終了後に本物の鬼が混ざっていたというストーリーなんですけど、最終的には「最初は怖がっちゃってごめんなさい」と謝り「個性が強いのは良いことだよ」と鬼を受け入れる姿勢を見せる。一瞬にして子供心が全開に解き放たれて、むしろ子供よりも早く涙ぐんでしまう。


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ピューロランドの1階は「知恵の木」を中心に様々なステージやシアターやアトラクションが集まっていて、ひょいっと通る通路も可愛い。これはキャンディファクトリー。


キャンディーの話の後で恐縮ですが、お手洗いに行くのなら、是非まずは1階『フェアリーランドシアター』横のお手洗いへ行ってみてほしいのです。

フェアリーランドシアターはわたしが一番好きなシアター。滝に向かって合言葉を唱えることによって滝の奥から丸太が倒れてきて、それが架け橋になって木や花がお喋りするフェアリーランドに行ける、というそのシチュエーションは子供の頃何度行っても飽きなくて、ずっとずっと憧れる場所。

そんなフェアリーランドシアターの雰囲気がそのまま表現されているんです。お手洗いでさえも可愛い。

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ちなみに、女の子も男子トイレに行けるんですよ。

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「女性もみていいぜ!!」

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きゃっ!!
お顔は行ってからのお楽しみ、ということで。



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アトラクションの中でも比較的新しいのがストロベリーホールの『ぐでたまランド』です。ぐでたま、一気に人気になったよなあ。

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受付でパスポートに名前を入力して貰い、中に入るとミニゲーム3つと写真撮影2カ所が楽しめます。ミニゲームをするときに名前が表示されるのですが、ぐでネーム(?)に変換されていました。

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ゲーム、結構難しかったな。卵を割ってぐでたまを流れてくるフライパンの上に落とすやつ、あれもう一回リベンジしたい。。

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ぐでたまランド、と名前が付くだけあって様々なぐでたまのお店が並んでいるので見ているだけでも楽しいです。ぐでたま好きなら行くべし。


ぐでたまランドのすぐ隣にあるのが『〜マイメロディ&クロミ〜マイメロードドライブ』です。ふたつしかない乗り物アトラクションのうちのひとつ。

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クロミちゃん経営のレンタカー(だけどマイメロカー)に乗ってマイメロの世界を体験できちゃうもの。なにが凄いって、乗ってから6回も写真撮影されること!「かわいい」に焦点を当てているからこそ出来るアトラクションですよね。
ちなみに全てナンバーが963(クロミ)です。あと、マイメロのリボンのデザインも1台1台違うんですよ。

   

もうひとつの乗り物アトラクションはエントランスからエスカレーターで下に降りてすぐにある『サンリオキャラクターボートライド』で、いわゆるイッツ・ア・スモールワールドのサンリオキャラクター版。

マロンクリームちゃん、パンダパ、グッドはなまるもいるし、注意深く見てみると結構マニアックなキャラクターがいたりする。ゴロ、ピカ、ドン、とかね。ご存知でしょうか。


キティちゃんのお家『レディキティハウス』は改装してとっても豪華になった。わたしは昔の方が好きだったなあ。
キティちゃんだけじゃなく『〜キキ&ララ〜トゥインクリングツアー』というのも出来た。キキララも人気ですよね。

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大人気のフォトスポットとなっています。
キキララはパステルカラーでこれはこれで可愛いけれど、わたしは同じ二人組ならパティ&ジミー推しなのだ。パティジミは色合いがビビットでそこもまた可愛い。

折角なので好きなサンリオキャラクターの話をすると、わたしが好きなのは、タキシードサム、ポチャッコ、パティ&ジミー、ウィッシュミーメルです。
メルちゃんは比較的最近のキャラクター。虹色のしっぽが特徴のうさぎの女の子。いかにもサンリオらしいキャラクターで、そこがまた好き。


さてさて、ピューロランドはご飯もかわいい!

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キティちゃん45周年記念ラーメン。
なぜか大きなかまぼこ付き。笑

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好きなキャラクターマグと好きなムースを組み合わせられて500円!このマグカップの子がメルちゃんです。可愛すぎて思わず購入。ムースはキキララ。
容器を持ち帰れるメニューもあるのが嬉しい。ちゃんとお持ち帰り用の袋も一緒に貰えます。


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知恵の木ステージでの『ぐでたま&フレンズ〜ぐでっと!しゃきっと!ぎゅでっと!〜』も観ました。お姉さんが、凄い。
こんなに仲間がいたなんて知らなかった。


ディスカバリーシアターで上演中の『ぐでたま・ザ・ム〜ビ〜ショ〜』は初体験だったのですが、タートル・トークのようにぐでたまとお喋りができるものでした。ステージ上に上げさせられたり、体験感が凄まじかった。
司会進行のお姉さん、格好良かったなあ。プロだよ、プロ。

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さあそして、お待ちかねのパレードです!
(1日2公演。昼と夕方にやっています)

いま上演しているのは『Miracle Gift Parade』。

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ぽちゃっこー!ポムポムプリンー!!
思わずきゃあきゃあしちゃいます。結構キャラクターたちが近づいてきてくれるのです。間近でバク宙やられたりするのもドキドキする。ダンサーさんたち格好良いんだよね。

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こういうサーカス的な一面だってあるんです。
これ、凄くないですか?凄いんですよ。光の演出も綺麗。

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男の子たちと女の子たち。
女の子グループのいちばん左側がわたしの推し、メルちゃんです。立ち方、かわいい!足、かわいい!ポーズ、かわいい!

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どんな瞬間、っていうのも撮れてました。。
ボンボンリボンちゃんの闇落ち感が凄い。

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このポチャッコの表情の愛おしさったら!

パレードにもちゃんとストーリーがあるのが良いなあと思うんですよね。あと音楽が良い。ピューロのテーマソングはやっぱりいつ聴いても心が踊るし、キティちゃんが歌い出せば「さすがキティちゃん!」って思うし。今までのパレードの中では『ILLUMINANT-イルミナント-』が大好きだったんですけど、あれも曲がすごく良かった。

個人的にパレードのお勧め位置はディスカバリーシアター前。

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パレード終了直前に「それではご移動をお願いします」と言われるエリアなんですが、それは退場口だからなのです。つまりお見送りが出来る!

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ダニエル…片膝ついて、格好良い。

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やっぱり人気なメロディちゃん。安定の可愛さ。

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は、はわわわわ!(言葉にならない可愛さ!)
動くキキララちゃんたち本当に可愛い。

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最後焦りすぎてボケちゃったけど、それでも伝わる圧倒的なアイドル感。さすがのハローキティ。いつも優しい気持ちを思い出させてくれてありがとう。


まだまだピューロランドについては語れることがあるのですが、ひとまず今日のところはこの辺で。ショーやパレードが好きな人には是非一度遊びに行ってもらいたいのです。

まあるい、あたたかい愛をいっぱい貰えると思います。


サンリオピューロランドは「かわいい」がいーっぱい詰まった最高のエンターテイメントなのです。



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