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宇宙規模のグランパーティー!

1月の締め括りにフレンズのNHKホール公演へ。

定時を過ぎて幕が上がると、そこはもう、宇宙!


真顔で踊るえみそん最高。

ステージ装飾がものすごーく可愛かった。
今回のグランパーティー!は装飾からも分かる通り宇宙がテーマなんです。上から垂れ下がっている小惑星や星たちが曲によって変わるのも良かったなあ。
今回の装飾はえみそんがずっとコラボしたかったというクリエイティブスタジオ・クローカさん。フレンズの世界観とばっちりハマっていたなあ。


1曲目『パーティーしよう!』からもう、最高。
毎度のことながら衣装も可愛い。そしてどんな服も着こなすえみそん最強に可愛い。

えみそん、喋っている時と歌っている時のギャップがすごいんだ。喋ってる時は面白くて聴きながら笑っちゃうんだけど、歌い出すとゾクッとさせられる。こんな歌い方が出来たら、歌うの気持ち良いだろうなあって思いながら観ちゃう。


「高校3年生と、大学4年生と、あと、明日仕事辞めるよ〜ってひと〜?」って手を挙げさせてたの面白かったな。これは『咲かないで』の前のMC。

卒業についての話をしたかったえみそん。
「どんな卒業だっていいんだよ。そうだな、例えば…支配とか」
「急に尾崎豊でてきたね」
っていうゆる〜いMCから、圧倒的な歌唱力を見せつけられる『咲かないで』の流れは、ずるい。


スペシャルゲストのズッ友ホーンズ!(フレンズのライブではファンのことをズッ友と呼ぶのだ)フレンズのどの曲に金管を合わせるんだろうって始まる前からわくわくしてた。
絶対にやってほしいなと思っていた『喧騒』が始まったときは飛び跳ねちゃいそうなくらい嬉しかったな。うんうん、思っていた通り素敵!野音で暗くなっていく空の下で聴いたときも良かったなあなんて思い出してうっとり。
『ベッドサイドミュージック』のときのミラーボールも素敵だった。曲とミラーボールがとっても合うんだもの。


急にステージにはMCひろせひろせ1人。

まさかまさかの『スタジオジブリをやめないで』というCDのボーナストラック披露。これ、めちゃくちゃ良いんですよ、曲が。ライブで初めて聴いた。ネコバスに乗って出てこいよ〜!

ひろせさんが去ると突然のブザー音と場内アナウンス。

「ありがとうございました。続いての出し物は、フレンズとその仲間達による寸劇です。それではご覧ください。”類は友を呼ぶ”」


え、なに、出し物だったの?
というか、なに?寸劇始まるの?

って笑いながらワクワクしていたら上から(ロミオとジュリエットで使用されるようなあの場所!なんていうんでしたっけ…)涼平さんと太郎さん。ふたりの微笑ましいやり取りに会場もすっかりリラックスムード。

そして、ちゃんとした出し物(?)いえいえ、これまたスペシャルゲストで登場したのはラブレターズのおふたり。そしてそのふたりのネタを邪魔する涼平さんと太郎さん。

ネタはあの、西岡中学校〜!ってやつ。
ネタなのに上から「泣かないで!」「涙を拭いてー!」と応援して邪魔だと言われる涼平さんと太郎さん。バンドマンと芸人さんのコラボをNHKホールで見ているというその事実にさえ笑えてきてしまう。なんだこの豪華な状況。

さらにスペシャルゲストTEMPURA KIDSちゃんたち登場。悪ひろせの使いでラブレターズを誘拐してしまいます。ラブレターズ奪還のためえみそんと合流して追いかける涼平さんと太郎さん。尚、その頃るいくんは家でロッキーを観て泣いていました。

無事にラブレターズを返して貰うも、今度はるいくんが落ち込んでしまいます。そう、るいくんは聞いてしまったのです。自分がいない場所でみんながるいくんのことを「興味がない」「なんとも思わない」と話しているのを。
フレンズにはこういう時のための曲があるので、それをやるのかな?と思いきやここでまたもや場内アナウンス。

「ただいまより、こちらの寸劇を応援上映とさせていただきます。なお、応援が足りなかった場合にはるいくんの元気が出ず、この後のフレンズのライブは中止になることも想定されます」とかなんとか。そ、そんなぁ!

「るいくんが言われて嬉しい言葉はなあに?」と尋ねるえみそん。「…かっこいい、とか?」と答える、るいくん。意外。可愛い。みんなで「るいくんかっこいいー!」と叫ぶも、足りない。「2階の長野の親戚の声が足りない…」というるいくんから具体的な追加注文が入る。えみそんの「せーの!」の合図の後に聞こえる澄んだ高めの声の男の子の「るいくんかっこいー!」に会場にんまり。最終的には「るいくん愛してるー!」で無事復活。るいくん、そういうキャラだったか。

出し物のラストは「るいは間が悪いよね」からのブラックビスケッツ『タイミング』のカバーでした。超世代。久しぶりに聴いたけどばっちり踊れます。ビビアンスー様と対バンしたいってえみそん言ってたよ。フレンズのタイミングのカバーめちゃくちゃ良いのでお勧めです、が、なかなか聴ける媒体が無いのよね。紹介したかったなあ。


後半戦はテンプラキッズちゃんたちとのダンスコラボが良かったなあ。フレンズのライブにもよく出ているのでもう何度か見ているんですけど、キレがあるのよね。金髪のひとが特にかっこいいんだなあ、と思って調べていたら、え、金髪のひとだけ男性だったのか。今まで知りませんでした。目を奪われるんだよね。

ちなみに東京ドームシティ公演の時、フォトブースの前で友達とせっかくだから写真撮りたいねって話していたら「すみません、写真撮ってもらえませんか?」って声を掛けられて「あ、じゃあ撮り合いっこしましょ!」と返したんですけど、そう、テンプラキッズちゃんたちでした。家に帰ってから気が付いた。

この写真、撮影わたしです。
だからわたしと友達の写真はテンプラキッズちゃんたちが撮影してくれたんだよね。いや、ほんと、ありがとうございます。
(金髪じゃなくてこの時は髪色が紫だったから気が付かなかったのかも、というのは言い訳ですかね)


アンコールで新曲『地球を越えても』披露。

どこを切り取っても好き。ラストの一音も好きだし、最後の方の一時停止するのを何度か繰り返す部分も格好良いし、えみそんが歌うラップパートも良いし、ひろせさんの「ハロー!」箇所も大好きだ。


最後の最後で涼平さんが投げたピックもゲット。

テレフォンズだけど!テレフォンズだけど!!
涼平さんオリジナルピックでした。やったー。


地球を越えて、宇宙も越えて、神泉から産まれたこのバンドは一体どこまでわたしたちを連れて行ってくれるんだろう。

1月頑張った自分へのとっておきのご褒美だったなあ。

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