不気味な妹

母を書く前に、妹が必要となってくる

妹の幼少期は、とにかく臆病
幼稚園でお弁当の中身さえ噛んで呑み込めない
家でも問題になり母が怒鳴り散らしていた
妹は泣く泣く毎日「ごはんですよ」を添えて食べていた

妹は運動神経に長けていた
幼稚園で連続逆上がりや縄跳びの二重とびができた
しかし、なにかと母に甘えていた

そうこうするうちに高校生になった
家の中で誰がテレビを付けていようが気にせず爆音でラジカセを鳴らす
不機嫌な時はあからさま
TVのチャンネル件は妹にあった

夏休みの読書感想文は書かされたし
宿題のイラストなども書かされた
ついでにいうとしつこく肩も揉まされたし足もマッサージした

妹は自分の胸(乳)にご執着であった
昼間の居間で、上半身裸でバストアップクリームを塗り、バストアップ体操
居間を占領してブートキャンプ体操
ブラジャーは毎日手洗いで自分で干す

私がリビングにいても出ていくときは電気を消し
トイレに居るときも電気を消し
幼少に至ってては教科書を破り金を財布から抜き取り友人との交換日記に虚偽の落書きをした
(それを見つけた友人にこれはなんだ!と詰められた)

最終的な出来事はこれだ
家で自由気ままに女王様やってる妹が高校二年でいじめにあい退学
泣き乱れる妹を必死に介護する母(共依存)
私は、しんどかった、鳴き声が辛かった、どんなに妹が嫌いでも
妹は回復した
ダウンタウンデラックスなど観て大爆笑していた
その横で私は悲しくて泣いていた
私は不思議におもって訪ねてみた
「私が泣いてるのになんでそんなに笑えるの」と
妹はこう答えた「お前が泣いてるから尚笑えるんじゃ!!
それが、決定だった

このモンスター妹が出来上がるまで、モンスター母がいる
次はそれを書きたい

そして妹についてはこれだけがすべてではないと記しておく
そして、母編のほうが異様を呈してくる述べておく

#機能不全家庭 #毒母 #毒妹 #いじめ

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