あるデータを送信するとき、一つの問題が立ちはだかった。word文書しか受け付けていなかった。急遽wordに関する検索の嵐を実行。製品版以外に無料版のword onlineがあると知り、早速利用しようとMicrosoftアカウントを作成。作成したのはよいが、オンラインで使う方法がわからなくて右往左往することになる。何とかword onlineにアクセスして既存の文書を貼り付けて保存。もしも製品版のwordを基準にされていた場合、無料版のファイルでも対応できるのか心配になり、提示された雛型に貼り付けて保存後、再度ファイルを開いたら『沙耶の唄』を想起する化けまくりの文字列が現れて頭を抱えた。wordの知識が皆無に等しい状況ながら、この時点で「word onlineでは駄目らしい」という答えに至る。

　もしかしたら駄目ではないかも知れない。相当な醜態を晒しているかも知れない。ただ、こちら未だ一太郎2004の世話になっている身でwordのシステムには全然通じていないのだ。Oh My Godの一言も口にしたくなる。絶望感に駆られていると、ふと家族が製品版を所有していることを思いだした。事情を説明して（大分母を巻き込んでしまった。申しわけない）インストールすることに。ところがドライブにディスクを入れようとすると、またしても難問にぶつかった。

　ドライブが壊れてウンともスンとも言わない。

　幸い兄の外付けドライブを拝借してことなきを得た。それから操作方法がわからないままwordをいじり、間違えて保存したり削除したり一通り暴れた末にdocファイル作成に成功。結局wordで作成したファイルを送信するため家中駆けまわるという、何とも喜劇的な一幕を演じたのであった。wordについてはこれから勉強する。出番のなかったword onlineの活用方法も考えることにしよう。嗚呼、疲れた。

※7月4日追記。この後、追い打ちをかけるかのようにPCのマザーボードが壊れることになるが、その話は別の機会に。