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ナレーション回顧録:MUSIC SOUP 45rpm #28 TOSHI-LOW編

「MUSIC SOUP 45rpm」のために書いたナレーション。
そのアーティスト紹介とエンディングの原稿を再現。
今回はブラフマンのTOSHI-LOW編。
収録場所はRE:BIRTH STUDIO(東京都渋谷区幡ヶ谷)。
放送は2011年8月。
収録が始まっても45曲に絞り切れず、持参したレコードとにらめっこするTOSHI-LOWの誠実さ。


番組オープニング

BGM「Cross Road Blues」by Robert Johnson

音楽は時に人生を左右し、運命を翻弄するもの。
例えば、音楽のために悪魔と取引をしたという
伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。
彼がレコード盤に遺したわずかな音楽は、
あらゆるポピュラーミュージックの原点となった。
わがままな耳を持つMUSIC MASTERたちが、
自分だけの音楽体験をとっておきの45曲に託して語る
栄養満点な音楽番組 MUSIC SOUP - 45rpm -
さぁ、冷めないうちに Bon Appetit.


アーティスト紹介

MUSIC SOUP。
今回のゲストは、
ブラフマンのTOSHI-LOW。

生きるための知恵ある言葉を探しながら、
ロックバンドという美しい風景を見せてくれる
MUSIC MASTER。

背中から、見えない翼をはやし、
遠い空へ祈るように歌う
心優しきアジテーター。

そんなTOSHI-LOWが選ぶ45曲とは?


TOSHI-LOWが選んだ45曲の最後の1曲

ニューキー・パイクス「If You Love Something Set It Free」


エンディング

15の頃に見た夢が
今もずっと続いている…。
そう語るTOSHI-LOWは、
ひとつずつ新しい曲を作ることで、
少年時代の自分から届く大量の手紙に
1枚ずつ丁寧な返事を書いているのかもしれない。

宇宙の源であるブラフマンが、
すべての神々を生み出したように、
TOSHI-LOWは明日もまたきっと、
新しい歌に夢のスパイスをふりかけ、
はるかな旅へと送り出していくだろう。



all photos by komurock@渋谷


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