「左利きの世界」に続き、今回は「弟(182〜3cm)に聞いた・勝手に観察して気付いた高身長の世界」をやっていきたいと思います〜‼️さて、前回は左利きが1人しかいない関係で皆さんにミンギュを想像していただきましたが、今回は180センチ台組の中から好きなメンバーを想像して読んでみてください。

①「満員のバスで気まずい」
何故？と思うことでしょう、私も思いました。これは完全に盲点です。もちろん日本規格のバスの話ですが、バスって半分から後ろが小高くなってますよね。一段だけ階段みたいなのを登って2人がけの椅子ゾーンができている感じです。想像がつくでしょうか…？

そして満員のバスではよく運転手さんから「もっと詰めてくださ〜い」と要求されます。だってみんな乗りたいから。バスの前の方はもう乗客でギュウギュウ、もう後ろの方に詰めるしかない……！
でも、そんな状況なのに180センチくらいの背の高さの人は後ろに詰めてくれません。なぜでしょうか？

そう、こうなるからです。

これを聞いた時あまりの盲点具合に大爆笑してしまったのですが、弟は「みんなそれを知らないから動けって睨んでくる…」としょんぼりしていたので満員バスに乗る機会のある方は覚えておいてください。彼らは頭が上にぶつかって痛くなってしまうのでバスの前方にしか詰められません。全然押しのけてくれて構わないので後ろへどうぞという感じらしいです。

②電車で空気が吸える
これも「は？」という感じですが、満員電車での話です。都内の満員電車は「人間ってこんなに入るんだ…」というレベルかつ、カバンに入れていたランチパックがコピー用紙みたいな薄さにまで潰されるという極限状態。背の低い人だと両側から押された結果足が浮いてしまう時もあるんですね。当然平均身長のあたりの高さには人間の頭が集中しているので空気がちょっと薄くなります。押し合いへし合いしている圧力を除いて考えても若干息苦しいな〜みたいな感じ…

でも180センチ代はそうそういないので(１つの車両の中だとなおさら)頭ひとつ分飛び出ている彼らは天井付近の空気を独り占めできるらしいです。へぇ〜って感じですね！はい次！次はメロいと思いますよ！

③小さきもの、盛れる
173〜5センチくらいまでの人類は1番最初に「小さきもの…」という感想が来るらしいです。確かに自分より10cmくらい低いの人がいたらそう思いますよね…試しに弟の目線とカメラを一緒にして動画を撮ってもらって(撮らせて)みたら170cm骨格ゴリラの私もいい感じに小さく映っていました。

つまり厚底とか履いちゃった日の最長身ミンギュからみたらセブチの半数はちいかわになっているということですね。ウォヌから見たディノちゃんも勿論ちいちゃくて可愛い感じでしょう。それに背が高い人はセルカを上から撮る時の盛れる角度で見下ろしてくる上にこっちはこっちで顔を見るために上目遣いになりがちなので正面から見られた時よりも最低3倍は可愛く見えているはずです。

ちなみに姉だけは幼少期から刻まれた恐れのせいで全然小さく見えないどころか逆に自分より大きく見えるのが姉持ち高身長あるあるだそうで、このネタで強い共感を得て友達になった子もいるそうです。
許せない。

(上目遣いの例)

(姉に対する認識)

④ドアにメモを貼る時
みなさんは明日絶対に忘れちゃいけないプリント類だの手続きだのがある時や一緒に住んでいる人にちょっとした伝言がある時に、玄関やリビングのドアにメモを貼ったことがあるでしょうか…？最近はリマインダーを設定したりLINEで送ることも増えたとは思いますがある前提でお話ししていきます。

これです。

だいたいメモは無意識に自分の目線と同じ高さに貼るのでこうなります。いや位置たっっっっっか…と何回思ったことでしょうか。ちなみに私たちの目線の高さに貼ったメモはあんまり視界に入っていなかったらしく、伝言が伝言されませんでした。

⑤シンプルに頭をぶつけるしはみ出る
台所ではレンジフードに頭をぶつけ、電車ではドアだの網棚だのに頭をぶつけ、おばあちゃんの家のドア枠に頭をぶつけ、旅行先で昔の家に入って見学してみようとしたら入り口の藁葺き屋根みたいなのが頭にささり、高くて怖いからと愛犬からは抱っこを拒否され、布団は普通のサイズだと足がはみ出るかめちゃくちゃギチギチになるというシンプルなダメージが日々襲ってくるそうです。これに関してはもう少し丁寧に動けばいいのでは？という感じもありますがそこそこあるあるな事なんでしょうね…

いかがでしたでしょうか？私はバスの話が１番面白くてちょっと切ない感じがあるのでお気に入りです。ちなみに背を伸ばす秘訣を聞いたら「牛乳好きで水みたいにのんでるからそれ」「あとはよく寝る」と言っていました。意外性が皆無ですがぜひ参考にしてあげてください。