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クックパッドサマーインターン2019「6 Day Product Design」コースに参加して


🌟クックパッドさんのサマーインターンデザイナーコースに参加してきました!


🌟メンターさんとして圧倒的にお世話になったふじけんさんのブログ


こんにちは!みよし(Twitter:@5gjpt)と言います🙋
いつもは大学でデザインを学んでたり、サービス系ベンチャー企業でデザインをやらせてもらったり、美術館で学芸員って展覧会ってなんだろねーとか考えてたりしてます。初noteで長くなってしまったかもしれません...(相場がわからない)ご注意いただければと!

🐣はじめに

(昔から料理レシピサービスという一つのサービスを運営し続けている!のが個人的にとてつもなくすごいと思う)クックパッドさん👨‍🍳が
学生デザイナー向けにインターンを行なってくださっているのは去年から知っていて、個人的に今年の夏は社会で使えるデザインみたいなのに挑戦するぞ!と思っていたので応募させていただいて参加しました。

他にもインターンはぼちぼち参加させてもらったのですが、致し方ないものの守秘義務が強く与えられてるものが多い中、むしろハッシュタグで呟いて!ブログに書いて!って推奨してくれるクックパッドさん、良いものはどんどん共有していこうっていう姿勢が好きです…

🐦Twitterハッシュタグの様子🐦


1日目 オリエン+講義

1日目は
サービス開発どうやってやるの?クックパッドではこのような考え方で作っているよ!🍳
ということを教えていただいて、それに基づき実際に短い時間で企画しプロトタイプまで作っていきました。

そしてこの講義のほとんど全てが詰まっているスライドも公開されていたので引用させていただく…(ふじけんさんのブログより引用)

この日は「パートナーのいる若手社員のおでかけの問題を解決するスマートフォンアプリ」というお題の元、班でプロトタイプまでを制作…

一日目の中で感じたのは、実はこの日以降もどんどん体感することになるんですが、やっぱり
「言葉で議論するよりもどんどんモノにする」って強いなあと思いました。
何よりも相手に伝わりやすいし、もしそこで方向転換が必要だったらすぐ捨てて引き返すことができる。

そう思いつつ、このこと自体も、実際に体感していかないとなかなか染み付いていかない…

やっぱり未完成のものを見せるって恥ずかしいんですが、そこのプライド捨てられる意思をいつも持てるようにしたいものだなあとつくづく思います。🤔

パートナーアプリ_アートボード 1

⭐️実際に制作したプロトタイプとクックパッドオリジナル価値仮説シート。簡単にいきたい場所を絞り込めて、行きたい場所を探す面倒臭さを回避してくれるサービス


プロトタイプ発表後は、エンジニアチームさんとも交えて懇親会という名の「班別料理バトル…!」
クックパッドさんならではだなあと思ったんですが、予想以上に面白い…!
チームで料理を作るって多分初めてだったと思うんですが、もう絶対仲良くならざるを得ないような不思議な魅力があるなあ…とキャベツ千切りしながら思いました。すごい!料理!

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キャベツの千切りは審査員の方になかなか斬新な千切りだねとのクリエイティヴ高めな評価をいただきました
みんな見た目的にも味的にもうまかった…!💯

実はデザイナーコースは、サマーインターンシップ全日程の中でも5日目からの参加だったので、もうなんだか暖かい空気感ができていて、居心地がとても良かったです!◎

2-6日目開発編

料理にまつわるあるお題をいただき、エンジニアさんとペアを組んで「料理をするユーザーを楽しくさせる」サービス開発を今度は企画から実装まで行なっていきました!

LINEや対面でインタビューを行っていく中で、課題は多く見つかるものの、人の気持ちを「楽しくする」ことってなんだろうと、かなり悩みました!
今までサービスデザインで体験してきたものも、いわゆる問題があって、それを解決するといったことが多く、「楽しくさせる」ことを意識して行ったことがなかったので、これは難しかったです…🤔
答えが出きらないものの、
1日目を思い出し「とりあえず目で見えるモノで示す!」
ということでCrazy8(8分で8個のアイデアをなんでもいいから紙に書いて出す。)

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やっぱり形にすると不思議なんですがひとまず納得する案がとりあえずでも纏まるもので、「大学に共同冷蔵庫を設置し余った食材をシェアできるサービス」を作っていこうということになりました。

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⭐️プロトタイプも制作。
「余った食材を入力して食材のシェアでコミュニケーションが取れる。友達もできて一石二鳥!」というもの

あ、なんかいいんじゃない?楽しそう!とペアのエンジニアさんと盛り上がってたんですが、メンターさんに
「形にしたんだったらとりあえず実際にキッチンに立ってためしてみよう」
とお話しいただき、最小限に実装(紙に書いたものをMarvelで動かせるようにしただけ)して試作サービスを実際にキッチンでためしてみることに。

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(クックパッドさんのオフィスには入り口すぐにキッチンと食材が用意されておりいつでも料理ができるようになっている…!)

すると実際にやってみると予想に反してこれがあんまり楽しそうなイメージが湧かなかった…😔
冷蔵庫を見れば
・誰がどんな保存処理をしたのかわからない食材を使いたいと思うか?
料理後の疲労からは
・余った食材をいちいち入力して共有冷蔵庫に持っていくか?
・そもそも友達が欲しい人はこのアプリで繋がれるような料理友達を欲するか?
などなど様々な疑問点が浮上…

読んでくださっている方にはそんなの体験しなくてもわかることじゃないかと思われる方もいるかと思うんですが、実際にサービスを作ってる側としては熱が入ってしまってるからなのか、なかなか実際にやってみないと気づけなかったです。🤔

💡頭で想像することと、実際にやってみた結果って、全然異なることが普通にあるんだなあと痛感しました。
でもそれも、「最小限でいいからとりあえずモノにして試してみる」ということを教えていただいてやってみたからこそ、この段階で気づけたことでした。

その後インタビューを見直したりして方向転換を行い「楽しく料理を続ける」ことを重視し「料理を記録する楽しさ」にフォーカスしたサービスを制作しました!🍳

ポートフォリオ_クックパッド-05

🌟自分が料理をして撮った写真を簡単に手元に残せる形として残せるサービス📷🍳

これも、自分たちでも試作を使ってみたり他の方に使ってもらったりしたんですが、
今度は自分たちが想像していた以上に実際に使ってみたら面白い!楽しい!と言ってもらえる・思えるサービスになりました。

スクリーンショット 2019-09-17 21.40.28

🌟掲載許可いただいためっちゃ笑顔くれた二人…流石の鋭いフィードバックいただきながらも作ったサービスで笑顔もらえたの今見ても嬉しいです

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↑めちゃめちゃ吟味してるように見える私

プレゼンの際にもこの楽しさを審査員の方に実感してもらえるように、ギリギリまで準備していたのですが、プリンター等機材のセッティングが思い通りに行かなかったこともあり、そこはうまくいきませんでした...
上手にプレゼンできていたら「このサービス、思っていた以上に楽しいぞ!」と感じてもらえた自信があったので、そこは悔しかったです!😂

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プレゼンの準備不足、UI面や印刷したあとにその紙をどう使うかなど、いただいたフィードバックだけでもまだまだ課題は山積みだったのですが、
難しく高い目標であった「日々の料理を楽しい!と思ってもらうための、価値づくり」を自分と相方のエンジニアさん2人で、わずかでも体感できたのではないかと思えたことが、デザイナーとしてはとても嬉しかったです!◎

他のペアのサービスもそういう体験でそういう価値を与えるのか、なるほど………..の連続でした!😳

6日間、作ろうとしているものの中で、色々と良い意味でも悪い意味でも現実が想像を裏切ってくれることが多く、
でもそこにサービス開発…面白い…って思わずツボにハマってしまうような魅力を感じました。
エンジニアコースのみなさんにもインタビュー等で存分にご協力いただき最高な皆さんのおかげで本当に楽しかったです…!🙏🙏

ものづくり、良い!ここはやっぱり想像を裏切られませんでした!

🐥感じたこと

🌟サービスデザイン制作の最大の特徴の一つは最小限に実装するだけですぐ試せるということ、だからこそその特徴を存分に生かして制作して行きたい!

🌟楽しくさせるサービスであれば、UIは使いやすいということだけではなく工夫次第で感情である楽しさも感じさせるものに発展できる

🌟未完成で人に見てもらうことを恐れない、自分も未完成であるモノに対してオーバーなぐらい受け入れて行きたい...

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開発を通して自分の課題もたくさん見つけることができました。いつかまたみんなでのものづくりに自分も加わっていけることを夢見て気持ち持って行きます!

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました😁

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