「WINNER新登場記念🎉試合予想キャンペーン!」に挑戦してみた結果

概要

  • Jリーグの試合結果予測キャンペーン,商品のiPadにつられて参加してみまし.9試合中予測を当てられた試合がありました.iPad当選の連絡は来たのでしょうか…?

本編

1試合ごとに勝敗予測して購入できるスポーツ振興くじ「WINNER」の発売記念として上記の記事(払戻率がすごい(どっちにすごいとは言っていない))を書きました.

同時にサッカーメディア9社が10月1日の9試合(J1が8試合,J2が1試合)の予測キャンペーンを展開していました.商品はiPad!元手が無料なら払戻率とか関係ない!ということで,このキャンペーンに乗ってみました.

やってみたこと

各チームの得点を予測する課題です.
サッカーの得点はポアソン分布に従うことが知られています.

各チームの平均得失点から対戦時の予測平均得失点を推定する関数は自作済みです.

とはいえ,60%が1点以下となるサッカーの試合,予測の最頻値を採用するとほぼすべて1-1となってしまいます.それでは面白くないな…と思い,「他の参加者の予測を収集し,iPad当選率が最も高くなる得点パターンを採用する」としました.

数値例として,名古屋対横浜FMの試合について示します.自作の期待得点計算機に基づくと,それぞれの予測平均得点は(0.88, 1.61)でした.ここから各得点の組み合わせの確率を計算したものが下図です.

各得点の予測生起確率

0-1が最頻値ですね.

そして,「キャンペーン対象ツイートのURLを含むツイートを検索」します.引用RTはツイート内に元ツイートのURLが含まれる仕様なので,これを活用します.MATLABにはtwitter関連の関数もあり便利!

本文の数値文字列を取り出し,先頭からの2つをホーム,アウェーの得点とみなします.ここででかい問題に直面したのですが,予測得点をホームーアウェーの順に書いていない方,「スコアレスドロー」などの表記,全角数字,などなどを結構お見かけしました….チーム名が明記してあるなど,もちろん読めばわかるのですが,その電算的処理をきっちり書くのは面倒くさい(そこまで頑張るキャンペーンではない)です.既知の問題で今後の課題として無視することとしました(苦笑

そうして得られた予測件数がこちらです.

各得点の予測件数

最頻値は1-3.チームの実力からするとまああり得るかな,といった結果です.

そして,「この予測に自分が1票加えたとしたときの,(得点の生起確率)x(当選確率)=(得点の生起確率)/(得票数+1)を各得点パターンごとに計算します.これが最大のものが「最もiPadを獲得しやすい予測」(のはず)です!

各得点の予測当選率

0-0が予測当選率を最大としました.9試合通して0-0の予測は実際に起きるよりも少ない傾向にありました.実際の得点割合の認知ミスや,得点を多く見たい願望(予測するのはひいきチーム関連が多いはず)などが関係しているかもしれません.

これに基づき,以下の予測を行いました.

WINNERキャンペーン予測

大半が0-0,一部0-1や2-2の予測が織り交ぜられています.予測当選確率の合計は0.14なので,参加費無料でiPadに挑戦するには悪くない数字です.ただしTwitterの検索漏れや,これ以降の予測(締め切りまで8時間くらい残っていたはず)があるのでもうちょっと小さいはずです.

結果:得点は1つ当たったが…

名古屋対横浜FM.今の実力差であればスコアレスドローは合格点.いざ!

前半16分で予測が外れるのみならず…な結果となってしまいました.

それ以外の試合のうち,予測が当たっていたのは1試合.G大阪対柏の0-0でした.

よーし,この試合の0-0は手元の抽出だとそこまで人数多くないから…と元のツイートをよく読みなおすと,

「予想を投稿した方の中から抽選で1名様に」

ひょっとして,得点を当てる必要はなかったのでは???

ということで,当選の連絡お待ちしております!!

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