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ぜんぜんむりむり過多つむり 24/04/16

この日は調子が悪い寄りの日だから、読むの注意!

緩衝材として挟まれる道端のシロの写真

冷凍倉庫のアルバイトを入れていた。
倉庫業務と言えど内容は多種多様で、場所によっては全く合わないことがあることがわかった。シンプルに体調を崩した一日だった。

……何より恐ろしいのは、親知らず抜歯後に抗生物質を飲んで安静にすべきところで-30℃の冷凍倉庫バイトを試そうとした、金銭や努力における焦りの気持ちだろう。なんか色々思い出して一日BADだった。
誰しも皆、過ちはあるが、間違い方を間違えちゃダメだ!

朝7時に起き、親知らずを一本抜歯した前日の日記を書いた。
朝に書くか夜に書くかで言えば、圧倒的に夜の方が文の調子も睡眠や生活習慣の調子もいい気がし始めている。

情報ノイズをアウトプットする、というのが大きな目的としてあって、ブルーライトを浴びる行為と言えども気持ちを吐いてからの方が寝つきが良い。というか朝の頭が働いて無さ過ぎて、書く時間も増えがちになる。夜に時間取る生活にしよう!

時間の採算がつけられず、ギリギリで出発した。歩いて30分。ちょっと焦ったし、外も暑すぎて軽く汗をかいてしまった。

変に感覚を研ぎ澄ませようとしているわけじゃないが、この日は一段と嗅覚や聴覚が過敏だった。11時半から17時半までの6時間勤務、うち休憩が1時間。

ここが向いてないよ!!!-30℃冷凍倉庫!!!

・90分→30分休憩のサイクルが繰り返されるため、防寒着の着脱が頻繁に行われる→汗の臭いや寒暖差への神経の切り替えがストレスになる
・その環境で一斉に休憩に入り各々コンビニ飯を食べるので、あんまり美味しくはない
・マイペースに単純業務を託される荷流しと違い、検品しながら時間制限に追われる見るところの多い作業→マルチタスク寄り
・任される範囲が明確に決まりきっていないため、他人との連携がそこそこに発生する→大きなミスへの叱責が自分の中で生じやすくBADに入る
・かと思えば暇なときは異常に暇で、ウロウロして寒冷に耐えるだけの時間が発生する→神経の切り替えが極端なのでしんどい
・作業上、無音とレーンが流れる音が微差の周期(全員が検品を終えたら動く)で巡るしコンテナ作業の爆音が響く時もある→気が狂う
・そもそも寒冷で無理やり圧倒的に孤独な気持ちになる
・防寒着(胴体)と末端の冷えのバランスが全く取れない

五感がほぼフルに不快だったので、(視覚も意識に引っ張られてホラー映画やThe Backrooms的だった)割と簡単に現実味を失った。感覚を遮断しているような感じで、こうなると平気で大ミスをする。
飲食店でも調子が悪い時にはあったのだけど、表情を使う必要がない瞬間に顔と瞳が一瞬で死ぬ、懐かしい感覚。このまま冷凍マグロになって出荷されるかと思った。汗をかいたのが冷凍倉庫で冷え切る原因にもなっちゃった。ぴえ。

継続的なストレス下において大きなストレスが自責と共にやってくる、みたいなあの感じ。全然飲食店よりも向いてなかったかもしれない。

普通に頭を手の平の下の方でガンガンして興奮させてたり、怪我した瞬間だけうおお~いけるいけると思ってたりした。当然のように無理をしちゃったけど、理解できただけ可。
”無駄に感じ取りやすい”ことによるストレッサーの増幅を久しぶりに体感した。

逆算すると、自分にとって働きやすい環境は

窓の外からでもいいから日の光(視覚)と、
外の風や芳香(嗅覚)と、
不快にならない程度の・または遮断できる雑音(聴覚)と、
心地よい程度の末端神経や身体を動かす刺激(触覚)と、
欲を言えば飴やお茶を摂って大丈夫だったり適切な食事休憩が取れたり(味覚)と、
心理的に不快が少ないコミュニケーション環境(心理)と……

ということになる。全部満たすのはほぼ不可能とはいえ、最初の倉庫バイトはそんな感じだった。もっと言えば、ちゃんと仕事が効率的にデキる人ならこういうオフィスにもゆっくり時間をかけて就けるのかもしれない。それとストレスの多さは別としても、心地よさを優先すれば急に調子を崩す原因は減りそうだ。

基本ずっと合わね~~~……という感じが顔に出てしまい、でも身体は動くのでハイハイ合わない労働やストレス環境ってこうでしたね、とフラッシュバック的な感情にもなった。
モード:怯えになって、他人のしかめ面への認識がとにかく速くなる。というか一緒に働く人が基本的に寒さに堪えようと闘争モードに入るから、怖いって!!!!!と思いながら作業していた。扁桃体がうんぬんかんぬん。

目元が阿部サダヲで口元が佐藤二朗で髪型がソフトモヒカンの優しいおじさんが横にいてくれたので、その人の顔をチラ見してなんとなく安心しながら作業し、休憩中にホッカイロを譲ってもらうなどした。
なんかこういうご厚意を賜ることが心身の調子に関係なく多い気がして、他人から見た時の自分ってどんだけ小動物的なんだ??と思う。ありがて~大人になりたいけど、まだまだずっと先だなぁ~。

業務終わりに「ここ休憩多くてありがたいですよね」と会話され「タハハ……(それが嫌ですごめんなさいごめんなさいごめんなさい)」となっていた。

そういや業務中もストレスに引っ張られて「すみません」が出てた。前職では「謝る必要ないよ!?」って何回も言われたっけな~~~。
連携取った時って本来「ありがとうございます!」フランクなら「あざす!」でいいんだけど、なんか極度のストレスに入ると癖みたいに謝っちゃうんだよな。気持ちがグチャグチャになってとりあえず、というか。

プライベートだと言葉に気持ちが引っ張られないように「そ~り~!」と言うようにしていたものの、こういう場って悲観的になると対処が意味不明になる。

女性だとありがちなのかもしれないっすネ。こういうのが時間で治りがちなの、場数を踏むのと感受性が死んでいくからだと思う。両親がそうだった。

https://x.com/a03/status/1780152891241857438

……ちょっとヤな感じのツイートなので隠しながら。こういう時に新社会人やらなんやらでこういうのが目に入ってしまうし、やっぱついったーはキツい!正直なところ態度や伝え方と雰囲気の問題だと思う!短い文面だけじゃ状況が整理不可!

 身をやぶるよりも、心を傷いたましむるは、人を害そこなふ事なほ甚だし。

徒然草 第百二十九段

痛みや寂しさの感じ方と対処が人と違う気がするけど、辿っていくとそういう人がそこそこにいるから安心する。兼好法師だってかなり拗らせているし。

その後、気が触れてしまったので帰ってシャワーで体の温熱を取り戻した(つもりになった)あと10km走るために1時間歩いた。怒りに任せてるような感じ。

今考えると親知らず抜歯後翌日ってのも含めて安静にすべきだ。こういう選択の誤りを、日記に書いてないと気づけていない時がある。かなり反動的に世界が美しく見えて、あ~……制御が……と思った。伝わらない前提で書くと、Mrs.GREENAPPLEの曲くらい一日で気分が転調してた。

走っている時はそれこそランナーズ?ハイで「えっ!?!?まだ3分の曲が10クレジットぶん走れる……!!!(残り30分)」と思うのだけど、帰り際に「アッアカン風邪引くわコレ」となった。着替えてなおビシャビシャ。足裏にマメもできたし皮むけみたいな痛さもあるし。

だからアレだけ同じペースで継続しろとだな~~~!

帰ったのは21時。食欲はあるので素晴らしい。すぐに黄色い痰が出て、ちょっと喉風邪っぽくなっている。ちなみに4月17日もそこそこ午前に予定を詰めてしまっていて、それはまた明日の分で書かないとだ。

なんかこう、素直に書いてるぶん楽しい気持ちを吸ったら楽しく書けるし、しんどい気持ちを吸ったらしんどく書いちゃうから、ここらへんはご愛敬で。生きるペースも情報の消化もカタツムリみたいなところがあるッス。

でんでんむしむしかたつむり~♪
お前の弱点(ストレッサー)はどこにある~♪

谷川俊太郎ってお下品なんだけど、排泄や人間の快をド直球に書いてる気がして好感度が上がる。
「ぼくはぼく」の中に入った「うんこ」の詩を図書館で読んだ時にピタッと「ストレスの話だな~」と思った。
インプットやらアウトプットやらでカッコよく言えるけど、その実うんこでは?と思う時が……この話やめよか!!!!!調子悪いとこの部分出てきちゃうから!!!!!

シンパシー。

こなまるでした。

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