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音楽

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音楽にまつわるエトセトラです。
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雨の日にほしくなる音楽のこと

肌寒い雨の日。 気分もあまり上がらず、外から帰ってきてからもわたしにしては珍しく音楽をかけずに過ごしていた。いつも部屋は音楽で満たされているのに。 やるべきことにカタをつけ、お風呂にお湯がたまるのを待ちながらこのnoteを書いている。 何を聴きながらnoteを書こうか。ふと開いたYouTubeで、ジャズがおすすめに上がっていたので、何の気なしにクリックしてみた。 軽やかな、それでいてしっとりとしたピアノの旋律が耳に心地よい。 ああ、こういう音楽を今日のわたしは欲して

最後に泣いたのはいつですか?

 最近の私はちょっと涙もろい。ここ1年近くはほとんど泣いていなかったのに。  基本的に、「泣いても物事が変わるわけじゃないしな」と思っている節がある。でも同時に、「泣いてもどうしようもないからこそ泣くのかもしれない」とも思っている。それはきっと宇多田ヒカルの『time will tell』の影響だ。この曲はこんな歌詞から始まる。 泣いたって 何も変わらないって言われるけど 誰だって そんなつもりで泣くんじゃないよね  まあ、「泣き落とし」目的のこともあるかもしれないけれ

決戦は何曜日?

 ドリカムの『決戦は金曜日』は言わずと知れた名曲。木曜や金曜にこの曲を聴く人も多いのではないだろうか。1992年発表のこの曲は、30年近く経つ今でも全然古びない。 この夜が だんだん 待ち遠しくなる はりつめた気持ち 後押しする この夜を どんどん 好きになってくる 強大な気持ちが 生まれてる  私の友人は木曜や金曜になると『レ・ミゼラブル』の『One Day More』を聴いて士気を高めるのだとか。この曲ではいろんな登場人物が入れ替わり立ち代わり歌っているのだが、印象的