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情熱の「色」は何色?

『情熱大陸』。言わずと知れたドキュメンタリー番組の代表だ。

最近久々にこの番組を見て、以前、この番組プロデューサー(当時)の福岡元啓さんと、番組出演者の作家・石井光太さんのトークショーに参加したことを思い出した。2014年、下北沢の本屋B&Bでのこと。

その中で印象的だったのが、QAタイムで「情熱とは何か?」という参加者からの問いを受けて広がった

情熱の「色」は何色か?

という話。

「『情熱大陸』のロゴって、青なんですよねえ…。赤じゃなくて。」

と福岡さん。確かに当たり前のように『情熱大陸』=青のロゴだと思っているけれど、大抵の場合、「情熱」のイメージは赤だ。スペインの闘牛とかフラメンコとか。

一時的に燃え上がるような「情熱」もあるけれど、ふつふつと静かに持続するような強い感情、それも「情熱」と呼べるのではないか。そんな話が出ていた気がする。

作家の石井さんも、何かに夢中になっているように思えても、必ず俯瞰してそれを見ている自分がいるという旨のことをおっしゃっていた。

情熱。最近、「書くの好きなの?」と何人かに聞かれた。「好き」とか「嫌い」ではもはやない気がする。14歳から日記を書いていて習慣化されている部分もあるし、私にとって「書く」ことは空気を吸うみたいに当たり前で不可欠な行為だ。それを「情熱」と呼ぶ人もいるのかもしれない。

あなたにとっての「情熱」は何色ですか?

<参考>


ありがとうございます。いつかの帰り道に花束かポストカードでも買って帰りたいと思います。