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Reading "労働2.0 やりたいことして、食べていく"


今年の3月に発行された、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(以下あっちゃん)の著書。

話題になっていて気になっていたのと、お金2.0を読んだことで、「○○2.0」に惹かれるように(単純)


今回は読んでみて、「だよね~!」って思ったことと「なるほどなぁ」と思ったこと、そして私が感じた「あっちゃんという人」について感想文的に話します。

(ネタバレを含むので注意)


1. 「だよね~!」ポイント

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これは、大手でも中小でも当てはまる気がします。

私の前職は大手企業で、よく仕事するな~頭切れる人だな~と思う人はかなりの割合で3年前後で転職していました。もちろん中には残る人もいるけど、その会社で確固たる地位を築いてました。まあ私は前職を1年ちょっと辞めた人なので、仕事ができる人ではありませんでした(笑)

考えればそりゃ当たり前か、と思うんですが、GAFAみたいな超絶キレッキレ企業の人たちは事情が違うかもしれないけど、

優秀な人は向上心があるし吸収し続けて自分のスキルや経験値を上げる、だからある程度そこで仕事ができるようになればまた新しい環境へ身を置いて、自分の市場価値を上げようとする。

ジェネラリストの言うことのように聞こえますが、スペシャリストでも同じで、例えばマーケターだって様々な企業のマーケティング部で経験してスキルを上げていくことは知見も広がるし、俯瞰的な視点も身に付く、と思うのです。


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いやまじで、これ。

やりがい搾取ってよく言いますけど、どんなにその仕事が好きでやってた事だとしても、自分がほかの趣味や好きなことをできる報酬が貰えないと、やってらんないですよね!

私はお金欲しい人なので(笑)、超共感~!ってうんうん頷きながらこのページ読んでました。

旅行も好きだし、ファッションも好きだし、アクセサリー作りもするし、素敵なカフェにもたくさん行きたいし、フェスも好きだし、将来は素敵なマイホーム建てたいし、、とか考えてるので必然的にあ~人よりお金必要な人間だわって思ってるわけです。

「お金を稼ぐこと」が卑しいことだと教育しがちな日本は、稼ぎたい!とか言ってる人を嫌な目で見ますが、そんなことなくて。

お金を稼ぐっていうのは、それだけ社会に貢献してる、必要とされてるってことなんですから、なんなら胸張っていいんです。


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これ、未だに遅くまで会社に残ってる社員を「頑張ってる」、早く帰る社員を「サボってる、大して頑張ってない」って思う人多くないですか???

たしかに長い時間掛けて頑張ってると言えるような仕事も中にはあるかもしれません。

ただ、一日に10時間も12時間もなんならそれ以上働いてる人が、その中でやってること、なにか確かめたことあります?中身を開いたら全然進んでないだけかもしれない、単純に業務量多過ぎて上司の采配がおかしいだけかもしれない、そんなことがあるのでは?

単純に長時間働いてる人が偉いって考えは、本気でこの世からなくなって欲しい。

私の話で言えば、定時で帰れることは多いけど、朝タスクを整理して、優先順位つけて、どのタスクに何時間で終わらせるって言うのをきちんと行ってるからであって、気楽に仕事をしている訳では無いのです。。

そんな中で発生する、先方を説得するコミュニケーションだったり、社内と社外のベクトルを揃えるように動いたり、公開するものの責任を負っていたり、時には精神的な負担もあります。

何が言いたいかと言うと、長い時間働いてる人だけが偉いわけではなく、どんな仕事をしてるか、どんな風に仕事をしているか、結果を出しているか、という視点で評価する企業がもっともっと増えるといいなと思います!


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そりゃ飽きます。同じことずーーっとしてたら。

ルーティンワークがめちゃくちゃ苦手なんですね、私。やれるけど、飽きちゃうんです。モチベーションが下がってしまう。

要は三日坊主なんですよね。続いてることってなんだろう、一時期やってなかったけど、バスケットボールとか…?あとスケジュール帳書くことぐらい…?(笑)

好奇心も高いけど、飽きも早い。

でも、あっちゃんはそれで良いって書いていて。

芸人だからずっとお笑いだけすることはないし、俳優業やったり、アパレルやったり、歌手もやったり、それで失敗もあれば成功もある、そこから色んなことを学んで、別の仕事で生かせる。

凄いですよね、飽きることをポジティブに捉える、その考え方捉え方。

成果を出してる人は、基本前向き、落ち込んでも一瞬で開き直る。Super Positive People!


私も見習おう。


2. 「なるほどねぇ」ポイント

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これ、前回のnote記事「広報女子のパラレルキャリアのつくり方」に行ってきた!#レポ でも記載しましたが、(下記参照)

1万時間かけたことって100人に1人ぐらいの出来ること、になって、それが3つ合わさると1/100の3乗で100万人に1人になる、って話です。

私も

・絵やデザインはそこそこ描ける(アナログだど)

・広報(まだまだ修行中!)

・〇〇〇〇〇〇 ←あとここ

って感じで逸材になれるよう自分の売りポイントを見つけてみます!


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いつから、「プロ」って言えるの?何が出来たら「プロ」なの?って明確な指標なんてないですよね。

スポーツ選手はプロ契約ってものが存在するけど、それを除いた職業の人たちは、何をもって「プロ」?ってなりますよね。

あっちゃんは、お金を貰ったらもうその時点でプロだと言うのです。

たしかに、自分の仕事を認めてもらって、報酬が発生したらプロですよね。

じゃあ、私がかつて描いたとあるバーのチョークアートも報酬を貰ったから、チョークアートのプロなのかな…?

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というのは置いて、この言葉は自分の「できること」「得意なこと」そして、仕事に自信を持てますよね。

なるほどって思うと共に、この言葉に励まされた気がします。


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嫌いな人・こと、苦手な人・こと、ってある人がほとんどだと思います。

嫌いだから、苦手だから、避けるのではなく、そんな人にこそ、自分にないものを持っていたりするもんです。

まあ、避けられるものなら避けてもいいと思いますけど、仕事してたら避けられなかったりしますよね。

そんな時こそ、よく観察して、実はこんなことは長けてる、尊敬出来るってところを見つけるんです。嫌いなもの苦手なものから学べることは意外とありますよ。


3. あっちゃんという人

私は、読んでいて、「あ~なるほどね~、わかる」みたいに共感したいポイントが言語化された時のあの気持ち良さ、あれが好きなので小説より俄然ビジネス本を読むようになっています。

キングコング西野さん、ホリエモン、前田裕二さんなどの著書を読んで、この人たちの中であっちゃんが一番一般人に感覚が近いのかも??と思いました。

今挙げた3人は幼い頃もしくは学生の頃からずば抜けた思考力とか行動力があって、考えたことをすぐ行動に移せる力が秀でている。あっちゃんも今やその一人ですが、芸人になるまでは、いわゆる大多数の一般人と同じような生活をしてきた上で、の話をしているように感じました。

彼の本の中で発する言葉の節々に、常に謙遜の気持ちはあるものの、培ってきた経験や実績が自信となって堂々と発言しているように感じるのです。

経験や実績からくる自信と、根拠のない自信、どちらも大事ですけど、言葉の重みは前者が圧倒的にある。

心にずーーーんと、響く。


テレビであんなに自信に満ち溢れていて、堂々としているあっちゃんの、人間的な部分も垣間見えたような気がしました。

一般人の私が何ほざいてるんだって感じですが、マインドセットされるし、何かしよう、したい、と思ってる人にはオススメな本です。



では。












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