音楽トーク : 私にとってのBlur
音楽についてのフリートークを少々。
noteはクリエイターっぽく使ってる人が多いからどうしても萎縮してしまうけど。
書きたいことがあったら書くスタイルでいこう。
今回、相互さんのnoteからBlurの話題が出たので、自分にとってのBlurの思い出などを綴っていこうと思う。
【Blurについて】
まず、Blurってなんぞや?と言う人もいるかもしれないので簡単に説明を。
【Blur】
英国・ロンドン出身のロックバンド。
90年代のブリットポップ期に活躍し、現在までにオリジナルアルバムを通算9枚リリース。
3rdアルバムから直近の9thまで全英1位を獲得(3rd『Parklife』は翌年のブリット・アワードでベストアルバム賞をはじめ他4部門を受賞している)
2度に渡り長期の活動休止期間を経ている。
※もっと詳しく知りたい方はWikipedia先生をご参照ください。
私がBlurを知ったのは遅く、存在に触れたのは2009年頃だったと思う。
最初はOasisのライバルという事で、なんか面白そうだなと興味本位で聴きはじめた。
ちなみにOasisに出会ったのも遅く2008年頃だった(そもそも洋楽自体を聴き始めたのがかなり遅かったのです)
【一番最初に聴いたアルバム】
一番最初に聴いたのは5th「Blur」だった。
セルフタイトルだしこれが1stアルバムだよね
‥って思ってたら5枚目だった(笑)
このアルバムはそれまでのポップ路線とは一線を画し、ギターを歪ませたオルタナ方向に色を変えている。まぁ私は初めて聴いたので「これがBlurかぁ」くらいにしか思わなかった。
Beetlebumは最初はただのんびりした緩い曲だなと思っていたけど、ドラッグに関する曲という情報を得てからは、聴くたびに麻薬を喰らった気分になっていたから不思議。
とまぁ、Blurは齧る程度に聴いていたけど、その時期はとにかくOasisにぞっこんLOVEだったため、あまり興味を持てず数ヶ月が過ぎる。
【映画「No Distance Left to Run」】
そんなある日、Blurのドキュメンタリー映画が上映しているという情報が飛び込んできた。
「最近Blurを知ったしチョット観てみたいかも」
幸い、近くの映画館で上映すると知り公開終了間際のギリギリのタイミングで観に行った。
※バンドのドキュメンタリー映画などは上映シアターが本当に限られているので(全国で7ヵ所とか)、近場で観れるというのはとてもラッキーなんだと思います。
その映画のタイトルが
「No Distance Left to Run」
この映画を観る前と観た後で、180度、Blurに対する印象が変わった。印象というか自分の中の興味とか探究心とか。とにかく彼らのことがとても好きになった。
なんて人間らしい人たちなんだ。
仲間ではなく友達。底の深い友情で繋がれている人たちなんだと感じた。
実はこの映画を観るまで彼らのこと本当に知らなくて、活動休止をしていたこともギターが脱退していたことも全く知らなかった。
こんなに苦労しているバンドとは思わなかった。
2009年にハイドパークで行われたリユニオンライブの映像が収録されており、その中の「Tender」のライブが今でも忘れられない。
デーモン(Vo.)が一瞬泣いてるように見えるんだよね。あれはグッと来た。
(YouTubeを探したのですが映像見当たらず)
興味がある方は是非DVDの購入をお勧めします🌟(アマプラでも観れるっぽいです)
そこからは分かりやすいくらいBlurにハマっていった。CDを片っ端から集めて、特集している雑誌を読んだり、メンバーのことについて調べたりした。
【TOKYO ROCKS事件】
2013年に、TOKYO ROCKSというフェスにヘッドライナーでBlurの出演が決まった。
しかし、、、
このTOKYO ROCKSはかなり問題があり、、、とんでもない結末に!!
主催者側の都合により開催日直前にフェスごと消滅してしまったのだ(チケットは発売されていたので代金を払った客が多数いた。私もその一人です。金額は払い戻しされたが手数料やシステム料までは戻ってこなかった‥)
もちろんアーティストのスケジュールなども全て空白になるのです!!
Blurは確かツアーで回っていたので、中国かどこかのライブの次が日本(TOKYO ROCKS)に来る予定だったと思う。それが無くなって、足止めされている期間にレコーディングしたのが8枚目のアルバム「The Magic Whip」なんだよね。
ビジネスにおいて御法度とも言えるドタキャンを日本(TOKYO ROCKS)はやってしまったのだから、もう日本でライブなんてやらないだろうなと思ってた。
【2014年 単独公演 in 武道館】
しかし翌年、
Blurはそんな不義理な国に対しても紳士な対応でこの地でのライブを開催してくれた。
正真正銘の英国紳士なのである!
もちろん速攻でチケットを取った。
(この時のプロモーターがクリエイティブマンだったと思うのだが、私はその時クリマンの3A会員というのに入っていたのでチケットは優先的に取ることができた)
私としてはもう最高に完璧なライブだった。
昨年(2023年)のサマソニでもBlurを見たが、やはりこの時の感動には勝てない。
「自分たちは帰ってきた。また集結した」
というオーラをとても強く感じた。
当時は、自分もバンド側も若くパワーに満ち溢れていたのでフィジカル面においても強いステージだったと思う。
Blurを最高潮に好きだった時に観れたというのも良かった。チケットの整理番号もめちゃくちゃいい番号だった(Aブロックの29番)
色んな条件が重なりとても思い入れの深いライブとなった。
この曲の並び順、最高じゃないですか?
2014年の武道館ライブのプレイリストは今でもよく聴いてる。
【サマソニ2023】
ちなみにサマソニ2023のセットリストもかなり良かった。しかし、2014年の「Out Of Time」「Death Of A Party」「 For Tomorrow」この辺が本当に強い!とにかく並びが最強でこの時と比べてしまうとどうしても落ちてしまう。
サマソニはフェスの雰囲気とか、ステージの豪華さ(LEDモニター)、また円熟味を増した大人のムードを醸し出ていて、それはそれで良かった。自分も年齢が進んで、再び観るBlurはなんだか懐かしい感じがした。
【おわりに】
Blurが好きな人はOasisが嫌いとか、逆にOasisが好きな人はBlurを聴かないとか、たまに見かけるけど、そういうのは勿体無い気がする。
どちらも善し悪しがあり、またそのライバル関係がバンド自身を育てていることもあると思うから、ブリット・ポップ時代の対立も意義あるものだったのかな‥と。
当時を知らないので偉そうには言えないけど。
それと、私がBlurを聴き始めたタイミングでちょうどバンドが活動再開・来日公演という好機に恵まれ運が良かったなと思った。
(逆に、Oasisはハマり始めたタイミングで主要メンバー脱退・解散という最悪なヒストリーとなったけど😭)
ちなみに、Blurのアルバムで一番好きなのはParklifeです。はいベタです笑
音楽トークって難しいですね。
Blurに関してもそこまで詳しくないので、
記憶を呼び起こしながら、また、少しだけ調べながらの語りでした。
他のアーティストに関しても語りたいことが出てきたらnoteに書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました🙇♀️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?