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【2019 J1 28節】ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス マッチレビュー

 パソコンが壊れてしまい、修理に出しているため図は無しです。今回はみんなと共有したいというよりは自分の中で整理するための自己満レビューになります。それでも読んでいただけると嬉しいです。

1.はじめに

 マリノスは前節、仙台に1-1のドロー 幸いにも鹿島、東京の上位2チームも引き分けたため差は広がりませんでした。残り試合も少ないので優勝のために、今節はなんとしても勝ち点3が欲しいところです。
 一方、ジュビロは前節大分に2-1とフベロ体制で初の勝利を掴み、残留のためにマリノス同様勝ち点3を取りにきます。

2.スタメン

マリノス:出場停止明けの喜田とティーラトンが先発復帰 エリキをCF 仲川を右WGへ

ジュビロ:前節から森谷→今野 川又→藤川の2人変更

3.前半

 前半開始からジュビロはマリノスに対し前からプレスをかける。開始から7分間くらいは試合が落ち着かず、両チームとも1本で裏を狙い縦に速いサッカーになった。ジュビロはマリノスのチャンネル、ルキアンのポストプレーを上手く使いチャンスを作り出す。マリノスのチャンネルを上手くついた藤川がシュート。マリノスは今節右WGに入った仲川のスピードを活かし、松原から裏に抜け出した仲川へスルーパス、仲川は中へクロスを上げマテウスのシュートと両チームとも惜しいシーンを作る。
大外に張っているマテウスにボールが入るとSH、CMF、SBの3人が一気に圧縮しボール奪取。あまりにも寄せが速いためマリノスはサイドチェンジなどでの局面の打開が出来ず、マテウスの個人技に頼る状況になり、組織で前にボールを運ぶことができない。すると徐々にジュビロにボールを握られはじめる。先制するまでは何もすることが出来ず今シーズンワーストに近い前半だった。そんな中、先制点が生まれる。マリノスのゴールキックになり、パギがクイックスタート。この前のプレーがコーナーキックだったため相手の守備が整う前にプレーをスタート出来たことが良かった。このプレーより、相手の選手間の距離が開きそこにマリノスの選手が侵入することが出来た。畠中→マルコスに縦パス、マルコス→ティーラトンにおとし、ティーラトン→喜田→松原へと横パス。
相手の左CBは中央にいるエリキ、左SBは大外に張っている仲川を警戒して左CB-左SB間に大きなスペースが生まれる。そこを仲川が相手の死角からダイアゴナルラン。松原からのスルーパスが通り勝負有り。仲川の折り返しは相手にあたりオウンゴール、マリノスが1番欲しかった先制点を取ることが出来た。松原のパスを出すときの体の向きが上手だなぁと感心しました(笑) 今野はマルコスにマンマーク気味のため得点後はマルコスが相手DFとMFのライン間に位置を取り、今野を下げさることにより藤川の背後にスペースが出来るのでそこを扇原がつき、ビルドアップを楽に進めます。追加点は奪えませんでしたが終盤は悪くなかっと思います。

4.後半

 マテウスが中に位置を取り始めたので今野はマルコスかマテウスのどちらを見れば良いのか戸惑っているように見えた。そこを突き、マルコスが自由にボールを触れる時もあったがポジションが重なることが多かった。マテウスが中に入った場合はマルコスがもっと高い位置をとれば今野の背後を上手くとることができ、フリーのマルコスが得点するチャンスも作れたと思う。
 一方、ジュビロは最終ラインを2CBで守るマリノスに対し、スペースがあるCBの脇にロングボールを出しルキアンを走らせる。しかし、チアゴの守備に苦戦していた様子だった。
 ジュビロは前半から人を多くかけサイドに圧縮する守備をしてきたことによる疲れと点を取らなければいけないという気持ちから前かがみになりスペースが多く生まれるようになった。追加点はその空いたスペースを何個も使っての崩しだった。このシーンもキーパーからのビルドアップで始まった。左サイドで幅を取っている高野にボールが入り、食いついてきた相手SBの裏のスペースへティーラトンが侵入。高野→ティーラトン→DFとMFのライン間にいる渡辺へとパスがつながりオーバーラップしてきた高野に再びボールが入る。ジュビロは片方のサイドに圧縮して守備をするため逆サイドには広大なスペースがある。そこのスペースにいる仲川へ高野からのサイドチェンジが通り、仲川のゴールで2-0。試合を決定づける試合終了間際の追加点だった。
 試合はこのまま2-0で終了。優勝にむけて貴重な勝ち点3をゲットした。

5.最後に 

 前半、深い位置を取っているマテウスにボールが入った時相手の中盤のスペースが空く場面が何度もあったので強いミドルを打てる渡辺皓太が先発でも面白かったかもしれません。
 ジュビロのルキアンはチアゴにこそ苦戦しましたが、畠中には充分勝てていたと思います。畠中とのマッチアップだったら結果は変わっていたのかも。 
 試合を見てて思ったのはマルコスはピッチにただいるだけで戦力になるということ。マルコスに中途半端な守備では自由に何でもやってのけるし、マンマークしてくればその人が本来守るべきスペースが空く。やはりこの人なしでは今シーズンのマリノスは語れない。しかし、マルコスはやはりゴール前で輝くタイプだと思う。前線でタメが作れるエジガルが戻ってくれば今以上に前線に侵入し、相手の脅威になってくれるだろう。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
完全な自己満レビューですがお許しください(笑)
そして昨日は金井がやってくれましたね! 色々問題にはなっていますが笑
このまま好調をキープしてマリノスファミリーみんなで優勝を分かち合いましょう!!

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