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1日1フェルミ推定 ②日目 日本に猫は何匹いるか?

今日もフェルミ推定やっていきます。

こちらの本を参考にしています。


今日は日本に猫は何匹いるか?を問いていきます。

まずはじめにどういった猫の数を求めるか定義します。
野良猫と飼い猫、店頭に売られている猫などいますが、飼い猫が何匹いるかを計算していきます。

求めるために下記の計算式で求めようと思います。

日本の飼い猫の数 =
     世帯数 x 平均所有率 x 1世帯あたりの平均所有数

猫の所有率と所有数の関係を下記と仮定して考えていきます。

・都会と田舎で猫の所有率・所有数は異なる
 →田舎のほうが所有率・所有数は多い
・都会と田舎で世帯人数は異なる
 →都会より田舎の方が世帯人数は多い
・世帯主年齢によって所有率・所有数が異なる
 →年齢が上がった方が金銭的に余裕ができるので所有率・所有数は多い
・都会と田舎で世帯の年齢構成が異なる
 →都会より田舎の方が高齢世帯が多い

まず田舎と都会での年齢ごとの所有率と所有数を考えていきます。
おおよそ下記のような数でしょうか。都会に住んでいた私のイメージではクラスの中にに猫を飼っている人が1人か2人ぐらいだったような感覚があります。

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つぎに田舎と都会の世帯数を求めていきます。
日本の人口は1億2000万人、都会と田舎の人口比は1:1と仮定します。
田舎のほうが都会より世帯人数が多いと考えられるのでそれぞれの世帯数は下記とします。
都会:6000万人 ÷ 2.5人 = 2400万世帯
田舎:6000万人 ÷ 3.5人 ≒ 1700万世帯

都会と田舎、それぞれの世帯割合を考えていきます。
田舎の方が高齢化が進んでいるので下記のように仮定します。

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最後にこれらを計算していきます。

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すると合計が約330万匹となりました。

書籍では計算結果が780万匹、ペットフード工業会のデータによると2007年における猫の飼育数は1018.9万匹だそうです。
所有率、所有数を低く見積もり過ぎてしまいました。

ちなみに最新のペットフード協会のデータを調べてみると964万4千頭だそうです。犬は848万9千頭で猫の勝利。

2020年(令和2年)全国犬猫飼育実態調査 結果
https://petfood.or.jp/topics/img/201223.pdf

次回は日本にコピー機は何台あるか?を推定しています。

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