小西 康高

1986年生まれ。犬と猫とビールと海とフジロックが好きです。PR会社(インテグレート)…

小西 康高

1986年生まれ。犬と猫とビールと海とフジロックが好きです。PR会社(インテグレート)、大学院(KMD)、LINEを経て、コルクで働いています。Twitterアカント: @konishi36

マガジン

  • コルクの好きのおすそわけ

    • 3本

    コルク社員の好きなコンテンツを紹介するnoteです。マンガや映画、アニメに小説まで、幅広く紹介します。ぜひご覧ください!https://corkagency.com/about

  • 2018年読書録

    目標50冊

  • 2018年映画鑑賞録

    目標50本

最近の記事

雨で踊れば

雨が続く季節になった。 雨のことは、昔からどうしても好きになれない。 低気圧で体調は悪くなるし、傘をさすのが下手すぎて、さしているはずが、ずぶ濡れになっていることも多い。 「ニューヨーカーは傘をささない」 なんて言葉を聞いて、真似してみるも普通にずぶ濡れになって後悔した。 でも、唯一、好きかもしれない雨がある。 それが、フジロック で降る雨だ。 フジロック 。このイベントは、行く人と行かない人で、抱くイメージにかなりギャップがあると思う。 僕もフジロック に初参加す

    • 「広い世界を見ろ。あとは自分で決めろ」

      これは、僕が中学生の頃に読んで、一番影響を受けた小説の中に出てくる言葉だ。 中二病という言葉の通り、14歳の頃は思春期の真っ盛りだった。 何をしていいか分からない。でも何かをしたい。 でも自分には何もできない気がする。いや、でも実はできる気がする。 そんな悶々とした気持ちを抱えながら、毎日、自分で思いついた人生訓を大量にノートに書いて、それを自分で読み返していた。 今思い返してみると結構ヤバいが、当時は大真面目に書いていた。そして書けば書くほど、悩みは深まって行くばか

      • 「ファクトベース」のPRメッセージづくりについての話。

        前回のnoteでは、PR戦略を考える手順を書いたが、今回はもう少し具体的に、PRにおける「メッセージづくり」において大切だと思うTipsを書いていく。 その1.ファクトベースで考えるPRにおいて大切なのが、「ファクトベース」という考えだ。 フィクションではなくノンフィクション、「事実」をもとにコミュニケーションを作っていくことがPRの基本的な仕事だ。 事実ではないことを伝えてしまうと、ステークホルダーからの信頼を失ってしまう。だから、「言っていること」と「やっていること

        • 「PRとはパブリックリレーションズ」という言葉の先にあるもの。

          「PRとはパブリシティではなく、パブリックリレーションズである」 この言葉は、PRを仕事にする人からよく聞くことが多い。僕自身もPRについて説明をする時によく話している。 メディアで記事になることを目的としたパブリシティはあくまでもPRの手段のひとつであり、社会との関係づくりを行うことこそ、がPRの本来の仕事なのだと。 だけど、この言葉は、しっかりと届いていないことが多い気がしている。 それはなぜかと考えてみると、パブリックリレーションズというのは、コミュニケーション

        雨で踊れば

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        • コルクの好きのおすそわけ
          3本
        • 2018年読書録
          12本
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          8本

        記事

          犬と暮せば

          「コルクの好きのおすそわけ」の担当が回ってきた。 マンガや小説などの作品に限らず、好きなものを存分に語っていいとのことなので、お言葉に甘えて今回は好きランキングNo.1である「犬」について語りたい。 -- 小さい頃からずっと、犬を飼っている。 初めてうちに犬が来たのは、僕が6歳の頃。 小さくてかわいい柴犬を飼い始めた。 当時流行っていたドラマ『家なき子』に影響されてリュウという名前にしたかったけど、兄にジャンケンで負けて、ロクという名前となった。 小西家は六人家族

          犬と暮せば

          ゲームを買って、家に帰ろう。

          意味がないといけない。 大人になるにつれてそういう思いが強くなり、 ゲームで遊ぶことは、時間の無駄だとどこかで思っていた。 家庭用ゲームなんて尚更で、もしハマってしまったら、膨大な時間をかけてしまうことになり、恐ろしいことだと。それよりは本を読んだり、映画を観たり、人と会ったり、自然に触れたり、自分の身になりそうな、意味のあることに時間をかけたいという思いが強かった。 ところが。 ひょんなことからゲーム実況動画を観たら、自分もやってみたくなり、あれよあれよとはまってし

          ゲームを買って、家に帰ろう。

          「踏み出した先」にあるもの。

          本日6/21は、世界ALS DAY。 ALSという手ごわい難病を「治療可能な病気」とするために様々な方々がイベントや情報発信などを通じた啓発活動を行なっています。 メンバーとして関わっている、漫画『宇宙兄弟』から始まった「せりか基金」もそんな団体のひとつ。ヒロインのせりかのように、ALSをいつか治療可能な病気にしようという想いのもと活動を続けており、チャリティグッズの販売や各種コラボレーション、寄付などを通じて集まったお金をALSについての研究を行う研究者に助成金としてお

          有料
          100

          「踏み出した先」にあるもの。

          言葉を超えていけ。

          このGWの連休は、茨城へのサーフィン旅行以外に特に予定を入れておらず、大体家に篭って本を読んだりYoutubeを観たりしている。 暇な時にYoutubeで良く観ているのが、アメリカのオーディション番組。昔からなぜか猛烈に好きで、すぐに脆い涙腺を刺激されてしまう。 ↓のGrace VanderWallさんの動画なんて、もうほぼ親族の気持ちで観ているので、がんばれ!がんばれ!という気持ち→涙ぐむというのを何回観てもしてしまう。 なんでオーディション番組ってこんなに感動するの

          言葉を超えていけ。

          12冊目:『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』(ジョシュア・ウルフ・ジュンク)

          今年読んだ12冊目の本は、『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』。近所にあるお気に入りの古本屋「百年」で買ったきり、積ん読になっていたものを読んでみた。 『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』(ジョシュア・ウルフ・ジュンク) https://amzn.to/2H1mJKz 時代を動かしてきた「天才」と呼ばれる人たちがいる。たとえばマハトマ・ガンジーやキング牧師、ジョン・レノンやジェームズ・ワトソン。近年ではスティーブ・ジョブズ、ウォーレン・バフェットな

          12冊目:『POWERS OF TWO 二人で一人の天才』(ジョシュア・ウルフ・ジュンク)

          11冊目:『ブルックリンでジャズを耕す』(大江千里)

          今年の11冊目は大江千里の『ブルックリンでジャズを耕す』を読んだ。 『ブルックリンでジャズを耕す』(大江千里) http://amzn.to/2HkVC8N シンガーソングライターとして日本で活躍していた大江千里が、47歳にしてジャズミュージシャンを志し、単身NYに渡り音楽学校に入学する。そして卒業後、晴れてNYでジャズミュージシャンとしてデビューし、52歳の時には自分の会社を立ち上げる。 そんなドラマチックな生き方をしている大江さんだが、この本で描かれるのは、大きな転

          11冊目:『ブルックリンでジャズを耕す』(大江千里)

          8本目:『人生フルーツ』

          今年8本目は、ポレポレ東中野で観たドキュメンタリー映画『人生フルーツ』。 公開から1年以上経っているロングラン映画で評判が良かったのと、ちょっと心が弱っていて、いいドキュメンタリー映画で泣きたい気持ちだったので、観てきた。結果、大号泣。久しぶりにパンフレットも買った。 この作品は、建築家である津端修一さん90歳と妻の英子さん87歳の自給自足に近い生活を描いている。とにかく、二人の考え方や日々を丁寧に生きる姿勢が本当に素敵で、割と早い段階から、うるうるしていた。親しい人に手

          8本目:『人生フルーツ』

          7本目:『バーフバリ 王の凱旋』

          今年の7本目は『バーフバリ  王の凱旋』。 『バーフバリ 王の凱旋』 http://baahubali-movie.com/ SNSで話題になっていたことと、会社で一足先に観たメンバーが激ハマりしていたこともあり、会社メンバー16名で観てきた。 どうかな、楽しめるかな、と実は少し不安だったのだけど、もう文句なしに楽しかった。ストーリーは古代インド神話を下敷きにしているらしく、思っていた以上にしっかりしていた。 でもそんなストーリーがどうでもよくなるくらい、登場人物た

          7本目:『バーフバリ 王の凱旋』

          6本目:『セックス・アンド・ザ・シティ』

          普通に生きていたら観ないであろう作品を観てみたら、思いの外めちゃくちゃ面白くて、「ああなんでもっと早くこれを観ていなかったんだ!」という気持ちになる。そういう気持ちになれることは、幸せだなあと思う。 Amazon Promeビデオで観た『セックス・アンド・ザ・シティ』はそんな映画だった。 『セックス・アンド・ザ・シティ』 https://www.amazon.co.jp/dp/B00G887PBU ニューヨークを舞台に、女性たちが恋に仕事に人生に全力投球をして傷ついたり

          6本目:『セックス・アンド・ザ・シティ』

          10冊目:『コンビニ人間』(村田沙耶香)

          今年10冊目は、芥川賞受賞作品『コンビニ人間』。 『コンビニ人間』(村田沙耶香) http://amzn.to/2Hpm4PC 話題作だけどあまり興味が惹かれず手をつけていなかったが、面白いという声が周りから聞こえてきたので、読んでみた。 読み始めてまず心が動いたのが、コンビニ業務の描写の細かさ。著者が実際にコンビニで長年働き続けていることは知っていたけど、その経験が文章の中で活きており、無機質な感じがしていたコンビニでの仕事に命が吹き込まれていた。「大抵のフィクション

          10冊目:『コンビニ人間』(村田沙耶香)

          9冊目:『トーニオ・クレーガー』(トーマス・マン)

          今年の9冊目は、トーマス・マンの『トーニオ・クレーガー』を読んだ。 『トーニオ・クレーガー』(トーマス・マン) http://amzn.to/2Bs4A4i (作品紹介) ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ――孤独で瞑想的な少年トーニオは成長し芸術家として名を成す……巨匠マンの自画像にして不滅の青春小説。 主人公のトーニオは、「誰も自分のことを受けいれてくれないのではないか」という気持ちと「自分は特別な才能を持った存在だ」という相反する二つの気持ちで揺れ動いてい

          9冊目:『トーニオ・クレーガー』(トーマス・マン)

          5本目:『パーティーで女の子に話しかけるには』

          予告編を観て面白そうだったので、近所の映画館で『パーティーで女の子に話しかけるには』を滑り込み鑑賞。『ヘドヴィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルの最新作。 あまり前情報は入れていなかったけど、ボーイ・ミーツ・ガールもの、UKロックが好きな悶々とした少年が主人公、惚れた女の子が実は宇宙人だった、という予告編から得た断片的な情報から、これは俺好みの映画だろうと判断して映画館で見ようと決めた。 結果、さっぱりダメでした。ここまでうーんとなったのも、久

          5本目:『パーティーで女の子に話しかけるには』