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【私の恋愛履歴書①】反グレに追われる借金まみれの初カレ

こんにちは。

恋愛婚活アドバイザーのまよです。

婚活の時点から「100年続く夫婦関係」を目指してアドバイスしています。


私は今でこそ結婚して平穏な暮らしを手にいれましたが、結婚前は散々。

「スポンサーになるからまよちゃんの恋愛話を話してよと」とある企業の社長が番組を持たせてくれたほどです。

そんな私の「恋愛履歴書」を公開します。

今現在婚活がうまくいっていない人、同じタイプばかり好きになって失敗していると感じているみなさんの参考になればと思います。


現在の暮らし


過去の自分と今の自分を比較するために現在の暮らしを少し。

現在は「100年続く夫婦関係」を築き上げながら、夫と子どもたちと共に暮らしています。

高級住宅街の庭付き一戸建てで、暮らしに大きな不自由のない生活をしています。

一言で言うと人生で初めての平穏そのものです。

辛い時に気持ちを共有して支えてくれ、やりたいことを応援してくれ、そして私という存在を心から大切にしてくれる存在が身近にいるというのは、何にでもなれるような気がするほど心を強くしてくれます。

家事育児は夫婦共同。

育児に関しては人並みに色々とありますが、育児に関しても同じ熱量の夫がいるので大きな支えになっています。

二人で同じ方向を見て悩み、解決に向かって話ができます。

例えば私たちは乳幼児検診は女性側が行って当たり前ではありません。

夫が行くこともあり「どちらでもできることなのに、女性(母親)だから、男性(父親)だからこれをするのが普通だよね」という何となくの価値観で生活はしていません。

お互いの実家に頼ることはできませんが、同じ熱量の夫がいるおかげで育児に関しても孤独感を感じることがないのが心強いです。

子どもが生まれるとどうしても子どもたち中心の生活になります。

だからこそ子育ての合間の小さなチャンスを見つけては、短時間でも夫と二人でカフェやショッピングを楽しんでいます。

付き合ってからも結婚してからも変わらず夫は尊敬できる存在です。

夫のことが大好きで、かけがえのない存在だということを日々強く実感しています。

そして至らないところがたくさんあるし、度重なる出産でビジュアル面でも出会った頃とは変わった私のことを夫は変わらず「綺麗だ」と言ってくれ、私のいいところを言語化して伝えてくれ、そして「大好きだ」と言ってくれるありがたい存在です。

常識人でうつわが広い夫を、小中高大の友人、仕事関係の仲間たち、親戚兄弟一同、誰もが「いい人」「イケメン」「生き方が素晴らしい」と同一の評価で絶賛してくれます。

そんな素敵な夫と結婚できたのが夢みたいだと思ったことがあります。

そんな私がこの夫に行き着くまでの恋愛・婚活遍歴です。


初めての彼氏

全前歯が溶けている初カレ

初めての彼氏は借金だらけの人でした。

消費者金融にも借りまくり、友人知人にも借りまくり。

お金にだらしなく、ギャンブルで儲けてやろうという考えの人。

仕事は知り合い経由で紹介された会社でアルバイトをしていました。

私とはひとまわり以上離れていました。

ここまで読んで「一体何が良かったの?イケメンだとか?」と思うかもしれませんね。

ビジュアル面でいうと、なぜか歯がボロボロで茶色く、全ての前歯がかなり溶けているように見えました。

しかも付き合った当初彼女がいました。

はい、何が良かったのか?ですよね。

これは私の生育歴と関わってきます。

「若い女性は母親と不仲だと彼氏に父親像を求める」

という話を聞いたことがありませんか?

私はまさにそれでした。

当時10代だった私の身近にここまでの年上の男性はおらず、借金があろうが歯が溶けていようがものすごく「大人」に見えたんですね。

そして当時の私は自己肯定感がとても低く、自分に自信がありませんでした。

「○○が好き」と自分が思うものに全く自信を持てませんでした。

アニメでも本でも歌でも自分が好きなものを口にした途端、「え?ださっ」と思われないか常に不安でした。

だからカラオケでさえ、絶対に一番目、二番目には歌えずに様子を見てから「この曲なら無難だろう!」と友人たちの目を気にする始末。

そういう考え方だったので、人が評価した男性、つまり彼女のいる男性に惹かれたんです。

「彼女がいる男性=人が評価した男性」だから。

そんな全前歯が溶けた彼は借金をした相手である半グレグループに追われます。

反グレに追われる初カレ

とにかくお金にだらしがなかった初カレ。

10代の私にさえ「まよちゃん、お金貸してくれない?」

と平気で言ってくる始末だったんです。

しかも1,000円とかそんなレベルなんです。

消費者金融で借りるほぼ全てのお金はギャンブルで消えていたようです。

そんな元彼は、自分がバイトしていた反グレが経営する会社で借金をしまくっていました。

会社自体にもですし、経営者にも、アルバイト仲間にも。

そして全員にお金を返していなかったんです。

失踪した初カレ

ある日カレは言いました。

「まよ、俺はもうだめだ。飛ぶことにする。」

と。

「飛ぶ」とは「借金を返さずに逃げる」という意味だそうです。

借りたものは返さないといけないと何度説得しても聞く耳を持ってくれません。

それどころか

「まよ、一緒に逃げよう」

と10代の私を巻き込む始末。

私には逃げる理由が何一つないし、一緒に逃げるメリットも何もない。

っていうかお金返そうよ!

私が一緒に逃げてくれないので彼はそのまま一人で失踪しました。

反グレに24時間監視される毎日

元彼が失踪してすぐに私に連絡をしてきたのはカレの母親でした。

母親といっても、当時の私の祖母の年齢と同じくらい。

「まよさん、息子が帰ってこないの。
それどころか怖い人たちが家に来てお金がどうのこうのといってくるのよ。
息子の行方を知らない?」

本人から口止めはされていましたが自らの意思で失踪したことを伝えました。

すると毎日のように電話がかかってくるようになりました。

一日何時間もずっと話を聞かされるのです。

子育ての話し、家族の話、息子がいなくなって不安な気持ち。

時には私を責める言葉。

私にとってはおばあちゃんくらいの年齢の女性から延々と。

当時の私には大人の話を途中で終わらせる術を知らず、聞かされるがままに何時間も聞いていました。

しかし問題はその電話だけではありませんでした。

当時一人暮らしをしていたんですが、玄関の外に人の気配を感じるので出てみると怖そうなお兄さんが立っているんです。

一人で道を歩いていても誰かがついてきている。

夜道なんか車でゆっくりゆっくり追いかけてくる。

そしてついに

「あんた、まよ?
わかってると思うけど24時間監視してるから。
俺たちははっきりいってあんたとあいつが連絡取ってると思ってる。
だからあんたを見張っていたらあいつが現れると思っているから。
俺らがいくら貸したと思う?
俺らがどういう人種かわかってるよな?
嘘は言うなよ。
どう?連絡取ってるの?」

という連絡が携帯にきました。

もちろん連絡なんてとってないし、携帯にかけても電源が切れている状態、と言っても信じてもらえず。

え?
何これ。

反グレに協力を申し出る

失踪したまま私に連絡をよこさないで迷惑ばかりかける初カレ。

しかも失踪した理由が初カレ自信の借金の踏み倒し。

そしてそのせいで24時間怖いお兄さんたちに監視される当時10代の私。

連絡がないと言っても信じてもらえず、嘘ついたらどうなるかわかっているよな?と脅される。

おばあちゃんくらいの年齢の初彼の母親から毎日何時間も電話がくる始末。

もうこんな生活耐えられない。

ある日、私を見張っている怖いお兄さんに私の方から声をかけました。

もしもカレから連絡があったらどこかで会う約束をしてその場所をそちらに教えます。

なのでカレとそちら側で話し合ってください、と。

借金の踏み倒しをするなんて人としてどうかと思ったからです。

しかもその借金の理由がギャンブルをするためですから。

こんなに大勢に迷惑をかけて失踪するだなんて大人のすることじゃない。


失踪から2週間以上が経ったある日、私にカレから電話がありました。

「まよ?あいつらどうなった?
俺はうまいこと逃げている。
でも俺から電話があったって言うなよ!
お前に会いたい。」

と。

どの口が言ってるのか!!

って話なわけです。

カレとお店で会う約束をしました。


反グレに捕えられた初カレ


お店でカレと待ち合わせをしました。

私は早めに到着して待っていました。

帽子にマスクという出立でキョロキョロと周りを気にしながら登場する初カレ。

「まよ!久しぶりだな。

誰にも言っていないよな?」

と開口一番言われました。

店員さんがやってきて、とりあえず飲み物と食べ物を注文しました。

この後のことを考えると食べられないってわかっているのに。

そして店員さんが飲み物を持ってきた時に、怖いお兄さんたちが私たちの目の前に現れました。

「おう!こんなところで何してるんだ!
ちょっとこい!」

と。

カレは両肩を抱えられながら連れていかれました。

「まよ〜〜〜〜!!!!!
裏切ったな!!!」

と後ろを振り返り叫びながら。


懲りない初カレ

その後どんな話になったのかはわかりませんが、カレは無事に家に帰宅したようです。

私はすっかり愛想を尽かし電話で別れを告げました。

するとストーカー化して今度はカレに家を見張られるようになりました。

電柱の影で待ち伏せされた時は、ドラマや漫画の世界ではなく本当に電柱の影で待ち伏せする人がいるんだと思いました。

あまりにも電話がかかってくるし、マンションのオートロックを突破して玄関の目の前にまでくるし迷惑なので一度電話に出ることにしました。

すると、

「まよ、聞いてくれ!
俺は一儲けすることにした!
カジノで儲けている一団がいて、そこにスカウトされた。
来月から海外のカジノで儲けてくる!」

その後連絡はとっていません。

引っ越してストーカーされることもなくなりました。


課題は付き合う人に反映される


昔を思い出してこの記事を書いていますがまるで嘘のよう。

あの時は自己肯定感も自分の考えや生き方に自信も全くありませんでした。

向き合わないといけない課題というのはお付き合いする人に現れます。

ここから成長がないと、同じようなタイプと同じことを繰り返して「どうして私は」となってしまいます。

あの時の私は今の生活が考えられなかっただろうな……。

次の元カレの話に続きます。


このnoteでは「100年続く夫婦関係」を築き上げるためのテクニック、そしてそれを意識した婚活について書いています。

次回の話も逃さないようフォローしてお待ちいただけると嬉しいです^^


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