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スクラム採用の始め方は?スクラム採用を採用のプロが解説。

スクラム採用って何?リファラル採用とどう違うの?
やるとしたら何から始めれば良い?

という人事責任者からの疑問に答えます。

ベンチャー企業向けの「月額制の採用チーム」まるごと人事を運営しているコンケイスケです。

ご支援先のベンチャー企業で「スクラム採用」を検討されていたので、簡単にまとめて解説します!

スクラム採用って何?

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株式会社HERPさんが打ち出した採用手法です。今回は簡易的にまとめてお伝えします。詳しくはHERPさんの記事をご覧ください!

スクラム採用とは?
採用目標の達成を共通ゴールとして、全社員が一丸となって採用活動に取り組むこと。経験に基づくアプローチをベースに、現れた課題に柔軟に対応していくことを基本原則とする。

具体的には、以下の3つの条件を満たす採用活動をスクラム採用と定義されていました。

スクラム採用の3つの要件
1:権限移譲:現場主導で採用に動いていること
2:成果の可視化:採用活動の進捗を公開し、定期的な振り返りがある
3:採用担当のPM化:採用担当が全体のプロジェクトマネジメントをしていること。採用に関する知識を、現場の社員へインプットする役割もある。

要はリファラル採用だと「採用担当が採用でがんばってます。なので誰か友達がいたら紹介してね!」みたいな任意のテンションだったところを、

スクラム採用は
「採用は全員の共通ゴールなんで、現場主導で採用していきましょう!
 人事は全力でサポートしますよ!」
みたいな感じです。

採用活動の主役を「現場の全員」に落とし込んだところが、いままでの採用活動との大きな違いです。

2014年に面白法人カヤックさんがやっていた「全員人事部」とかが近い取り組みなのかなーと思っています。

スクラム採用の始め方(具体論)

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ではスクラム採用をどう始めていけば良いのか?ということについて書きます。

あくまで下記は僕が考えたステップになるので、各社の状況に応じてカスタマイズしてください。

▼スクラム採用を始める5ステップ
1:各部門で採用したい人数と職種をヒアリング
2:各部門で採用マネージャーを決める。面接者を決める。
3:採用目標を数値にして全社に公開
4:社員からの紹介方法を簡易フロー化する
5:人事はPMとして採用活動の全体を管理

で、人事は「PMとして全体管理」という点について、さらに詳しく書きます。具体的には下記のタスクがあります。

▼スクラム採用で人事がやること
採用目標の管理、予算の取りまとめ、媒体のリサーチ、各部門の求人情報チェック、各部門に採用ノウハウを指導、媒体出稿、スカウトの取りまとめ、応募者対応、採用課題の解決

ということで、けっこうやることは多いです。

全体管理は簡単そうに見えますが、意外と大変です。各部署のサポートと課題解決に取り組んでいき、「全社を巻き込んでいく」ことが求められます。

スクラム採用という形式に限らず、採用人事の方は採用PMやCHRO的な視座を持って頂き、会社全体で採用成功に取り組んでもらうと良いと思います。(それがご自身のキャリアアップのためにもなるので)

またこれらを含めて、スクラム採用を進めることに最適化されている採用管理システムがHERPさんです。ご興味があればお話を聞いてみると良いと思います!

まとめ

採用の主役を現場にして、人事はPMとして全体を動かしていく採用をすることをスクラム採用といいます。

今回の記事を通して、実際に始める方法、メリット、大変さが伝わっていれば嬉しいです。

ちなみに当社の”まるごと人事”では、採用活動の仕組み化を支援しているので、ご相談頂ければ通常オペレーションを含めてうまく回るように出来ます。

特に当社はベンチャー向けに特化していて、月25万円という業界最安値の水準でやっております。1ヶ月ごとの契約でOKです。

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