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親子写真がない

スマホの写真を見返すと、
子供の写真ばかり。
私は写っていない。
子供が産まれてからは私はもっぱらカメラマン。
それでいいのだ。

親子写真というものは意識しないと撮れない。
入学式や、七五三など、特別なときにしかまともに撮っていないような気がする。
かと言って普段公園で遊んでいるときに突然親子写真!というのもちょっと不自然で。

そんなわけで
自然体で映る親子の写真は数少ない。
だから、私は決めた。
大好きな旅行のときだけは積極的に、親子写真を撮ろう、と。

油断すると旅行中も子どもたちの専属カメラマンになってしまう。
だから旅行メンバーの主人やじぃじばぁばにはよく撮ってもらうようにしている。
その中でも不意の一枚が好きだ。
撮られてる事も気づかず、そこにいる瞬間を撮った一枚が。

毎日一緒にいるのに、こうやって写真にして客観的に見ると距離感や表情など、私達ってこんな感じなんだ…とわかる。
いつも楽しそうにニコニコしてるにぃに、
弾むようにして歩く娘の姿。
どの写真を見ても2人が楽しそうにしている。
その姿が愛おしい。

カメラに目を向けた記念写真もいいけれど、
不意の一枚の方が「普段の私達」が写し出され
私はとても気に入っている。

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