SexyZoneカレンダー2022を今更買った。

このカレンダーの発売当初は(←その頃からセクシーさんが気になっていた私)、「カレンダー?ミュージアム?」と頭を❓で埋め尽くして終わっていたのだが、この度「ちゃんとセクラバになろう」と決めてから、よくよく調べたところ、毎年発売されているカレンダーはカレンダーとは名ばかりの"写真集"らしい……。こんなところにあったのか、写真集……!
コンセプトが魅力的な2022ver.を入手しました。

結論、来年も(出たらだけど…)必ず買う。

買う時に表紙は見ていたはずなのに、実物は破壊力が違う。圧倒的な美。強い絵画。企画から撮影、編集、携わった全てに感謝。

1ページずつめくりながら美しい美しいと見ていたのだけど、プールの勝利くんの写真で泣きそうになり、なんだこの感情は?となった。美しさに深みがあるからだろうか。胸が締め付けられる。哀愁というか影のある表情に、彼の苦悩を思う。

そして、一番楽しみにしていた彫刻の章ではつと涙がこぼれ、そこから先も次から次へと溢れてくるので自分でも驚いた。今日まで彼ら自身の努力によって美しく生きてきてくれたこと、そしてそれを守り続けてきた周囲の環境、試練を与えてきた環境、メンバー同士の家族のような関係、それでいて友達のようには馴れ合わない"天下一武道会のような"雰囲気、全員が何者にもなれるけれど芯のある人間性、、全てが美しい。美しいものには涙する。
もう絶対に、つらい思いをしてほしくない。ファンがアイドルのことを「守りたい」と言うのは、ある種のふざけた響きを持つ言葉だと思っていたし、私が彼らを守れると思っているわけでもないが、どうあっても幸せでいてほしい、理不尽に傷つけるような言葉が絶対に届いてほしくない。それが守りたいという言葉なのだろうか、と思った。

彫刻の章、本当に素敵なんだよ。風磨くんの筋肉は本当にいやらしいところがない。美しく鍛えられた、自然で理想的な筋肉。そして餅のように白い肌。勝利くんの線の細さには本当に驚かされる。見てはいけないものを見ているような、というか実際見てはいけない気がする。少年のようにしなやかでつややかな身体。消えてしまいそうな透明感と、強くて優しい眼差しの奇跡的な共存。聡くんの髪はこのために染めたりしたのだろうか?ギリシャ神話の具現化。小鳥と虎を携える、弓の使い手。もっちりとした質感。ケンティは黒い牛を相棒とする古代ローマの剣豪。どんな逆境も彼が来れば大丈夫。鎖骨の上のほくろ(BOXの方で確認)が本当の彼の弱さを教えてくれる。。

…あれ、妄想を始める予定はなかったのに。

章ごとのキャプションも素敵だった。SexyZoneの写真集のコンセプトを考える人になりたい。

あとけんしょりの光と影の2ページも好き。服の彩度的に健=光で勝=影かなと一瞬思ったけど、それもありつつ、それぞれが光であり影なのかなと思った。光も影も、つまり光の当たる部分も当たらない部分も同等に美しい彼ら。

追記 ギリシャ神話の弓の使い手はヘラクレス

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