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滝レビュー・音止の滝、白糸の滝

静岡県富士宮市にある白糸の滝、音止の滝を紹介します。
この2つの滝は、富士山の構成遺産として世界遺産に登録され、日本三大名瀑に数えられることもあるようです(華厳と那智が固定で、袋田のポストが地域によって入れ替わる)。

音止の滝

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都内から電車とバスを乗り継ぎ最寄りバス停まで
そこから5分ほど歩くとまず見えるのが音止の滝。
この滝は、巌磐叢神社の敷地内から落ち口を見下ろすことができました。
何も知らずに落ち口へ向かっていき消える水の儚さを感じられ、思わずほろりと泣いてしまうほどでした。
肝心の流身は非の打ち所のない豪瀑…
圧倒的な”おおきさ”で強く心に迫り、少し弱っていた私の心をかき乱しました…。
その飛沫で虹がかかっていたのがすごくきれいでした。
そして、青い滝壺の周辺部の水は、先ほど落ちたことなんて忘れているかのように、少しのさざ波を立てていました。
滝の前後を含め水の流れの移り変わりを見ることができて楽しい観瀑でした。

そして、お土産物屋さんの間を抜け階段を降りると白糸の滝が広がっていました。

白糸の滝

見出し写真参照。
主瀑は直瀑ですが、その周囲にも潜流瀑が集まり、幅200mにわたってとても美しい景観が広がっているのがこの白糸の滝。豪瀑音止とは対照的な美瀑です。
潜流瀑が流れ出す様子からは、「どうしようもなく流れ出してしまった」という感じがしました。
主瀑は勢いがあり、水煙(?)がたっていて、飛沫はかなり遠くまで到達していました。
白糸の滝だけでもかなり広いので、長い間鑑賞することができ、私は大体40分程度見ておりました。

これにて書き溜めていた滝レビューのストックが終わってしまいました。次は9月中旬の京都旅行の際に「金引の滝」を訪れる予定なので、その時にまたレビューしたいと思います☺

※記事中の写真は4月下旬のものです。個人的に、白糸の滝は特に緑との対比が一番いい時期なんじゃないかと思いました。
※訪れた当時やや精神的に参っていたこともあり、レビューが感傷的ですがお許しくださいませ。。。

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