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すべては「なるようになる」(111)

こんにちは、紺野うみです。

ある日、自分の心を縛り付けていたものに気が付いて、思い込みの檻から次第に解き放たれていくと――私たちは「運ばれていく」ことを感じられるようになります。

心や生き方を自由にしてあげれば、きっと捉えることのできる流れや、掴める明るい未来があるはずです。

自然災害や疫病で、暗い話題の多い世の中だからこそ、伝えたい想いを届けます。


人生は案外「なるようになる」もの

それぞれの人に「人生のどん底」的な瞬間は、大なり小なり訪れるもの。

でも、それらは「諦めない限りは、必ずどうにかできる」ものだったりします。

「どん底のままはじまり、どん底のまま一生を終える」という人は、自分で人生を投げ出す人以外に出会ったことがありませんし、見聞きしたこともありません。

つまり、神様は私たちに「幸せ」にもなってほしいけれど、それは安易なものじゃなくて、「成長」も込み込みの幸福の姿を望んでいらっしゃるのだと思うわけです。

そしてその為の「導き」なら、目に見えない存在たちはいつも、いろんな形で出してくれているんですよね。

それに気が付ける人と、気が付けない人とがいるだけ。

気が付ける人は、変に流れに抗ったりせずに、心を軽やかにしながら人生の浮き沈みを経験することになります。

もちろん、長い人生には沈む時間もあることでしょう。

でも、自分と神様とを信じてがんばっていれば、どんなことも「運ばれている」かのように「なるようになってしまう」ということを、本能的に解っているのだと思います。

自分の頭だけで考えた都合なんて、そういう流れの前では無駄な抵抗だったりするんですよ。


「流れに身を任せる」とわかること

自分の思い描いていた通りにならないと、「むきー!」とそれに逆らおうとばかりしてしまいがちかもしれませんが……。

ふと力を抜いて、「今はこういう時期なのかな」「この出来事にはこういう意味が隠されているのかな」などと、「あるがままの現象」について考えてみてほしいのです。

そこにある「神様のシナリオ」が、一体どんなものなのか?

人生はドラマチックなものですよ。

その時は大変だったり苦労を山ほど背負っても、後から考えると「なるべくしてなった」ことや「苦労があってこそ実った」ことなどが、見えてくるようになるはずです。

だから、「今この瞬間」「自分の視点」だけにフォーカスして、すべてを結論付けてしまうのはあまりにも総計というか……勿体ないんですよね!

「まぁ、なるようになるよね」「とにかく、できるところまでがんばってみよう」

これくらいの意気込みでもいいことって、たくさんあると思うんです。

うまくいくこと、そうでないこと。

すべては「運ばれているもの」のひとつだと捉えて、そこから得られる経験や学びや運命への道筋を捉えてみませんか?

きっと、その自由で軽やかで柔軟な心のスタンスが、あなたを守ってくれるはずです。

そして、神様と自分との信頼関係さえ失わなければ、きっと自分の実力や身の丈に合った「素敵な人生」が開けてゆくことでしょう!


紺野うみ

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