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理想のコミュニティ大会というものを考えてみる

あらすじ

相も変わらずタイムラインが荒れていましたね。発端はとあるコミュニティ大会の個人参加部門に強いプレイヤー?プロ?が4人集まって登録し、優勝したというもの。それに対して両者が熱いファイトを繰り広げていたようですが、どっちの言い分が正しいのかは第三者にわかるわけもないのでどうでもいいです。少なくともルール違反はしてないかったようですし、先日VALORANTのsmurfでも問題になった、”倫理”とか”道徳”とかの話しですからね。正直興味ありません。

そんなことよりも、何故こうした問題が発生してしまうのかを検討し、どんなコミュニティ大会が理想的なのかを考えてみようと思います。

原因として考えられること。

・出場者の出場意図がそれぞれ違う
・ゲーマーコミュニティの平均年齢層が低い
・(意外と思いつかない 何かあったら教えてください)

それぞれを細かく見ていきましょう。

出場者の出場意図がそれぞれ違う

サブ垢って何がダメなの?』という記事において、大会というのは全員が勝つためにやっていると述べましたが、コミュニティ大会においては例外が存在します。フルチームを組んで出場するわけではなく、その日集まったメンバーで即席チームを作るものや、初心者向けのお遊び大会、そもそも通常のルールとは違った特殊なルールで行う大会などがありますからね。(LoL人狼や姫を守るナイト戦、かくれんぼやムンドドッジボール等)
こういった大会の場合、勝敗よりも、友達作りであったりただ楽しめるかどうかが主な目的であることも多いです。もちろんどんな大会でも出るからには勝ちたい!というプレイヤーもいるのでそこで参加者間に"意識のズレ"が生じます。

ゲーマーコミュニティの平均年齢層が低い

コミュニティ大会というのはどういったコミュニティで行われるかも重要な要素でしょう。今回問題になった大会では優勝するとエナジードリンクが6缶とその他副賞が貰えるようです。極端な例ですが、この大会に出場する選手が全員30歳以上の社会人だった場合、全く同じケースが発生したとしても怒る人はめったにいないと思うんですよね。もちろん商品が欲しかったがために今回のケースが発生したという訳ではないと思うんですが、学生や若いプレイヤーも多いこのコミュニティだからこそ気を付けないといけない点も多くあるでしょう。


具体的な解決策

そもそもコミュニティ大会には当然なことながら主催者がいます。目的は様々で、完全にボランティア精神で大会を開く聖人、企業の宣伝目的、個人の配信の視聴者を増やしたい。など十人十色
しかしこれらがお互い win-winの関係であることは忘れてはいけない事実でしょう。

主催者側は自分の目的を果たせる。
参加者側は大会を楽しめる。

誰も損してないんですよ。
参加者側はルールや目的が気に食わないのであれば出場しなければいいだけです。
誰もあなたに参加を強制してはいません。

じゃあ主催者側は何をしても良いかというと、滅茶苦茶なルールや目的で実施した場合はせっかくの参加者が集まらないので無意味になってしまいます。

それを解決するために軸となるのは「主催者側が具体的なターゲット層と大会の目的を明示すること」だと個人的に思います。参加する側は、明確に大会の目的を認識したうえで大会に参加できるので、今回のような”人によって感じ方が違う”ことを問題視する可能性が減ります。


例①:この大会は初心者に楽しんでもらうための大会です!そのため出場できるランクは~~までとし、スマーフ対策のために登録するためにはtwitterとアカウントの紐づけが必要です。大会中であっても、スマーフや暴言等の行動が確認された場合、その選手を失格とします。友達などを作ってほしいので試合と試合の間は~分間あけます。その時間を利用してチームでコミュニケーションを取ってみてください!大会ルールとしては勝敗数に応じて次の対戦相手が決まるため、絶対に全チーム〇試合プレイすることが出来、戦う相手も次第に自分たちと実力が近い相手になっていきます。楽しんでください!

例②:この大会は普段5人で遊ぶ友達がいないけど、フルパでガチの試合をしてみたい!というプレイヤーを繋げるための大会です。チームは集まった参加者から〇チームに分けた即席チームで戦ってもらいます。ダブルイリミネーション方式のトーナメントを採用しているため、1度負けてもまだチャンスがあります。実力で差が付きすぎてしまうことを避けるため、直近2回の公式大会に選手として登録したプレイヤーは個人応募のみでの受付、その他のプレイヤーも最初から組んで登録できるのは3人までとします。ランクによるチーム分けは困難であるため、その後のチーム自体はランダムで組ませてもらいます!5vs5のガチの試合を楽しんでください!


最近色々なジャンルの友達を増やしたくて、ワイルドリフトの個人参加大会に限らず、フットサル、ドッジボール、スノボとかに個人参加してます。いわゆる個サルとかいうやつ。そこから交友関係が広がって、BBQに呼んでもらったり、イタリアンのシェフを紹介してもらってご馳走になったり、良い整体師を教えて貰ってカイロプラティックの施術してもらったり別グループのフットサルに誘われたりと良い感じに楽しんでます。笑
ワイリフからも何かに繋がったら良いなと思う日々。

ネットと違って実際に対面するっていうのももちろんあるんですが、ワイリフ以外の個人参加系で喧嘩してる人って今まで一回も見たことないんですよね。勝敗に熱くなれるってのは良いところでもあるんですけど、人によっては不快になることもあるので、近い目的を持った人達と楽しく遊べたらいいですね。


個人的なつぶやき

プロゲーマーとかやってた人間がいうのもどうかと思うんですが、正直日本のプロゲーマーに将来性なんてものは無いと思っています。親が石油王か、ゲーム以外で食べていけるスキルを持っていないと、引退後のセカンドキャリアが乏しい現在では多くの人がやっていけません。そう考えているので、大学を辞めたり、仕事を辞めたりまでしてプロゲーマーをやるという選択肢は私の中にそもそもありませんでした。そんな状況の中、全てを捨ててゲームに情熱を捧げている人を見ると、羨ましく思うし、尊敬できます。だからこそ、大会は開く側ではなくただ参加する側だし、今ではプロですらなくただの社会人になってしまったけれど、こうしたコミュニティ大会を盛り上げてくれる人たちを応援したいと思います。自分に不利益がないのにそれを邪魔しようとするやつはどうかしてますよね。本当に黙ってそのまま消えて欲しいです。参加する側も胡坐をかいて参加するのではなく、盛り上げ役の一人だと意識して参加するのが良いと思います。 おわり

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