0-3グラフ

ドラキチ合宿記事『M20ドラフト』②デッキ写真50枚!3勝に学ぶ、3敗に習う!

text by このゑ@moriyasu

・序文

先週、ドラキチ合宿記事『基本セット2020ドラフト』編の記事を掲載させていただきました。おかげさまで大変ご好評いただいています。ありがとうございます。

今回はグランプリと日本選手権という2つの大きな大会での採用フォーマットということもあり、普段よりも注目されているように感じました。

はじめての試みになるのですが、「同一セットに対して2本目の記事」という形で前回お届けできなかった部分についてを掘り下げてお伝えしようと思います。

ドラキチ合宿では、『3-0(3勝)デッキ』と『0-3(3敗)デッキ』のデッキをLINEを経て写真にて共有しています。それぞれの勝ち方(成功)や負け方(失敗)を写真を通じて共通的に経験を深めていくという形です。

3勝デッキの一部に関しては前回の記事末尾でも少し紹介しましたが、今回は記録できている写真に関してはすべて公開したいと思います。

3勝写真27枚、3敗写真23枚の合計50枚です。無料部分で10枚、有料部分で40枚を公開しています。

その上でデッキタイプ別にまとめ、見えてきた共通点などを写真のうしろに添付します

また3勝と3敗、それぞれのデッキで採用されているカードをマナコスト別にカウントし、グラフにしました

「勝ちやすいマナカーブ」「負けてしまったマナカーブ」をまず割り出した上で、どうして勝ちやすいのか、どうして負けてしまったのかを推測しています。またそれぞれのマナカーブを比較したグラフを用意し、どういった点に注意してデッキを組むのかを視覚化しました。

また前回の記事とはほとんど全く別の角度からの記事になりますので、前回をお読みいただいてなくても問題ない構成にしていますが、『基本セット2020ドラフト』を読みほどくという観点では両方を読んでいただければ、よりありがたいです。

それでは早速、『3-0(3勝)画像とデッキタイプ別の共通点』から見ていきましょう。

・3ー0(3勝)画像とデッキタイプ別の共通点

[画像・3勝WU(青白)1]

[画像・3勝WU(青白)2]

[画像・3勝WU(青白)3]

[画像・3勝WU(青白)4]

[画像・3勝WU(青白)5]

[画像・3勝WU(青白)6]

※3勝WU(青白)系の共通点

《雲族の予見者》と《空からの突撃》がすべてに採用されている。1マナで《フェアリーの悪党》複数枚パッケージも(4/6)で採用されていて、優先度の高さが分かる。基本的には《雲族の予見者》以外にも多くの飛行クリーチャーを採用しており、特に5マナ帯には必ずパワー3以上の飛行を用意して終盤まで飛行で攻め切る形としての【青白フライヤー】を完成させている。

軽量級の飛行と相性の良い装備品である《祖先の刃》・《匪賊の斧》も多く採用されていて幅広いゲームスピードに対応できる。

使われてないカードという目線では《送還》《鼓舞する突撃》以外のコンバット・トリックは少な目で、特に《勇壮の時》採用は少数だ。


[30-RG(赤緑)系]

[画像・3勝RG(赤緑)1]

[画像・3勝RG(赤緑)2]

[画像・3勝RG(赤緑)3]

[画像・3勝RG(赤緑)4]

※3勝RG(赤緑)系の共通点

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