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JTR 9/13昼と14夜 

13昼は木村ダニエル・加藤アンダーソン・
堂珍ジャック組で
14夜は小野ダニエル・松下アンダーソン・
加藤ジャック組で全く違うメンバーだったので
それぞれの演技とかの違いを踏まえつつ、感想。

しかし、ジャック・ザ・リッパーのような
未解決事件はいろんな解釈で作れるから
題材としてよく使われるなー、と思う。
特にこれは娼婦殺人だから女性への恨みなり
なんなりつけやすいし、
ロマン的な方向性に持って行きやすいという
のもあるのか?

さて、ダニエルについて、

木村ダニエルは真っ直ぐで一生懸命で若い。
たぶん、無意識に今までモテてきたタイプ。
大人の女性であるグロリアに惚れて、
大好きで、それゆえに狂気に憑かれてしまう。
自分がジャックだと気づいた時の目がいい。
アフタートークについては最後におまけで
書くつもりだが、そこでも年上の方々に
散々可愛かったといじられ、可愛がられてた。

一方、小野ダニエルは小賢しい。
絶対自分をよく見せる方法がわかってて、
彼女が一定期間ごとにできるタイプだと思う。
でも、今まで出会ったことないタイプの
グロリアに惚れて、このままでは
彼女の命が危ないから、狂気に身を落とした、
あるいは、執着するのに向いた相手を見つけて、
死んだと思った、その相手がまさか生きてて、
彼女のために殺す、という人殺しの理由が
見つかってしまった、
そのどちらかによって
たぶん、彼の中に元々あった、
サイコパスちっくなものが起きてしまった
のだと感じた。
自分がジャックだと気づく前にも
既にやばい笑顔を浮かべていたのがよかった。

次に、アンダーソン

加藤アンダーソンはいかにも優秀な警部、
と言った印象。
自分のやり方でうまくいってたから少し傲慢。
でも、なんだかんだ優しいからモンローを
邪険にできない。
ポリーに対しても不器用で結局死なせてしまう。
街も嫌いだと言っておきながら絶対好き。
お手本のような刑事だと言いたいが、
一般的な推理小説にああいうタイプは
あまりいないか。
コカインを吸う時は煽る。
どうでもいいし、たまたまかもだが、
椅子を蹴飛ばすのがこっちの方がうまい。

松下アンダーソンはエリート様。
学歴とかで出世は早いし、それを鼻にかけてる。
モンローに対してはめんどくさくて
てきとうにあしらってる。
ポリーに対してはプライドが邪魔してそう。
街は本当に嫌いだけど、どこか諦めてる。
コカインを吸う時は手にのせて鼻から吸う。

次に、ジャック

堂珍ジャックはキチガイ。
メイクも濃いし、ピエロ的な恐怖を抱かせる。
たぶん、木村ダニエルの方が後天的に狂った
印象があるので、誘発し得ると思うし、合ってる。

加藤ジャックはサイコパス。
元の顔立ちもあってメイクは薄いが、
いつも楽しそうににこにこしていて、
それが怖い。
2人で俺がジャック、と言っていたシーンの
笑顔がなんか似ていた小野ダニエルとの
サイココンビは合っていた。
堂々と楽しそうに歌い上げる姿はまさに
ワンマンショー。カリスマ性も強そう。
カテコで上で楽しそうに歌う姿がもうカッコいい。

最後に、モンロー
まりまりの目は元々斜視気味なので、
狂ってる印象が強まって非常に怖い。
常に楽しそうに狂ってる、
野次馬根性の据わった金の亡者。
警官を殺すのはまじかよ、と思う。
やりかねないが。


おまけ 12日のアフタートーク(敬称略)

みんなにかーくんと呼ばれる加藤、
May'nにぱいと呼ばれてる木村。

どうやら劇中こけそうになったことがあるらしく、

加藤「(床に散らばった紙を見て)こんな落ちてたのか、どおりで足滑らすわけだ」

本番迎えて気づいたことだったか、自分の役についての気持ちという話で、

木村「こんなに殴られて、地面に這いつくばって、ボコボコにされる役だったか、と思った。膝が何個あっても足りない」

加藤「アンダーソンは難しいけど、
ジャックはノンストレス」
木村「僕もジャックパートはノンストレス」
May'n「ジャックの時は袖でドス黒いオーラ
発してます」
加藤「楽しそうにしてる時もあるはずなんだけど」

田代「脚本時点では警官を殺すモンローの行動に
納得いかなかった白井さんも演技を見て、
これは殺すわ、と思ったらしい」
「一番やばいすらある」
「でも、モンローは殺さないアンダーソンちょっと優しくない?」

May'n「稽古場はあったマスクがなくなって、見えるようになった、口説かれるシーンの木村くんの口元がむっとなってて可愛すぎて引き離しづらい」
田代「マスク無くても結局メイクしてるから素顔見たことないな」

それぞれが好きな歌について

役上泣くわけにいかないが
ポリーの曲で泣きそうになる加藤、
袖で泣いてる木村

友達の歌可愛い。小説みたいとか
ロマンチスト出てる。
いや、あれはサイコでしょ(木村)

曲は結構カオスが好きな人多い。

稽古中のエピソード

稽古場で隙あれば自分のカメラを構えて写真を撮ってる田代。日によっては850枚くらい。
でも、シングルキャストだからシーンが
偏るのが残念。
休憩なんだから休めばいいのにと思われてた。

初々しいダニエルズに田代が指導してた。
(賢章さん既婚者やろがい!ってなった)

今だから話せること

歌唱披露の動画でこっそりスクラッチしてる加藤。
リハではふざけてがっつりやってたけど、
さすがに、と思ったが、期待の目で見られたから。
その時の音源は韓国版で今のとはアレンジが違うし、流石に今はやってない。

それぞれの印象

加藤「達成はちゃらいと思ってたけど、
そんなことなかった。
万里生さんはまあ、おまかせします」

田代「かずっきーはライブ以外共演してないのに時々差し入れしてくれるあしながおじさんみたいな人だった。
マタハリ(だっけ?)の稽古場で
早着替えの時にずっと扇風機あててくれる人
だったのが、今回は床を転がることが多いので、
服にゴミが付くのだけど、
なんかやってると思ったら取ってくれた」

ここで時間切れ。

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