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ミツロウのクリームの作り方 〜スキンケア・ボディケア・保湿に〜


私は、日々のスキンケアはシンプルで
顔はホホバオイル、顔以外の体はマカダミアナッツオイル
あとは白色ワセリンでフタをするだけ…といった感じです。

オイルをそのまま使うことも多いですが、
オイルとミツロウを混ぜて作ったクリームを使うこともあります。

(クリームをスキンケアに使う時は、乾燥が酷くない限りは白色ワセリンはあまり使いません。)

ミツロウのクリームは便利で
家での使用はもちろん、
外出先でも肌の保湿が手軽にでき、ハンドクリームやリップクリームとしても使えます。
銭湯やフィットネスのシャワー後のスキンケアにも使えるし、しかもメイク落としにもなるので、
カバンに一つ忍ばせておくと便利です。


【ミツロウのクリームの作り方】


[材料]


⚫︎ミツロウ
⚫︎オイル(ホホバオイルやマカダミアナッツオイルなどお好みのオイル)

☆ 量は、オイル5mlにつき、ミツロウ1g

⚫︎耐熱ガラスのビーカー
(ビーカーじゃなくても耐熱製の容器ならOK)
⚫︎ガラス棒(割り箸でもOK)
⚫︎クリームケース
(ワセリンやハンドクリームなどの使い終わった容器でもOK)

⚫︎キッチンスケールなどのハカリ
⚫︎湯せんするための鍋
⚫︎計量カップ(ビーカー以外の耐熱容器を使用の場合)


[下準備]


クリームケースなどの容器は、使う前に洗うか消毒するなどしておく。

煮沸消毒するのがマニュアル的に正しく一番良いが、
キレイな容器なら、除菌作用のあるソープで洗うだけでも問題はないと思う。
衛生面で気になる方は消毒を。

(たとえば、ジャムの瓶を使う場合は、しっかり洗剤で洗い煮沸消毒が望ましい。)

また、プラスチック容器の場合、耐熱温度が100度以上でないと煮沸消毒はできないので、予め確認すること。


【作り方】


① 鍋でお湯を沸かす。65〜70度くらいがベスト。

② オイルとミツロウを一つのビーカーに入れて、湯せんにかける。

※ 温度が高すぎるとミツロウが溶けにくいので、なかなか溶けなかったら、温度を下げるなどして調節する。
溶けるのはゆっくりなので焦らないこと。

③ ミツロウが溶けたら、ガラス棒(割り箸)で混ぜる。

④ 混ざったら、火から下ろす。

⑤ クリームケースなどの容器に移し替えて、またガラス棒(割り箸)でかき混ぜる。

⑥ 固まったら完成。
冷めたら蓋をする。


☆ 分量について


オイル5mlにつき、ミツロウ1g なので

10gのリップクリームケース1つ分を作る場合、
オイル15mlにミツロウ3g

もっと量を作ると、
オイル25ml、ミツロウ5g
オイル50ml、ミツロウ10g
オイル100ml、ミツロウ20g
……といった具合で。

また、

固めに仕上げたい時は
オイル4mlにつき、ミツロウ1g

柔らかめに仕上げたい時は
オイル6mlにつき、ミツロウ1g

(ホホバオイルは、冬はオイル自体が固まるので、冬は柔らかめの仕上げがおすすめ)


☆ 香り付けやアロマの効能を利用したい場合

⑤でクリームケースなどの容器に移して混ぜた後、少し冷めたら、お好みの精油を1、2滴入れる。
精油は熱に弱いので冷めてから入れること。
でも完全に冷めると固まってしまうので、固まる前の柔らかい状態の時に入れること。

精油は刺激もあるので、肌が荒れてる方や敏感肌の方は、精油は使用しないことをおすすめします。
また、唇などの粘膜も敏感なので、リップクリームも精油の使用は控えた方が良いと思います。


☆ オイルやミツロウは精製が良いか未精製が良いか?


以前マカダミアナッツオイルの記事でも触れましたが
未精製の方が本来の成分、栄養が豊富に含まれています。
だから、オイルやミツロウの本来の栄養をそのままに取り入れたいなら未精製を選んだら良いと思います。
しかし、精製されたものの方がアレルゲンが出にくく、しかも酸化しにくく変質しにくいといった特徴があります。
肌が敏感になってる人は、精製されたものの方がおすすめだし、長期間の保存にも向いています。


☆ 多めに作ったら冷蔵庫で保管を

私の場合、けっこう量を多めにまとめて作ることが多いけど
多めに作ったら、酸化を防止するために、かならず冷蔵庫に保管します。
夏は特に酸化しやすいので、多めに作ったら、使わない分はかならず冷蔵庫に入れましょう。
そして、使うペースが早い人は多めに作っても良いと思うけど、使用する頻度が低くて使うペースが遅い人は、あまり量は作らない方が良いかと思います。
冷蔵庫で保管してもいつかは酸化するので…。
オイルは酸化すると明らかに匂いが違うのでわかりやすいです。
酸化すると塗料みたいな匂いがします。



コノハが作ったもの

精製のミツロウで作ったクリーム



未精製のミツロウで作ったクリーム

精製ミツロウで作ったものは白いけど、未精製ミツロウで作ったものは黄色いです。



基礎化粧、普段のスキンケアは、
天然なものでシンプルなケアが一番調子が良いと感じています。

肌荒れやアトピーさえ出なければ、
「肌キレイだね」「普段何使ってるの?」とかはよく言われます。
自分で言うのも何かイヤですが、実年齢を言うと驚かれることも多いです。
(お世辞かもしれないけど笑)

私がこれだけスキンケアがシンプルになったのは、
アトピーが出たり肌荒れが酷かった時、市販の基礎化粧品だとよけいに肌の調子が悪くなったので
シンプルなケアにしたら調子が良くなっていったからです。
肌にはできるだけ天然のものを与え、そしてシンプルケアが一番だと実感しました。

スキンケアはシンプルだけど、化粧品は割と好きなものを自由に使っています。
(ファンデはごくたまにしか使わず、化粧下地で整える程度が多いですが)

アトピーが顔や首に出た時は化粧なんてできなかったし、
ある程度良くなったり、首だけ出てるような状態の時はファンケルの化粧品だけ使っていました。

肌の調子が良くなってからは、好きな化粧品を使えていて、そういった化粧品が原因で調子が悪くなったことはないです。

(基本的に、本当に気に入ったものというのは相性が合うので、それが原因で調子が悪くなることはないのだと実感します。
↑これはややスピリチュアルな話です。)

ただ、スキンケアは天然なものを取り入れた方が肌が喜ぶし、シンプルなケアで十分だと実感しています。



ミツロウのクリームを作るために必要な材料で、オススメの物をまとめた記事を作りました!
どれを選べば良いかわからない方は参考にしてみてください。
(別サイトの個人ブログになります。)


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