見出し画像

60000系が初めて佐野線へ!「春の花めぐり号」に乗ってきた!

東武アーバンパークラインの新型車両60000系。

「人と環境にやさしい次世代車両」をコンセプトに、スカイツリーラインで運用されている50000系をベースとして作られた、2013年より東武アーバンパークラインで走っている車両です。

↑60000系(春日部駅にて。)

そんな60000系が、この春、ついに東武佐野線に直通する臨時列車が運行されました!

2019年3月27日・29日・30日に運行された、「春の花めぐり号」です。

今回、この臨時列車に乗ってきましたので、感想等を残しておきたいと思います。

1、臨時列車 春の花めぐり号とは?

臨時列車 春の花めぐり号は、東武アーバンパークラインの柏から、東武スカイツリーライン・東武伊勢崎線・東武佐野線に直通し、佐野まで運行されました列車です。

ちょうど見頃である、館林の東武トレジャーガーデンと、佐野乗り換えの両毛線接続で行くことができるあしかがフラワーパークへの観光にとても便利な列車です。

往路の停車駅は、柏から東武アーバンパークライン内の各駅、春日部、東武動物公園、久喜、館林、佐野です。

特急りょうもう号が加須と羽生に停まることがあったり、佐野市が停車駅だったりするので、特急より停車駅が少ないのが驚きです。

復路は、停車駅が増え、佐野を出ると、佐野市、館林、羽生、加須、久喜、東武動物公園です。

復路はアーバンパークラインには入らず、東武動物公園止まりとなっております。

東武アーバンパークラインが伊勢崎線に直通するのに加え、60000系が初入線というのが今回の臨時列車の大きなポイントになります。

2、臨時列車に乗ってきた!

今回は、臨時列車をフルに楽しむために、柏から乗ってきました。

柏は、流山おおたかの森・野田市・春日部・岩槻・大宮方面は1・2番線発なのですが、後続の影響なのか、3・4番線の六実・新鎌ヶ谷・船橋方面のホームから発車するそうです。

今回は3番線発です。

柏の時点では、「佐野」の表示になってはおらず、「春日部」行きになっています。

佐野表示に対応していないんでしょうね。おそらく。

「まもなく、3番線に、臨時電車が参ります。」

あまり聞くことができない放送とともに入線してきた60000系。

先頭車両には、春の花めぐり号のプレートを掲げています。

柏発車時には、駅員さんがお見送りを。

「様々な花を楽しむ春のりょうもう路へ アーバンパークラインからはじまる 花めぐりの旅」と書いてあります。

左の写真は、臨時特急スカイツリートレインとして運用に当たる東武634型。

ちなみに634というのは東京スカイツリーの高さ634mからとっています。

そして右の写真は、東武60000系です。

その後、柏3・4番線発車メロディーである「Ocean」が流れ、発車しました。

鉄道ファンに見送られながら、柏を発車。

豊四季、流山おおたかの森、初石……の順に、春日部まで各駅に停まりました。

春日部までは特に変わりないので割愛。

春日部では、東武スカイツリーラインと線路がつながっていて、特急アーバンパークライナーでも使用されている、4番線に到着しました。

春日部に到着した時から、ホームの行き先は佐野に変わりました。

発車メロディーは、もちろん「オラはにんきもの」の4番線版です。

春日部駅でも駅員のお見送りがありましたが、うまく撮れませんでした。

ごめんなさい。

その後、東武スカイツリーラインに入り、東武動物公園。

東武伊勢崎線に入り、久喜、館林の順に停車しました。

館林到着前には、列車が詰まって、ホームに入れなく、しばらく待たされてしまいましたが、大きな問題にはならず、入線できました。

館林での一枚。

伊勢崎線に60000系がいると違和感でしかないですね。

この後は、東武佐野線に入りました。

佐野線内は、特急車両以外ではワンマン普通しか運行されないので、通過駅があるのは珍しいものです。

館林を発車ししばらくすると、一気に田園風景が広がり始めました。

60000系という近代車両でこれを見られるのは珍しいことです。

そして、終着、佐野に到着しました。

6両編成なので、佐野で先頭車両を撮るには、先端まで行ってもこれぐらいでした。

こんな近代車両が栃木県に来ることは特急を除いてないので、付近を自転車で走っていた中学生らしき人は物珍しそうに見ていました。

おそらく学校で話題になったことでしょう。

佐野では、佐野のゆるキャラであるさのまるがお出迎えしてくれました。

さのまるも60000系にびっくりしたでしょうね。

この感じ、好きなんですよね。

さのまると60000系。

なかなかのお気に入りになりました。

佐野は、1番線到着でした。

しばらくの間臨時表示で、気づいたら回送に変わっていました。

さのまるくん、お出迎えを終えて帰ります。

面白いのは、ここから。

さのまるくん、エスカレーターに乗り始めました。

ゆるキャラがエスカレーターに乗っています。

シュールでしかない。

このあと、さのまるくんは改札の外に出て、駅前広場で記念撮影会をしていました。

3、感想

今回、初めて東武アーバンパークラインの臨時列車に乗りましたが、普段一人では行かない、館林・佐野の方に行く機会ができ、とてもたのしかったです。

もしまた機会があったら、臨時列車に乗ったり、ワンマン区間に行ってみたりしようと思いました。

お読みいただき、誠にありがとうございます。 サポートをしていただけると、今後の活動の活力となりますので、よろしくお願いします!