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龍頭のヴァジュラバイラヴァを守護尊(イダム)とする夢 ―― 2021年の初の夢

 初夢とは正式には1月1~3日までに見る夢のようです。私はこの期間の夢を覚えていません。

1月9日の朝見た夢は細部までは詳しく覚えていないのですが、目覚めた後も記憶に残っていたので、これが21年初の夢になります。

関連note:【良い初夢を!】 宗教儀式で神に呪われた夢など、笑、夢の話。夢日記。


おそらく目覚め直前の夢です。細部まではハッキリとは覚えていません。

美術館、もしくは城や豪邸、宮殿のような豪勢な建物の中で美術品を眺めていました。
数人の日本人によって合作された人物画があって、それが世界的な賞を獲得したなどと説明員から説明されるなどしていました。

大広間の場面になりました。
その入り口から見て正面の壁には、その壁一面に及ぶような巨大な絵画が飾ってありました。


私は見た時に「これはヴァジュラバイラヴァだ」と思いました。 (※ヴァジュラバイラヴァ・・・チベット仏教の忿怒尊。ヤマーンタカ。大威徳明王の発展系?)

説明員が「これは最強のバイラヴァです」と言いました。
(バイラヴァ・・・インドのシヴァ神の強暴な面)


色彩までは細かくは記憶にないのですが、全体的には金色と燃える炎のような赤色が主に用いられていました。
体は主に金色で、不動明王の絵のように赤い炎に包まれていました。

しかしチベットのヴァジュラバイラヴァとは大きく違うところがありました。
多くの顔と腕脚なのは同じでしたが、その顔が水牛ではなくて、すべて龍の顔だったのです。
つまり龍頭ヴァジュラバイラヴァだったのです。


私は「ドラクエのボスキャラにいそうだな」と思いながら眺めていました。


説明員によると「3体の神のイメージが合成されて誕生した」とのことでした。
それは強大な霊力、財力などの世俗的な力、強力な守護を意味する3体の神のようでした。

性質は強大凶猛であり、これをイダム(守護尊、守護神)として迎える者に適性がなければ その者は喰い殺されるし、霊的な存在であれ何であれ敵対する存在を躊躇するそぶりもなく、すぐに殺そうとする性質とのことでした。

このバイラヴァをイダムとするには、この巨大な絵画の前に布団を敷いて寝る必要がありました。
私は敷かれた布団の中で「こんなバケモノをイダムとして大丈夫かぁ?まぁ、何とかなるだろう」と思いながら目をつむったところで夢が終わりました。