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瀬戸内国際芸術祭2019 春会期③

ゆっくり書いてきた瀬戸芸レポート。3日目の後半は小豆島に行きました。
前回までの様子はこちら↓

小豆島

高松港から高速船で小豆島へ。土庄港(とのしょうこう)から迷路のまち周辺へは歩いて行きました。
まずは2016年見学時には時間に間に合わず見学できなかった目(Me)の「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」に入りました。普通の住宅の中がまるで洞窟のようになっています。白いから恐怖心はないけれど、奥が見通せないし、広くなったり狭くなったり坂があったり、探検気分でテンションが上がりました。

その名の通り、迷路のような路地を人の気配のする方へ進むと、妖怪美術館に着きました。こちらは常設で、瀬戸内国際芸術祭には入っていないのですが、パスポート提示で割引料金で入れました。安い金額ではないけれど、スマホのオーディオガイドを聞きながら町を廻るのはちょっとした冒険のようで楽しかったです。

土庄をしっかり楽しんだ後は、大混雑のバスに乗って醤の郷(ひしおのさと)へ。オリーブ公園でほとんどの人が降りたので、途中から座ることが出来ました。

馬木バス停近く、ジョルジュ・ルースさんの「ジョルジュ・ギャラリー」は常設ギャラリーで、会期外でも見ることが出来ます。
作品は撮影出来ますが、実際見ることを強くすすめますのでここでのアップは控えます。本当に素晴らしく、びっくりしました。

奥の部屋のメイキング映像も併せて見ると、更に作品の素晴らしさが分かります。
併設のコヒラカフェもおしゃれで落ち着く空間でした。

次は徒歩圏内の「鐘舎」へ。想像以上に良かった作品で、人が少なかったこともありゆっくりと遊んでいました。これも、写真じゃ伝わらないかな;

普通の住宅地を通って作品を渡り歩くのも、瀬戸内国際芸術祭の魅力だなぁと思います。今にも雨が降り出しそうな重い雲、S字カーブの用水路にリフレクションしている様子を撮った上の写真もなかなか気に入っています。

まだまだバスの待ち時間があったので、醤の郷周辺も見学しました。
もはや「小豆島と言えば!」とも言える、「オリーブのリーゼント」は安定の存在感。

バスで坂手港に行き、ヤノベケンジさんの「スターアンガー」に見送られて高速フェリーで小豆島を後にしました。

高松港に着くころには、もう街灯が付いていました。
この旅最後の夜、名物の骨付き鶏を食べるために1時間以上並んだのも旅の醍醐味ということで。もちろん、その価値が充分なくらい美味でした(^^♪ 次に行くときも食べたい!

高松港周辺

最終日は高松駅・高松港周辺を軽く散策。新幹線の予約をしていたので、岡山駅に着く時間を逆算して見学しました。

駅のコインロッカーに荷物を置いて、まず向かったのがリン・シュンロンさんの「国境を越えて・海」。圧倒的存在感でした。

BMWも瀬戸芸バージョン。

ずっと曇りや小雨でお天気には恵まれませんでしたが、紫外線嫌いで暑がりの私にとっては歩き回りやすく快適な気候でした。青空の写真は次回秋会期に期待して、春会期のレポートを終わりにしたいと思います。

あ~、本当楽しかったなぁ♪

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