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プラトン洞窟の比喩

自分の日々について真剣に考えてみると。

満足?こころから?




どの学校にするか、どこに勤めようか、いつごろ結婚したいか・・・

そういうのではなく、自分の人生に・これからに

胸張って生きた、やりきって楽しかった といえるかな







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A子さん:

なんとなく生きている。


生物として日々流されるようにただ息をしている。

朝起きて電車に乗って会社に行って労働してランチを食べて

疲れて帰ってきてスマホ見てお風呂に入って・・・

そのうち出会って結婚して家を持って家庭を持って

熱い思いや体力がだんだん失せてくる中で


いろいろな問題を乗り越え、おだやかに 生きる。



生まれた意味は・・・あるのかわからない。


そもそも生命は地球に自然発生的に生まれたのかもしれないし

それなら意味なんてないし

心だって、脳かも。


私のアイデンティティーを形成しているのは脳で

死んだらおしまい。

だからこの世は刹那的で欲をみたせればいい

善悪も人間社会の脳が勝手に判断したことで

悪とみなされる事をすれば社会が乱れるから処罰されるだけ。




美人は得だ女は生まれた時点で得か損か決まってる。

顔小さくて目が大きくて鼻は決して大きくなくて

ハーフっぽい顔だったらな。

もっと性格も明るくなれたのに。

自分はそのどれにも当てはまらないからこの社会では端っこにいる。



あの美人はエリート男性と結婚できて

収入もすごいし家も豪華だろうし

エリートとまではいかなくてもやっぱり

結婚相手として一番優先すべきは現実にお金かな

お金あるからってイコール幸せではないと思うけど

でも周りを見ていても

だいたいみんなそんな感じで生きてる。

人生ってそんなもん。


でもなんかしんどい。

私は幸せなんだろうけど

恵まれているんだろうけど

なんか違う気がする。

生きてるのか死んでるのかわからない。

確かに生きてるが実感があまりにもない。

表面だけではない心からの楽しみがない。

生のよろこびって・・・なに?

なんか。つらい。




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⭐︎哲学者プラトンの洞窟の比喩

「生まれた時から,洞窟に縛られて

閉じ込められている囚人たちがいます。

そこの囚人はみな,

洞窟の壁のみ見つめて生きています。


彼らの背後には火が灯されていますが,

囚人は縛られていて振り返ることができないので,

その火の存在を知りません。


さらに,囚人と火の間には塀があり,

その塀の上で人形を動かすと,

囚人たちが見ている壁に

人形の影が映し出されます。


囚人たちには人形の影しか見えないため

囚人たちは影こそが世界の真実だと

認識するようになります。


囚人たちは自分の背後にある火や

塀の存在に気付かず,影が世界の全てだと

思い込んだまま生きているのです。」

(参考:プラトンのイデア論「洞窟の比喩」とは?図と具体例でわかりやすく解説!| ズノウライフzunolife.com)



そのあと,拘束を解かれた囚人の一人は,

はじめて洞窟の外に出て

あまりの明るさに目がくらみつつも

次第に本当の世界を見ます。


太陽・空・雲・大地




その人は洞窟の中へ戻り,

他の仲間に

本当の世界を知らせようとします。


「外にでてみろよ,

外はすごいぞ。広いぞ,明るいぞ。」


しかし,他の囚人は

「頭のおかしくなった奴だ」

「悪魔に騙されている奴だ」

といって


誰一人彼の話を聞きませんでした。


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