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某専門学校の内情

某と言いましたが専門学校は僕の通っていたHALと言う専門学校です。

僕のTwitterを見ている方はよくご存知かと思いますがよく、学校の愚痴を言っています。
が、授業最終日を終え卒業確定した身として最後にnoteにまとめておきます。
今後HALと言う学校に進むか迷っている高校生や大学卒業してからITを学ぼうとしている方の目に入ればと思います。

HALと言う学校の評価

あんなに学校の愚痴をポロポロ流すのには理由があり、総合的に見て僕の中で学校の評価は高いです。周りの専門学校の友人を含め、他の大学生ともよく話をしますが、HALと言う学校は教育機関として優秀であると思います。

では何が不満なのかと言うと、とても業務的であることです。例えば学内で勉強会を開きたい。などの発案をした際には担任、学科主任を通して学校へ申請します。(これは勝手にやる分には構わないのですが、僕の場合学校の壁に自分で作ったポスターを貼ろうと計画したためおおごとになりました)
この申請してから結局、やっていいのかダメなのかみたいな判断がつく頃にはもう半期終わりますよ??と言うことになりかねないためです。
他にも、内定先と共同でハッカソンなどを行いたい。みたいな事が起こると次は東京、大阪、名古屋の3校を巻き込んで許可を得ないといけません。
そう言う点で、業務的なことをするので業務的になるのは仕方ないのですがベンチャー企業で働く身からするとその決断の遅さがストレスになりました。

このCMを見た方も多いと思いますが、実際学内に量産機はいないのか。どのぐらいの温度感でみんなが勉強しているのか。というところが親も気になるところです。

実際のHALの中

僕が所属していたのは4年制のIT学部WEB開発学科です。僕のいたクラスでの評価になりますが、HAL全体を見ても、とても二極化しています。
やる奴はやるし、やらない奴はやらない。これが結果です。
僕はどちらかと言えばやる奴側なので、1年の頃から東京へ出てきて自分の話をベンチャーへしにいくことはよくありましたし、そのおかげで今仕事が出来ています。

ここら辺は以下の記事へ以前まとめているので是非。
https://note.mu/konojunya/n/n09bdebec7491

僕がHALを評価できる点として、この二極化した僕でない側へのサポートです。HALは授業の進行を柔軟にクラス全体の理解度により落としてくれます。これにより理解できてないけど進級するとか、理解できないまま次の単元へ進むとかが少なくなります。これは本当に初学者からすると凄くありがたい点であると思います。
同じ授業を受けても、以前から少し勉強している子とそうでない子やそもそも勉強としての理解の仕方により、クラス全体の理解度はバラつきます。これをなるべく多くの生徒が理解できるような工夫がされているのがHALの良いところだと思います。


やる奴は授業に飽きないか

そもそもこのnoteを読むような人と言うのはHALの中で言うと、やる奴側の人間です。
やる気がありそれに向かって行動する過程でこのnoteを読むことになるからです。
ではそんなやるあなたは、授業に飽きないのか。と言う点です。
これは結果的に言うと飽きます
が、全ての授業に飽きて学校に来る意味ないな。となるかと言うとそんなことはありません。例えばDNSやDHCPを構築するみたいな授業は、普段DNSサーバーを自分で作るなんてことはせずDNS周りを触るとすれば例えばムームードメインなりでドメインを取得してそれを使うとか、AWS Route53を触るとかぐらいです(今現状の仕事上)
そう言う普段使わないが理解しておくことで損はしないようなことを教わることができるのは、自分で学習する人でもかなり楽しいと思います。

この学校の進級するために必須なものは、授業の出席率と成績です。
つまりやる奴は授業中に自分の調べ物をしていても、その授業が理解できているのであれば問題ありません。
内職に勤しみすぎて点数を落とすのは馬鹿らしいですが、ここも小技がありそもそもテストはやる奴が点数を落としてしまうような難易度でない場合がほぼです。
と言うことは、しっかり基礎知識がついてきて授業の内容を理解していて点数をおとさないのだあればテストは難しくないので落とさないし評価もまずまずの評価をもらって、授業に出席しているので出席日数も大丈夫。つまり進級します。その繰り返しです。

特に見せれたものではないですが、僕の成績です。この中で一番内職に勤しんでいたのは、WA、IWと言う2教科ですが2つとも評定は90点を超えているので良いかなと。

では、飽きたら内職をして自分で授業外のことを勉強するなら学校いかなくてよくないか?と思う方もいます。ただ忘れちゃいけないのは、自分で勉強できる人は、自分すでに始めています。HALに入学を迷う段階と言うことは、まだ何を勉強すれば良いのか分かってない状態だと思うので、その点で学校はオススメです。

何を学べば何に使えるのかを知る

僕も専門学校にきてから勉強を始めたので最初の頃はマジで何言ってるのか分かりませんでしたが、何を学べばこんなものが作れるようになるよ。みたいな部分を教えてもらえるのは凄く嬉しいしそれだけ聞けばこっちのものなので、自分で調べて友達と使ってみて。的なことをよくしますが、きっかけさえあれば自分で勉強するのでそのきっかけをもらいに授業へ参加するのがいいと思います。


先生のレベルはどのぐらいか

これは全学科共通ということはなく、その学科により例えばCGだとめちゃくちゃすごい人がいる!とかミュージックもすげーとかはあるんですがITだけで言うと、めちゃくちゃ勉強すれば2年後半から3年前期ぐらいでレベル的には抜くと思います。レベル的に抜くというのは例えば先生へ質問するが先生側が答えることができないレベルの質問を投げれるようになるということです。
ただITの中でも学校の教官ではなく外部講師として来られる先生が数人います。その講師の方々はよく上の人間を見たときに感じる、果てしない知識を持ってる人だな。ってやつになります。
実際講師の先生と教官の違いは、講師は現役なのに対して教官は先生としてHALに在籍するのでインプットの量の差が出ます。ここで講師陣はすごく頼り甲斐のあるものになり、4年間ごときじゃ到底追いつけもしないので最後の最後まで教えてもらえます。


最後に

結局大事なのはどこでもそうですが、どこに入るかではなく何をするか。なのですが、HALはそんな意識の高い人から、とりあえずあんまり分かんないけどHALよく聞くし入ってみるか。で入ってもある程度知識がついた状態で卒業になるので両者へオススメできる学校であると僕は思います。
よく質問箱にもきますが、DMも解放しているので個人的に聞きたいことがあれば是非DMで聞いてもらえれば答えます。

Twitter @konojunya

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