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もう十分頑張ったよね、って話3

社内で衝突したけど日本語通じないってことだけわかった話

今回は社内なのでお客様には迷惑をかけていない。A部長には毎度毎度忙しい中申し訳ないが、三者面談のお時間である。
前回のラストの名言の一部はこの面談内で発生した。つまり、C氏は自分の上司のいる前で「わかってないことがわかってないんだから仕方ないじゃないか!」と一回り年下の女に言い切ったのだ。
この面談では、色々私がC氏を信用できない理由についてぶっちゃけたりした初めての時間だったのだが、もう、本当に会話がまったくかみ合わない。
例えば「タスクを把握して振り分けるとかPMがするものだと思うのに全くやってもらえなかった。結局私が全部引き受けている」と言った際には「うーん。でも、それって、コノッコさんの理想だよね?」
えっ、そうなの?
EM MeetUpでこんな言葉がありました。「マネージメント=管理ではない」でもこういう意味じゃないはずだ。
なぜならこう続いたからである。「正しくは「なんとかする」のが役割」。
こうするとむしろ「何とかしてきた」私がマネージャなのではなかろうか、と思わなくもない。
「1週間何の連絡もなかったことも無責任だと思う」と言った際には、例の余裕がなかった(だが飲みに行く余裕はあった)話をしたり、「そういう時は気を使ってサポートしてくれても…」とか言い出したので、「いやだからその時は気を使ってやりましたけど」とか返すと
気を使ったとか言って、今そうやってあげつらってる時点で気を使ってないよね」
えっ。ちょっと何を言ってるかわからなかった。一回気を使って何かをしたら、そのことについては二度と指摘してはいけないルールでも世の中にはあったのだろうか。
そしてC氏から私への不満。
進捗報告とか相談がない」「(私がA部長にばかり相談をしているので?)のけ者にされている感がある」
仕様も機能も把握していない人相手に、どうして細かく進捗報告したり相談したりできると思うのだろうか。後者にしてもA部長しかシステム②の仕様詳細について訊ける人がいないんだからしょうがない。
というか、なぜ自分に原因があると気付かないのだろうか。

期待→失望は失望のみより疲労感が大きいという話

念願の追加要員さんが来た。大歓喜である。
ちょっと健康上の問題で、週4日だし、ちょっと時間をずらしての勤務となるが、それでも念願の追加要員さんである。
私はなるべく丁寧に説明しようとか、なるべくいい関係を築こうとか、どうやって開発に入るのがハードル低いか、とか色々考えていた。
しかし、何せ開発をお願いするにしたって設計が終わっていない。仕方がないので、これまた必須なマスタデータの整理と見直しをお願いすることにした。あとは実務知識のいらない機能のバグについての調査を依頼する。
しかし、ある日追加要員さんから電話がかかってきて、A部長の「えっ、マジかあ~」という声が漏れ聞こえた。悟った
追加要員さんは入院になった。2週間の予定とのこと。しかし、2週間で戻ってくるとは限らないことぐらいわかっている。散々待ってこれである。次の要員が見つかるとは思えない。
その後2度ほど別要員の推薦が来たが、一人は言語未経験で流石に無理……とこちらからお断りとなり、もう一人は向こうからお断りが来た。辛い。
その合間にも電話に出て問い合わせ対応をして月次の点検だの報告書作成だのを作業していた。ただでさえ終わらないのに、戦力は減っているし、私はシステム②の専任ではない。(G氏は専任だった。というかE、F、G氏らは開発専任である)
何かの拍子にA部長に「保守とかなければもうちょっとなんとかなると思うんですけど」と言ってみた。軽めに言ったのが良くなかったのかもしれないが、流された
また、忙しくなったら会社の近くに泊って仕事をした例もあるからいざとなったら、と言われていたので、それとなくA部長に聞いてみる。「まあおいおいね」みたいな感じで流された
正直ちょっと通勤がきつい。開発者の人はわかると思うが、ギリギリまで頭を使った後、休ませる時間が取れないと結構つらい。脳がコンピュータだとすると完全にオーバーヒート状態である。あとわりと寝ると夢でも仕事をしているのがやばい。
周りを当てにしても無駄なので諦めて自力で何とかしようと自分で家具付きウィークリーマンションの見積もりとか取ってみる。3か月で40万前後とか出てきた。いくらなんでもそこまでのお金を払って残業させていただく気はない。
とりあえず5泊セット割引プランのビジネスホテルに宿泊してみた。レンジもついてるし、わりといい感じ……と、思ったが、夜遅いとどうにか風呂に入ってばたん、なのでレンジなんて使わない。宝の持ち腐れである。
なお、この5泊の途中で調子に乗って残業しすぎて「終電大丈夫なの」と訊かれてしまう。一瞬でバレるとあれこれ面倒くさいと判断したので「知り合いのとこに泊ってるんで」という何の役にも立たない嘘をつく羽目になった。
5泊は荷物が多くて面倒だったので、一日おき泊に切り替えてみる。今度は寝るだけでいいのでカプセルホテルみたいなところ
綺麗だしアメニティも全部揃ってるし、シャワーブースもきれい。コスパ最高である。お試しの一泊ののち、そっと会員登録をする。
終電で帰っても風呂入ってから7時間も寝れる。すごい。

で、最近何してたの?

①地味に鬱陶しい電話対応。電話に出るとその一瞬前の思考は霧散する。とくに開発。なので一つ一つの時間の短さに反してタイムロスが多い。ちなみにC氏は滅多に電話に出ない。しかし、出たとしても内線と間違えて代表の外線に出て「システムですけど」とやったことが何回かあって戦慄したので、不安は不安である。
また、これが問い合わせの電話だった場合、ある程度の調査や対応をする羽目になる。
②保守。他の担当顧客の課題管理とか、定期点検とか、報告書作成をやっている。なお、私は「急かされてないから放置して平気」というメンタルは持ち合わせていないので、問い合わせがたまると焦る。
③ISMSの内部監査。日程調整をD氏がする予定だったが、外出が多くて無理そう。ということで、私からISMS事務局の人に「Dさんは無理です」とお知らせ。内部監査の対象部署との日程調整は私がやった。内部監査は事務局の人と私で行くことになった。最初は経験のために付いていくだけでいいという話だったが、無理やり報告書を押し付けられる。断ったが押し付けられる。しかし下書きだけでいいから、という話だったが、当然のように修正作業も求められる。口癖のように「忙しいのはわかってるんだけど」という人だったが、まったくわかってないんだなとわかった
④システム②の顧客調整的なもの
定例会などで「この機能は後回しでもいいですか?」「対応なしでもいいですか?」とかやるやつである。本来PMとかがやる話だと思うが、私がやっていた。
⑤機能基本設計、DB設計、開発、テスト
言わずと知れた炎上しているシステム②改修である。まず間違いなく改修が発生する画面は97画面ほどある。一人で顧客の要望と受領資料を確認しながら基本設計を黙々とやっている。なお、改修はない(想定)だが、設計書は最終的に見直さなければならない画面はそれとは別に54画面ある。
追加要員さんが戻ってきてない以上、全部私一人のタスクである。周りの同僚(仮)は相談しあったり、教えてもらえる相手がいるのに、なぜか私は一人で作業をしている。会社に来る意味があるのだろうか。あっ、電話取る人いないと困るからか
⑥システム①付随機能の外注先への資料提供・設計
ありがたいことに、これはほぼ落ち着いてきたので発生する作業数は少ない。
このうち、④~⑥を一人で頑張って回そうとしているのですが(他は協力者がいると言えなくもない)、ぼっちのわりに頑張ってると思うんです。

部内会議で「僕は進捗把握してないんで」と言い放つPLとは

もちろんC氏の話である。
まだ私が1から100までC氏が理解できるように準備したうえで進捗報告に行くものだと思っているのだろうか。
そもそも、会社にはRedmineが導入されていて、私は毎日細かくチケットに工数登録をしている。それさえ見れば、私が何に何時間費やしているかを確認するのはたやすいことのはずだ。チケットの数見ただけでも状況まずいのはわかるだろう、と思うが、見ていないんだろうなあ。
というか、部内会議で自分の仕事が「できていません」と言い放つその根性がすごい。私がC氏にわかるように報告しないのが悪いんだぞ、というマウンティングか何かだろうか。

もう頑張れないとわかった話

先週金曜日の話である。災いしか招かないので、もはや打ち合わせの類からは私を参加者から外していいのではないかと思う。だって私は仕事を一人でしているだけなのだ。
それぞれのPMが進捗状況を、それ以外の保守担当者は周知したい課題などがあれば持ち寄って行う打ち合わせ。システム②に関しては相談する相手など会社に存在しないのでスルー。システム②のせいで忙殺され、手が回っていない問い合わせや保守対応をまとめておく。この中には夏ぐらいからアラートをあげていたGoogleMapsAPIの規約変更(APIキー必須化)についての課題もある。ずいぶん寝かせたものである。
進捗報告が始まり、C氏の番。システム②の進捗状況のところになって「僕は把握してないので」。あれ。一応、A部長とB氏とF氏との開発打ち合わせで指示があったから、画面毎の作業と課題の対応表を作って、それ情報連携してるんですけどね。対面で報告しなきゃ許さないぞ、ってことですか。勘弁してくれませんかね。あなたが書類整理とかで空いてる私の隣の席に座ってくると体が緊張して強張るんですけど。頬杖つくふりで耳塞いで音が聞こえないようにしたりしてるレベルなんですけど。無理に決まってますよね。
とか思っているうちに、「システム②のデータ移行2日でやってもらって」という謎な発言が聞こえる。えっ、ちょっと何言ってるかわからないですね。
「それ二日ってどう実現するつもりですか」と流石に質問。
「データは外部に持ち出せない契約になってるからリモートでコノッコさんに入ってもらって自動で」自動!?
「いやいやいや、それじゃ無理ですって。自由入力の項目をコードに変換したり、データ1件ずつ確認してじゃないと作業できませんよ」
ちなみにこの話は3か月前からしている。
なぜか全くこの業務に関係のないE氏が「システム②はシステムごとにデータの持ち方違うし本当に大変だよ。大体、データ移行の経験あったっけ?」とフォローしてくれる。この場で話を聞いただけのE氏ですらわかる大変さがC氏には全くわからない
「じゃあコノッコさんデータ移行の計画立てて、計画書作って」
拒否である。断固拒否。1日が48時間になったって実現不可能である。「絶対できません、無理です」とお断り。
何がそんなに大変なのかわからないんだけど」と言い放たれる。
ここらへんでA部長が「まあまあ。どっちも冷静じゃないから別枠でこのプロジェクトの進捗打ち合わせしましょうよ」とフォロー。
「進捗打ち合わせしなきゃ状況がわからないっていうことがおかしいと思うんですけどね」と食い下がるC氏。
いつものことである。「C氏にわかるように報告しない私が悪い」ということらしい。この週、ハマっても相談する人がいなくて頭を抱えてたり、機能の実装方向性を相談したいけど誰も相手がいないぞ、タスク増えたのに全然減らない、と結構ギリギリだった中、正直この言い草には耐えられなかった。
10分くらい抜けますと言って打ち合わせの部屋から退出。なんとびっくりトイレにこもって大号泣である。案外感情が昂っていると理性の外からボロボロ抑え込んでた本音がこぼれてくるものらしい。勝手にこれ以上頑張れない、とか、誰も助けてくれないのにこれ以上は無理そこまで尽くす価値なんてない、とか出てきて、あーそうだったのかーと思った。
外を通りがかった人はさぞかしビックリしただろう。
そんなこんなで気がついたら一時間くらい経っていて、どうにか大号泣も終了したので頑張って打ち合わせに戻ったし、自分の話す予定だった課題の情報連携を終わらせた。
その時になってA部長から「私をシステム②に集中させるために保守を一旦B氏、D氏が引き取り、電話も他の人が取るように」という通達を出した。これがあと1週間早かったらと思わなくもないが、どのみち私が無理やり大丈夫だと思い込んで働いて、それで周りが問題は解消したと思うなんて歪な状態に無理があった。
残念ながら私はもう辞めると決めた。あとはタイミングだけの問題である。この先C氏に信頼なんて微塵も抱けるはずがないし、顔を見られる気がしないし、A部長のフォローも遅すぎた。
誰も当てにならないなら自分で自分を守るしかないということがよくわかった。

一応言う機会がなかったので

C氏が出張に行っていたとある日、顧客から焦った口調でB氏宛てに電話がかかってきた。曰く「B氏も外出中なのか?C氏が作業しているはずの端末の状態が確認できない。今までこの作業中にこんなことはなかったし、C氏に連絡がつかない。早急にどうにかしてくれ」
どう考えても一大事である。申し訳ありません、すぐ確認を取りますと言って、B氏に慌てて電話をした。
幸いB氏はすぐ電話に出てくれた。顧客からの電話の内容を伝えると、すぐ確認すると言ってくれたのでややほっとする。それでも何があったのかと心配はしていた。
そこにB氏から、C氏がある回線を抜いてしまったこと、状況は回復していて、お客様にも連絡済みだからもう大丈夫との報告があった。一安心である。
しかしその日の午後、C氏から電話があった。曰く「どうしてB氏に連絡したんだ。普通先に僕に連絡するだろう」「連絡がつかないかと思って」「それは勝手な推測だよね」「お客さんからそういう電話があったんですけど」「そうなの?でも普通電話があったらかけなおすと思わない?」と言ってくる。最終的に「次からは最初に僕にかけるように」と電話は切れた。
B氏に連絡した理由を問い詰めるためだけに電話してきたのかと思うと非常にモヤモヤする。
ちなみに、その出張時の業務の反省会があって、私も出ていたが、C氏は「誤った回線を引っこ抜いてお客様に不安を与えたこと」については一切触れていなかった。まあ、きっと、恐らく出張報告書に書いているのだろう。

私だけじゃなく

先日もC氏が「えっ、それ僕がやるの」とか言っている声が聞こえてきましたが、他の人からの評判は大丈夫ですか?

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