悩みは解決するのではなく、向き合うもの
今回は悩みについてお話ししていこうと思います。
悩みには、他人が関係するものと自分だけの悩みがあります。
私が思うには、他人が関係するものは悩みではないと思っているんです。
そこには心があり、その心が悩みとして表れているというイメージ。
その心の悩みは解決できるものではないとも思うのです。
そう言われると悩みは消えないと思うかもしれませんがそうではなく、その悩みを悩みと捉えないという事。
そもそも、心の悩みは現在、未来ではなく過去のもの。
過去のトラウマだったりが原因の事が多く、悩み続ける多くの人がその悩みの原因をわかっていません。
過去の出来事のため、ふさぎこんでいたり、忘れようとしているから。
現在と未来しか見ていない、もしくは過去は変えられないからと言って後悔し続けているようにも思います。
現在の悩みが、その出来事に直結していない事も多いので悩み続けてしまいます。
ではどうすればいいのか？というと、
それは過去の自分と向き合う事です。
トラウマになるような出来事だったりなんとなく嫌だったことでも、向き合うのは怖いことだし、嫌な気持ちになりますよね。
だから、みんな逃げてしまうんです。
そこの悩みの根っこになっている部分をとことん分析することで、気持ちが軽くなるし、悩まなくなります。
体調が悪いとき、病院にいって風邪ですねと言われるだけで、変な病気でなくてよかったと少し安心するのと同じ感覚で
悩みの原因はそれだったんだと気づく事、納得できるまで分析する事が心の安心に繋がるんです。
直結しない出来事であっても、過去に納得できなかった事等すべて含めて、
ぐちゃぐちゃにこんがらがっていたヒモがするするとほどけていき、ヒモの先に繋がっていた本当の悩みの種が見えてくるのです。
実際にカウンセリングを行う際にも過去の話から聞きながら原因の根っこを探していきます。
ご自身でもこれは出来ますので、悩みがある人は怖がらずに過去と向き合ってみてほしいなと思っています。
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