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百年記念塔への想い

もう2週間以上前になりますが。
建築家・井口健さんの個展を見てまいりました。

札幌市厚別区にある「北海道百年記念塔」の設計者です。
百年記念塔は、こないだ死ぬ気で行った北海道博物館の隣にあります。
(恐竜を見てきました|kononeko #note https://note.com/kononeko212/n/nd5b5c4897bbf)

あの、私、あんまり言ったことないけど、大学で建築学科出身です😅
トレーシングペーパーに描かれたエスキースとか、数式による曲線とか、懐かしくて。


この記念塔、老朽化したからと解体の方針が示されていますが、とんでもない!
まだまだもつし、それどころか未完成で、これからまだサグラダファミリア並に育つように設計されていて。
自然のなかに生きる大樹と考え、季節・四季と共存し、朽ちて自然に逞しく生きる姿を見守ろうとする配慮が、自然及び先人の霊に心を寄せることになる…と。

それなのに、表向きは老朽化(してないって!)、裏テーマはアイヌ民族を迫害した象徴だからなかったことにしたい…ようです。
訳わからんプライドで、建築家や開拓民子孫の想いを無視しないでいただきたい。

想いを無視といえば、旭川医科大学の凄腕医師が、内部の人間の妬み?でクビになった件もひどい。

なんでほんの数人の曲がった想いで、大切なものが奪われてしまうんだろう。

解せないことが、少しでもなくなりますように。

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