natsu

思ったことを 少しずつ。

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最近の記事

妊娠とか出産とか育児とか #1

出産をした。 昨年、初夏に信じられないほどの出血と腹痛を経験した。 2度目の流産だった。 手術はせず自然に出すことを選んだが、流産診断をされた後、笑っちゃうぐらい長い期間赤ちゃんはお腹にいた。 始め腹痛や出血が始まった時は「出ないで欲しい」とめそめそしていた私だったが最後はもう「え?まだいるん?出る出る詐欺やん」となったほどである。 その後きれいになった子宮に、新たに迎えた卵が無事に大きく成長してくれた。 2度の流産経験は人に妊娠報告することを躊躇わせて、出産直前まで限ら

    • 何でもない話 #16

      父はとても女子力が高い。かつ、女々しい。 うちの家族で私の次に女子力が高いのではと思うほど。 (これは別に自画自賛しているわけではなく冷静に比較しただけだ、女子力が高い事が正義だとも思わないし) 例えば、昼間仕事中の夫に「甘いものが食べたい」と私が言うとする。 言ったことないのであくまでも私の想像だが、おそらく既読スルーされる。 もしくはいいトコ「夜に家にあるピノ食べよ!」とか言うと思う。 確信を持って言うが、そんな時に父はコンビニでスイーツを買って帰るだろう。 あるいは

      • 不妊治療の話 #5

        ただ私がねじ曲がってしまったという話。です。 詳しくは書かないが なんとかここまで辿り着いた……と思えるところまできた。 ……と投稿するつもりで下書き保存していたが辿り着けなかった。悲しみ。 前から読んでる人がいたらご存知の通り、夫と私は簡単にここまで(どこだよ)きたわけではない。 そりゃあ不妊治療って上を見ても下を見てもキリがないものだから、もっとずっと辛い思いをして泣く日々を乗り越えてきた人もいるだろうと思う。 それでも叶わない人もいる。 そんな人たちから比べたら

        • 何でもない話 #15

          人間のコミュニケーションは ありがとう ごめんなさい 助けてください 愛しています の4つだというのをどこかで聞いたか読んだかした ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ なんだか わかるような わからないような 大袈裟なようなシンプルなような ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 今はもう会えなくなった人たちにもたくさん助けられたな タイミングなんだけど、たぶん ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 誰でも良かったんだと思う でも、誰か助けて欲しいと願った時にたまたまそこにいて手を差し伸べてくれたのは君だ

        妊娠とか出産とか育児とか #1

          何でもない話 #14

          既婚者は なんで結婚したの、とか 結婚の決め手はなんだったの、と聞かれることがしばしばあるだろう 例に漏れず私もある 私は自分のことがどうしようもなく嫌いで憎くて仕方ない時に 「それでもいいよ、大好きだよ」と言ってくれる人がそばにいないと きっと生きていかれないと思った だから結婚した 無条件にそんな風に言ってくれる他人の存在は奇跡に近い いい大人が1人で生きていけないなんて とんでもなく情けないのかもしれない 1人でも幸せだけどそんな2人が一緒になったらもっと幸せ?

          何でもない話 #14

          不妊治療の話 #4

          あまりにひどい仕打ちではないか、神様 三度目の正直 二度ある事は三度ある 何を信じればいいのかわからないけど 三度目の正直で妊娠判定をもらった が あえなく流産。 二度ある事は三度あるのだ。 着床も流産も一度目だが。 あいにく夫の誕生日だった 帰りの車で声をあげて泣いた 悲しい時は食べるのだ、と味玉とんこつラーメン焼き海苔トッピングを完食した ジュースを飲んでチョコレートも食べた 元来立ち直りは遅い方だし そんなことで悲しみは減らない 泣き疲れて夫の隣でうたた寝

          不妊治療の話 #4

          私の夫 #7

          突然だが 私はとてもつまらない性格というか なんとなくご存知の通り(知らないか) ありふれた割りとネガティブ人間である よく笑うがよく泣く そして人生は我慢大会とか人気者選手権みたいな捉え方をしている節がある 頭ではもちろんそうでない事はわかっていて 我慢ばかりする必要はないし 人気者が偉いわけでもない そもそも人生というものは 人と人を比べて偉いか偉くないかとかではない ただ御多分に洩れず なんとなく優劣をつけたりそういった事を気にしたりしてしまう その点私の夫

          私の夫 #7

          なんでもない話 #13

          先日読んでいた小説に 主人公が夫に「あなたは何もしなくても愛されると思ってるの?」と言うシーンがあった なかなか 夫婦の真髄。 愛される努力をする、と言うと少し違う気がする "何もしない"の"何"というのは、相手のことを思いやっての行動や言動だと思う 愛情表現についてはこのnoteで度々触れている 自分がされて嬉しいからする、というのも無しではないが それは愛情表現という名のただのオナニーだ 相手が何をしたら嬉しいと思ってくれるか、喜んでくれるか。 想像力はもちろん

          なんでもない話 #13

          不妊治療の話 #3

          久しぶりの雨降りで1日中グレーの空 朝イチのヨガもなんとなくいつも通りにいかずくすぶった日中であった 車通りに隣接し、3階に位置する我が家 周囲に高い建物がないので、窓からはたくさんのものや人がよく見える 色づき始めた木々、水溜りを通る車、レインコートを着て自転車に乗る少年 鮮やかな色の傘を持った小学生たち ふと先日のことを思い出す 晴れて日差しが暖かかった休日、出掛けるついでがあり 近くの公園で夫とサンドイッチを食べていた時のこと 我々の座っていた場所から少し離れたベ

          不妊治療の話 #3

          なんでもない話 #12

          私は夫とモーニングができない (絶対にない事だがもしも万が一)将来私が自伝なんぞを出すとしたら きっとタイトルはこれにすると思う 不妊治療をしていると時々、いや、よく、どす黒い気持ちに覆われることがある 同い年の友人たちが続々と妊娠をし、先輩ママとの交流などを見るのがつらく ここ最近はSNSを少し離れたりしている 先日久々に覗いたら臨月の友人が夫とモーニングして朝からハッピーという旨のことを発していた まさに私が毎週訪れる休日に望んでいることなのであった というか2つと

          なんでもない話 #12

          なんでもない話 #11

          本日は、シンプルに。 意外と人生は短い(らしい) 私は私を喜ばせてくれる人と一緒に毎日を過ごしたい #photo #life #diary #blog #autumn #wife #husband #simple #日記 #なんでもない話 #秋 #すすき #人生

          なんでもない話 #11

          なんでもない話 #10

          一度でいいから 日付指定で予定をあけるよう言われていて 「◯日分の着替えを用意して明日の○時に出発します」 と急に言われて 行き先も告げられず、荷物を持ち、意気揚々と旅行へ連れて行かれたい 駅弁買って電車の中でスーパードライで乾杯して ねぇどこいくの、と教えてくれないことわかっててニヤニヤ聞いたりして 旅先は遠くても近くてもよくて 美味しい食べ物やお酒がある場所で 温泉があったりなかったりして 美味しい晩ご飯食べた後に散歩してコンビニでビールとお菓子買い込んで サ

          なんでもない話 #10

          なんでもない話 #9

          最初に言っておく これは完全に私のわがままの極みだ 誰が読んでも別に面白くはない愚痴のような日記だ。 でもここはわたしの日記だ。許せ。 クレームは受け付けない。読んだ君が悪い(ひどい責任転嫁だと自分でも思う) 愛情表現の違いについて考えだすといつも絶望する 私が欲しいと思う愛情表現は夫と一緒にいる限りおそらく満足にはもらえないだろう 夫がくれる少しズレた、いや大きくズレた、「きっとこれは彼なりの愛情表現」を微妙な感情で受け取り続ける 何度も言う、スキンシップはそれほど

          なんでもない話 #9

          なんでもない話 #8

          自分より少しでも空腹を満たしてほしいとか 自分より一回でもいかせてあげたいとか 自分より長く眠らせてあげたいとか 人の三大欲求のそういうところで 優しくしてあげたい相手なら、結婚は迷わなくていいと思う みたいなのを以前どこかで読んで ふと今日思い出して いずれ私が夫に対して、もしくは夫が私に対して 好きっていう恋心みたいなものが感じられなくなっても そういう優しさがお互いにあれば結婚生活は続けていってもいいんじゃないかと思う まぁもちろん2人だけの問題なら、だけど そ

          なんでもない話 #8

          なんでもない話 #7

          エロいことがしたい と Never Young Beachの別れの歌を聞いていて、ふと思う 何度も見ているMVだけど最近のMVの中ではかなり秀逸。 最近と言いつつもう4年ほど前の曲だが。 私の言うエロいことというのは いわゆるベッドの上でする情熱的なそれらではなく ちょっと好きだなと思っている人と 1軒目楽しすぎて2人とも結構飲み、2軒目に行こうという話になり その移動中、人通りのある所でするっと指を繋ぎ (もっと言うなら手を一度離され、なーんだと思った瞬間にもう一方の

          なんでもない話 #7

          最悪な、春

          そうか ずっと違和感があったんだよね "みんなで明るくとか前向きに"とか "支え合おう"とか "思いあって助け合おう"とか いや、いいんだけど もちろんそれも嘘の感情ではないんだけど 最悪な春って言われた方がストンとくる人も なんなら救われる人もたくさんいるのではないかしら いい事があった人もいるだろう Stay home 普段家にいないパパがいる 共働きで結婚後初めて、夫婦2人で長時間一緒にいる 見たかった映画がたくさん見られた 読みたかった本が読めた 資格の勉強

          最悪な、春