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パリ五輪、カナダの分析と可能性




グループA

こんにちは(´Д`)
引き続き、パリ五輪女子サッカーのグループAの分析をして行きますが、
このグループAの中でも、とりわけ贔屓してる国がカナダでございます!

簡単に言いますと、
ボクが女子サッカーに強い関心を持ったのが、東京五輪からでありまして、そこで優勝予想を立てた際に、選んだ国がカナダでありました(´ー`)

忘れもしません…
決勝戦のカナダVSスウェーデンの試合。あの試合を機にこの2国を徹底的に分析し、選手の名前をすべて覚え、今日まであらゆる試合を観戦してきました。関心度の比重で言えばカナダの方が高いです!

すべてはキッカケなんですよね!
このキッカケを機に、女子サッカーを追っかけてはアメリカのNWSLに関心が広がり、イングランドのWSLにも関心が広がって行ったわけです。
ですので、そのカナダとの縁深さが今でもカナダを贔屓的に見ているボク自身が存在するんです。


長ったらしい前置きはこれくらいにしましょう




それではカナダの選手を見て行きましょうか!



キーパー

カイレン・メアリー・イアコヴォーニ・シェリダン
あの鉄壁のキーパーことステファニー・ラべの後を引き継いだシェリダン!
彼女がカナダのゴールポストを守る守護神である!


ディフェンダー陣

左から、アシュリー・エリザベス・マリー・ローレンス、ジェイド・エリザベス・ローズ、ヴァネッサ・ブリジット・ジル、カデイシャ・ブキャナン
下段左から、ガブリエル・カール、シェリーナ・ローラ・ザドルスキー。

最近の先発起用は、上段の4人がよく起用されているんですが、
ボクの理想のディフェンスは、左サイドバックからカール、ローズ、ザドルスキー、ローレンスの4人がボクは来て欲しいんですけど…

なかなかそうはならない…w
ジルとブキャナン、ジルはフランスのリヨンに居て、ブキャナンはイングランドのチェルシーに在籍してます。どちらも正ディフェンダーとして活躍してはいるのですが、個人的にカールとザドルスキーが好きなんですw(*´з`)

カナダと言うチームは、防御に強いチームと言っても良いでしょう。
Wカップでは、オーストラリアに4失点と想像し難い結果となりましたが、基本的には防御型のチームです。攻撃ももちろんしますが、中盤から前線までのミスが多く、なかなか点に繋がらない攻撃陣なんですよね…


そんなミスの多い、中盤の選手を見て行きましょうか!


ミッドフィルダー陣

左から、クイン、シミソラ・フェイシャヨ・アウジョ、ジェシー・アレクサンドラ・フレミング、ジュリア・アンジェラ・グロッソ、デジレ・ローズ・マリー・スコット。

クインにおいては、東京五輪から戦犯的なパスミスを何度も観ていますので、とにかく先発起用には納得がいかない選手w なにもかもが悪いという訳ではないのですが、動きものろいしボクは好きではない。

アウジョは若手起用されてる選手。20歳でディフェンスのローズと同じ世代での子だろうね!彼女の良さはまだわからないが、パンチのあるミドルシュートを打ってくるのでエリア外でボールを拾えば打たせてもイイ選手!

フレミング… 彼女は、カナダ代表から引退したシンクレアに替わってキャプテンを任せられた選手なのだが、ボク的には彼女はまだまだそんな域に達した選手ではない。中盤でのパスミスはまぁまぁ酷く、彼女が司令塔的な役割を任されてる事は非常に問題でもある。
要は、荷が重い仕事を彼女は引き受けさせられてる感じがしてならんのよ。
もっと適任の年上は居るのだが、監督に言われたのか、周囲から持ち上げられたのかは理由はわからんが、今の彼女には重圧よりも伸び伸びとプレーさせてあげる方がまだ活躍すると感じる(´Д`)

ほんでグロッソ!
中盤をコントロールさせるのならグロッソが適任!彼女はよく周囲を見てるし、スキルがあるのでボールキープも上手い!だが、フレミングとポジションがかぶるので、グロッソは後半入れ替えで起用されるかどうかなんだ。
東京五輪で金メダルに導いたプリーストマン監督の考えなのだから仕方ないのだが、これが功を奏してないからWカップで負けたんだよw

スコットは、シンクレアが代表引退したので、現在の最年長者になるかな。
正直、彼女は代表招集されるどころか、代表引退をしたんじゃないかと思ってたのだが、怪我から最近戻ってきたらしく今回のシービリーブスカップには招集されてたみたいなんだよね。スコットはキャリア十分で中盤の役割はそれなりに出来るので彼女の五輪での活躍は観てみたいとは思ってる(´ー`)


フォワード陣

左から、クロエ・ゾエ・エイヤ・ラカス、イブリン・ヴィエンス、ニシェル・パトリス・プリンス、ディアン・シンシア・ローズ、ジョーディン・パメラ・ウィテマ、アドリアナ・クリスティーナ・レオン、ジャニーン・エリザベス・ベッキー、オリビア・スミス。

ラカスに関しては、カナダ代表に初めて招集された時から関心を持って観ていたボク。現在はイングランドのアーセナルに所属してるのだが、その前は、ポルトガルのベンフィカに居たんだよ。ベンフィカでは彼女は得点しまくって重宝された選手だった!
左サイドから斬り込むラカスを、ボクはずっと期待して観戦してるのだが、ここ最近においては全く斬り込めない。走り抜いてくれればまだしも、ボールを止めて後ろに戻す状況が多くなった。アーセナルでも本来の自分を出せずにベンチを温めてる状況が続いてる感じだ。そんなラカスには期待が持てなくなっているボク… それくらいガッカリ感が強く増す直近この頃…(;´Д`)

ヴィエンス、プリンス、ローズ…
この3人は足も速くて、しっかりと突っ込んでいくのだがボールキープ力が無さ過ぎてカットされやすい。あと決定機でハズすのが一番の致命的部分w
ヴィエンスはとっても頑張ってる感があるんだけど、なかなか結果に繋がらないですね。

ウィテマに関しては、チームでは一番背が高く、コーナーキックやフリーキックからの競りで重宝されている選手。彼女はパスのセンスはあるんだけど、ボールを持った時に相手選手と競り始めると速攻で転倒するんだよねw
転倒癖と言うか、転ぶのが目立つ。なので空中で競る勝負以外は使えないというのが本音かな。とにかくフィジカルの弱さが酷いんだよねw
サイドからポーンと上がったボールを、ヘディングで決められたら彼女の役割としては上出来ってくらいかねぇ(´Д`)

下段左からレオンね。
直近の試合は、ほとんどレオンが決めてる感じかな。今のカナダの得点を築いてるのはレオンと言ってもイイかもね。
レオンも得点に絡む部分があるから良いが、基本的には彼女もボールをキープするスキルは高くない。スキルが高く無いのに、変に1対1の勝負に挑み全部カットされてしまう。 ならばパスを出せや!と思うが時すでに遅し…w
とにかく前線の選手は皆不安要素を抱えてるのがカナダ(;´Д`)

そしてベッキー!
ボクが、最初にカナダの試合を観て惚れこんだのがベッキー(●´ω`●)
ただ、彼女は膝の靭帯の怪我をしてWカップは出てなかったと思う。アメリカのNWSLで今季から復帰してるからね!
ベッキーはセンスあるんだが、なぜか結果が出てないんだよね。  シュート力で言えば凄いパンチのあるシュート打てるほど強力なんだけど、そういう場面に遭遇しないのがベッキーでもあるw
今は、前線と中盤で状況に応じて起用されてるから、パリ五輪でのベッキーの活躍には非常に期待しております(´ー`)

最後にオリビア・スミス
彼女はCONCACAF Wゴールドカップに召集されたが、シービリーブスカップには招集されてなかった。現在は、ポルトガルのスポルティングスに在籍してる。 彼女は、カナダを救う逸材の1人だよ!
まだ19歳と若いが、小柄でがっちりしててパンチ力のあるシュートを打ってくる!またボールを扱うセンスも非常に良い!なんで彼女を起用し続けないのかはまったくもってわからない… 一応、パリ五輪では確実に招集されるとは思うので、是非とも期待したい!彼女は化けるからね\(´ー`)



とういことで、こんな感じの選手達がおりますという事ですが、
まずは、カナダの直近の試合結果を見てみようか。

今年に入ってからは、負けてるのはアメリカのみ。それも立て続けだね。
CONCACAF Wゴールドカップにおいては、一応PK戦にまで持ち込んだのだが、あの大雨での決行は問題視されていたな。あんな雨の中でボールの動きなんて予測できんわけだよ。それでも負けは負けで仕方ないがね…

ただ、シービリーブスカップでは、先日の負けを取り返せるチャンスだったのに、ここでもPK戦に持ち込んでしまったんだよな…
カナダはPK戦には結構分が悪いなw  東京五輪ではラべという最高のキーパーが居たので、彼女のお陰もあってPK戦で勝ち上がって行けた!
現在のキーパー、シェリダンも全然悪く無いんだけど、防ぐ確率においては良くはないんだろう。
とは言え、アメリカと2度戦ってPK戦まで持ち込む勝負であった事を考えると、今のカナダの全体的な調子は良いと言ってもいいかもね!


ボクとしては、予選は間違いなく上がって来ると思ってる!
コロンビアとニュージーランドの未知数を予測したとしても、間違いなく上がってくると思っております。

問題はですねぇ…
カナダと言うチームが守備型である事と同時に、先に紹介したような選手達のミスあるあるが生じて、先に失点した場合が怖いんですよね…
カナダは点を簡単に獲る事ができる攻撃陣ではない。かろうじて1点をもぎ取った、その1点を守り切るのが本来のカナダなんですw
それが失点から始まると、どんどん重圧により選手達も焦る。直近の試合では、失点しても得点ができたという試合が続きましたが、それでも不安は払拭できません。

カナダは、先に2点が取れれば勝利がぐっと近づくチーム!
それが出来ないから困ってるんですw  なので、予選は通過するまでは予想しておきますが、優勝できるか?という問いには今はまだ保留にさせて頂きます。


それもこれも、すべてのグループの分析が終わり、ボクの優勝予想国を伝えるまではお待ち頂きたい(´ー`)


とにかく、ボクが贔屓しているカナダですので、
東京五輪に引き続き、パリ五輪でもミラクルな結果を残せる事を心から願っておりますがね!


それでは、グループA最後のニュージーランドに行きましょうか!



                    ほんじゃまた ( ´Д`)ノ~バイバイ

腰のサポートはコルセットよりも、 ウェイトリフティング用ベルトが一番安心するね (´ー`)