見出し画像

虫嫌いを克服させる千本ノック 29本目 ウンモンスズメ(雲紋雀蛾)のオス

スズメガの仲間はみんな戦闘機のようでカッコイイ。

そのなかでもこのウンモンスズメは(まだ見ぬ南方系のキョウチクトウスズメとともに)迷彩塗装の戦闘機のようでカッコイイのだ。

見るたびにテンション上がる!

幼虫はケヤキの葉も食べるので、都会でもけっこうふつうに見られる。駅前の歩道橋の階段にいるところを見たこともある。

早く起きちまったので、ええい、この際だとミドリシジミ見られないかなとB公園へ。

6時15分と6時45分ごろに見られたと先客のおじいさん(最初おばあさんに見えた)に教わった。今日最初に時計見たの6時21分だった。

B公園に行く途中のクビキリギリスと思われる圧死体2を撮ったのが6時55分。もっと早く行かないといけないのだな。

そこまでミドリシジミに執着はないので、あ、彼に話しかけられたとき、上の方を飛んでる蝶を見た。あれ、たぶんミドリシジミ、サイズ的にも。

で、それで良しとして、うろうろ。

トホシテントウ撮ったあと、ん?なんだ?と見えたその翅。角度変えてみて、そして撮ったよ!ウンモンスズメ!!

まずは #300ミリレンズ最近接 で。

緑のボカシ(霞)がかかっているのは、手前に葉が被っているため。

90mmマクロレンズにチェンジ。

撮影距離は記録上0.720m。

さらに近づき0.510m。F11。

60mmマクロレンズにチェンジ。

撮影距離0.675m。F3.5。90mmマクロレンズのときのままだな。

さらに近づき、しぼる。撮影距離0.445m、F11。

朝飯前できているので、いつもより早めに帰ろうと、その前にもう一度ミドリシジミポイントチェックしようと、寄る。あれからもう1時間10分もたっていた。

ウンモンスズメは場所を移動していた。

3名、ミドリシジミ狙いのおじいさんたちいて、弄ばれた?(笑)ミドリシジミ出てこない間、みんな、近くの他の虫撮ってるからね。

まずは再び300ミリレンズ最近接で。

何度見てもカッコイイ。それと、翅の内側、枯葉っぽい造形もいい。芸が細かい。

60mmマクロレンズにチェンジ。90mmマクロレンズでない理由があります。まずは撮っておく。

君、きっとすでに弄ばれてるんだよね。もっと弄んであげる。

300mmレンズなどと比べると、え?おもちゃ?(※)というくらい小さく軽い60mmマクロレンズだから手軽にできるんだよ、手乗り撮影。

ウンモンスズメ君はあっさり手の上に乗ってくれた。なんて従順君。

なにより驚いたのは、撮っているときにはわからなかった、君、こんなに小さかったの?

この枯葉仕様がね、いいね。

触角はよくわからなかったけど、この細いおなかはオスだね。

たっぷり遊んだので、そっと放しておいた。

(※)60mmマクロはおもちゃじゃありません。プロも使ってます。


サポートありがとうございます。いただいたサポートは記事の充実のための費用にあてがいます。