虫嫌いを克服させる千本ノック 41本目 ノコギリクワガタ(鋸鍬形虫)のメス
昨日、一昨日と2日連続、90mmマクロレンズをつけたカメラを持って、神社を通って出勤。
昨年からカシノナガキクイムシにやられて樹液だらだらのシラカシをチェック。
以下、実況中継。
昨日はカナブン1匹だけだったところ、
お、今日はシロテンハナムグリかシラホシハナムグリかどっちかはわからんが、ハナムグリとカナブンか。にしてもなにカナブン?ちょっと変な感じ。
ん?クワガタ?
クワガタのメスだよね?
クワガタのメスだ。
もうこの角度から、ぱっと見、コクワガタじゃないなと。
うーん、しかし、この角度じゃそれ以上わからんなあ。
不本意ながらとっつかまえることに。
左手でつかみ損ねて、ちょっと隙間の方へ後退される。んが、そこは強引につかんだ。カブトムシと違ってあっさり取れるのがいい。まあ体が平たい分洞に入られたり、ちっちゃい分落っこちて見失っちゃうこともあるけど。
前脚、太いな。足が太いとかレディに言っちゃいけないやつか。
コクワではないのだよ、コクワでは。
うーん、でも、ノコギリクワガタのメスって、今まで、あ、これは!とピンときたけど、これはどうなの…?
もっと、ずんぐり、キュートなイメージあったんだけど…。
まさかの放虫のミヤマクワガタ?脱走の可能性もあるけど。
ひっくり返せば、わかる。
ひっくり返しても、カメラでいい感じにとらえるまでに体を起こされてしまう。何度もひっくり返して、構えて、もう一度ひっくり返してを繰り返す。
やっと撮れた。
ん、脚が赤い。
さっきから、いや、最初から、コガタスズメバチもいて、気になる。翅を震わせているのは威嚇のつもり?全然怖くないんですけど。このクワガタのメスよりちっちゃいんだよ、彼女は。
カナブンがまた美しい。
メスは木に戻した。
バイバーイ。丈夫な子を産んでね(より正しくは良き遺伝子を残してね。こどもは産まんからな)。
実況おわり。
となりは小学校で、下校時刻には多くの児童が通るから、うかうかしていると捕まっちゃうよ。
ところでミヤマクワガタを疑ったけど、ノコギリクワガタであってますよね?
ミヤマクワガタのメスは後脚の太ももがオレンジで、ちょっとこの個体は紛らわしいけど、すべての脚が赤茶に色づいているので、ノコギリクワガタでしょ。見たことないアカアシクワガタも足が赤茶だが、放虫か脱走でないかぎりここではやっぱりいないはず。
「ミヤマクワガタ メス」でググって、複数のサイトを参考にしましたが、以下が一番面白かったのでシェア。
確かにな。
梅雨の中盤、晴れ間で気温が上がるころの昼間にノコギリクワガタが見られちゃう、というケースがしばしば。オスは今までの人生で1,2,3回しか思い出せない。あとはみんなメスだな。あ、オス、あと2回あった。その2回は中学生の時でどうやってつかまえたか覚えていない。同時期だったこと以外は。メスもいて、同時に3匹飼っていた。そのエピソードはまたオスの時にでも。
おまけ。ミヤマクワガタのメス。昨年の高尾山で。
光沢がすごいね。スマホ撮影だったかな?
サポートありがとうございます。いただいたサポートは記事の充実のための費用にあてがいます。