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アガベの越冬について in 宮城県名取市

こんにちは。KONYです。
私は2022年の秋にアガベの虜になり、将来アガベに囲まれた暮らしを送りたいと思っているサラリーマンです。

アガベ歴1年の初心者であり、まだまだ分からないことだらけですが、美しく逞しい理想のアガベを育てるため試行錯誤の日々を送っています。

今日は、宮城県名取市の厳しい気候でアガベを元気なまま越冬させる方法を考えたいと思います。

先ず名取市(仙台空港)と、人気のアガベの自生地であるメキシコのオアハカの環境の違いを比べてみましょう。

オアハカと名取市の大体の距離

1万キロ!!?

言うてもメキシコなので日本とはだいぶ離れたところにあります。
オアハカはメキシコ南部にあるため、名取市より年間を通して温暖な地域であることが予想されます。

オアハカと名取市の年間気温比較

画像引用:© WeatherSpark.com

グラフを見れば一目瞭然ですが、名取市はオアハカに比べて年間平均気温が低く、最高気温と最低気温の寒暖差が少ない地域ですね。
続いて年間降雨量のグラフを見てみましょう。

オアハカと名取市の年間降雨量比較

画像引用:© WeatherSpark.com

グラフを確認すると名取市はオアハカに比べ、年間を通して降雨量が多いですね。
5~9月の間はオアハカの方が降雨量が多いですが、それ以外はほぼ雨が降っていません。つまり雨季に大量に雨が降り、それ以外の時期は乾燥した気候が続く地域だと予想できます。

オアハカがアガベにとって最適な生育環境であるとすれば、年間を通して最高気温が低く、寒暖差が少ない、そして降雨量が多いなど、どうやら名取市の気候はアガベにとって楽園とは言えなさそうですね。。

出だしから逆風が吹いてますが、名取市民にもアガベを育てる権利はあります!
ここからいよいよ今回のテーマである、名取でアガベを上手に越冬させる方法について考えていこうと思います。

アガベの育成に欠かせない4大要素が気温、光、水、風です。
これをオアハカのそれに近づけることでアガベを元気に越冬させることが出来ると考えています。

先ずは気温で、これは冬場は室内管理が必須です。
去年、何も知識がない状態で真冬の12~3月頃まで、昼間は外で管理していました。
その状況で、水を一週間に一度のペースで与えていたところ、葉が徐々に萎み黒ずんでいきました。
アガベは0℃くらいまで耐えられるという記事を読んだので、昼は外に出しても大丈夫だと思っていました。が正確には、アガベの種類によっては0℃まで耐えられるということだったようです(汗)
ちゃんと調べればすぐに分かることなんですが、自分の浅はかさを反省してます。。
なので名取の気候だと、10月半ば頃から室内管理に移行するのが必須だと思っています。
しかし冬の時期にオアハカのように、昼間の室内気温を25℃前後に保つのは難しいです。
アガベについて有益な情報を発信して下さっている諸先輩方の情報を元にすると、室内気温15℃を下回らないように管理すると良いそうです。
今年は温度管理を実践したお陰か、アガベ達は元気にその姿を保っています。

我が家の多肉植物

次に光です。
冬の間は日照時間が短いのと、室内管理でアガベの育成に十分な日光を確保することは難しいので植物育成ライトが必須です。
一昨年、育成ライトを当てて光を照射しなかったことも植物達の体調が悪くなった要因だと考えています。
なので昨年、植物育成ライトを購入し1日13時間ほど光を当てています。
そうすると、冬でも葉を展開し続けることが確認出来ました。
夏場の日光に比べると成長は遅いですが、それでも素晴らしい効果だと思います。
ちなみに、私が使っているのはBRIMの SOL-24Wというライトです。
他の植物育成ライトと比べると安価ながら、十分な照度があり植物の育成に多いに役立っています。
お洒落なデザインなのでお部屋をカッコよく見せるインテリアにも最適です!
私は3つのライトを植物との距離、約25cm~30cmのところで使っています。照射距離についてはもっと離しても良いのかもしれません。
最適な距離を見つけられていないので、ここは要検証ですね。

SOL-24Wに照らされている多肉植物

次に水です。
これはもう、オアハカの11月~3月の降水量を見ても分かる通り、冬の期間はほぼ必要ないかと思います。
1か月に一度の頻度か、それ以上の期間やらなくても大丈夫かと思います。
むしろこまめに水やりをしてしまうことでどんどん調子が悪くなってしまいます。
私は4~5号サイズの株については3~4週間に一度の頻度で水やりをしています。
それより小さい株は1~2週間に一度です。が、引き締まった株を作るにはもっと頻度を少なくしても良いのかも知れません。
カッコ良く引き締まった株を作る方法を模索中ですが、成果が目に見えるまで時間が掛かるので気長にやっていきます。
詳しい方いればご教示頂けると嬉しいですm(_ _)m

次に風です。
これは想像以上に大事で、扇風機かサーキュレーターを用いて常にアガベに風を当て続ける必要があります。
風には、植物の成長、根腐れ防止、カビの発生を抑制する効果があるそうです。
アガベに関しては、風でストレスを与えることで、株を縦方向ではなく横方向への成長を促す効果があり、株が太くカッコ良いものになるとされています。
世の中には植物育成用のサーキュレーターが販売されていますが、予算の関係でFrancFrancの手持ちサーキュレーターを2台回しで24時間使用しています。
この運用で特段問題は起きていないので、自宅にある扇風機とかサーキュレーターを使えば良いかと思います。
植物にとって理想的な風は、自然界で吹いている揺らぎのある風らしいです。いつかそんな機能を搭載したハイスペックなサーキュレーターを購入することを夢見ています。

FrancFrancの手持ちサーキュレーター

ちなみに我が家にはアガベ以外の多肉植物もありますが、基本的にアガベと同じ管理方法で元気に育っています。
アガベ達にはこのまま元気に越冬してもらい、春~夏にかけて爆速で成長してくれることを願っています!

今回は、名取市で元気にアガベを越冬させる方法について考えてみました。
アガベを育てるには不利な気候ですが、楽しみつつアガベにとって最適な環境を作って行ければいいなと考えています!

最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、また次回の記事でお会いしましょう。

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どうぞご理解の上、お楽しみください。


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