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【創作】でんせつさがし

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王朝擬人化の世界史物語まんが。
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#でんせつさがしラボ

『でんせつさがし』について

※※必ずお読みください※※ 世界史王朝の擬人化まんがです。 史実を元にしたフィクションで、実在したことや非実在のあらゆるものとの関係は一切ありません。 世界史Bを楽しく覚えたい!から始まった、気軽に楽しむ人類史的な作品です。 ※検索避けや史実などとの混同を避けるため、一部人名で表記しているところもあります。 ※できる限り調べていますが、記述や描写が間違っている場合があります。 ※特定の国、団体、人物、思想などを批判、中傷する意図は全くありません。 ※作品の世界観上、国の

フランク王国②

(↑画像タッチで前回の話へ) トゥール=ポワティエ間の戦い このころのフランク王国はまだメロヴィング朝ですが、王は自分の軍隊すらほとんどないような名目上の存在だったそうです。 実質的にフランク王国を支配していたのは宮宰(家政の長の意味)を務めていたカロリング家で、この時はカール=マルテルでした。 マルテルは自身の家督相続のゴタゴタでゆるんだ王国の統制を取り戻すために各地を転戦します。そんな中でアキテーヌから救援要請が入り、これにマルテルが応えてフランスのトゥールとポ

フランク王国

フランク王国って? 強い国 クローヴィス 5世紀頃はまだまだローマ帝国が基準で、各国その後継者を狙っていました。 けれど東ローマ帝国は宗主権を主張するものの遠く、ローマ教会とそもそも宗派が違う。西ゴート王国は実力は十分だが、これも宗派が違う。 そんな中でいち早くアタナシウス派に改宗したフランク王国は、ローマ教会にとって実力も推す理由も十分でした。 部下の頭カチ割った件については「ソワソンの壺」で調べるとそれっぽい記事が出てきますが、同時に史料が少ないんだなと実感で

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でんせつさがしラボ~前書き~