スクリーンショット_2018-05-28_18

会社やサービスのことを「深く」知ってもらうために広報として気をつけていること

「サービスの背景や会社のことを深く知ってもらいたいけど、プレスリリース1本でサービスや会社のすべてを語るのは難しい…」

ある方からいただいたこの一言。
「 私が広報のお手伝いをしている会社でプレスリリースや社外向けのnoteなどを書くときにこういう手法をやり始めました!」とお話したものを、
せっかくならと思い、noteにすることにしました。

「プレスリリースを打つ」目的は多くの会社・チームの場合、
外部媒体からの取材を受けたい/外部サイトでの紹介記事にしてほしい
のいずれかが多いと思います。そのため、

✔ プレスリリースは「会社やサービスを知らない人でもわかる」を意識して書くため、数字やファクトベースになりがち。

 ✔ 数字やファクトベースのプレスリリースは世の中にあふれており、かつ無味なプレスリリースになってしまう…。

✔ 本当に伝えたいサービスの背景やストーリー、どういう会社なのか、といった深い部分を伝えたいのに上記の書き方だと伝わらない…。

というジレンマに陥る方も少なくないと思います。そこで1つのプラットフォームですべてを解決するのではなく、他のプラットフォームと補完しながら課題を解決できないか?と思い、

✔「ファクト」のプレスリリース 、「エモ・ストーリーを伝える」note、の二刀流で戦う

✔   プレスリリース内にnoteのURLも仕込む

✔ 自社SNSや社員がシェアするコンテンツをnoteに統一して記事の回遊率をあげる

という3つのことを意識しはじめました。

「ファクト」のプレスリリース 、「エモ・ストーリーを伝える」note、の二刀流で戦う

プレスリリースは数字やファクトといった「公共性」の高いもの、noteはエモ・親近感、と色の違うプラットフォームの二刀流で戦うようにしました。プラットフォームごとの色・特性を、もうひとつのプラットフォームで補完する、というイメージです。

例えば、事業参入や●●のリリース、といったファクトはプレスリリースで書き、その背景やストーリー、これまでのやりとり、長めの発信したいメッセージなどはnoteに書くことにしました。アカウントごとにフォローでき、親近感をもたれやすいnoteを使うことで、「エモ」や「ストーリー」を共有しやすいのではないか、と思ったからです。

プレスリリース内にnoteのリンクを仕込む

プレスリリースを読んでさらに発表の背景などをを知りたいと思った方・
noteを読んでくださり会社のこれまでの発表を知りたいと思った方にむけて、

"こちらのサービス背景や詳細などについてはこちらをご覧ください(noteリンク) "

といったようにプレスリリース・noteいずれにももう一方のリンクを仕込むようにしました。相互のリンクを仕込むことで、ファクトを正確に知ってもらう・その背景を知ってもらうという、「さらによく会社・サービスのことを知ってもらう」きっかけになるからです。

自社SNSや社員がシェアするコンテンツをnoteに統一して記事の回遊率をあげる

「どんな会社なのか」「どんなコンテンツなのか」と「深く」会社やサービスのことを知ってもらうためには、「点」ではなく「線」で発信する、読んでもらうことが必要です。そのためには1つのコンテンツを読んでくれた人が他のコンテンツを読んでくれるか?という「回遊率」も大事なポイントだと思います。

そこで回遊率が「高そう」なnoteを自社SNSや社員がシェアするコンテンツをnoteにしてもらうような声かけをはじめました。

(回遊率が「高そう」というのは個人的な推測なのですが、1つのプレスリリースを読んだ人が他のプレスリリースを読むよりも、1つのnoteを読んだ人が他の記事も読んでみる/ noteアカウントをフォローするということのほうがハードルが低そうだな、というところからです。)

シェアするものを統一することで、PVが拡散しない・発信したいメッセージを統一できる、というのはいいな、と思っています。

以上ざっとですが私が最近はじめたことを書いてみました。上記をやってみての結果やよかったこと・悪かったことがでてきたらまた追記していきたいと思います◎






いいアウトプットをするためにインプットとして毎日読書をするように心がけています。サポートをいただくとインプット用の本を購入させていただきます:)