地元にも有名デパートがたくさんありますが、 その中でも見て回るのが1番楽しいのが「デパ地下」。全国有名店が 勢ぞろいしているので、 遠出して外食しなくても、有名店の美味しい料理を味わうことができます。

今回、家族のものが地元老舗デパート「松坂屋」デパ地下にて、美味しい食材を購入してきてくれたので、 ご紹介してみたいと思います。

まずはこちら「なだ万」の「四季替わり弁当」。なだ万は、1830年創業の日本料理店で、日本を代表する老舗料亭のひとつ。百貨店などテナントでも、惣菜やお弁当の販売も行なっています。

■なだ万　四季替わり弁当

色々な料理を少しずつ楽しめる「四季替わり弁当　琴（3～5月）価格1,458円（税込）」。各種料理ごとに細かく小分けされていて、 色彩も鮮やかで見ているだけでも楽しい。料理の内容も、これだけの食材が使われていて、見た目だけではなく、栄養価としての満足度も充実。

蕗・木耳・つき蒟蒻・油揚げ煮
鶏つくね焼、厚焼玉子
六方里芋、蒟蒻田舎煮、人参
赤魚西京焼、えんどう豆さつまあおさ揚げ
蓮根ツナサラダ和え、大根甘酢漬
野菜入り飛龍頭、海老芝煮
筍御飯
桜海老
白御飯
牛肉しぐれ煮、刻みしば漬

まずは「厚焼玉子」から、一口いただきます。ちょっと甘めで、とても優しい味わい。一つ一つの料理が丁寧に作られているのがわかります。

お次は「筍御飯＆桜海老」。風味豊かな筍御飯の上に、色鮮やかな桜海老が散りばめられた豪華な一品。上品で優しい味わいの筍御飯、そこに散りばめられた桜海老の旨味が加わると、美味しさの相乗効果が生まれます。海老好きな自分としては、この一品だけでも既に大満足。

こちらが「赤魚西京焼」。和食、日本料理に、焼き魚は欠かせません。西京焼きには色々な種類がありますが、こちら赤魚西京焼きがまた絶品。西京白みその豊かな風味と赤魚のほろっとした柔らかな身とのバランスが絶妙。赤魚の旨味がぎゅっと凝縮された至極の一品。

■銀座 ハゲ天

昭和3年、銀座に店を構えてから、数々の美食家に愛されてきた名店「銀座 ハゲ天」。年間を通じて200種類以上ある天ぷらダネの中から、厳選した季節の食材を、卵たっぷりの薄めの衣、特製ブレンドのごま油を使ってカラリと揚げるのがハゲ天の天ぷら。

今回は、ハゲ天お惣菜店にて「天ぷら盛り合わせ」を購入。野菜から海老、魚まで、色々な天ぷらが一度に味わえる嬉しいメニュー。写真には載っていませんが、 天丼用の専用ダレも付いています。

今回は天つゆで味わうので、トースターで軽く温めることに。衣もカリッと仕上がって、美味しそう。

それでは「海老天」から一口いただきます。天つゆにつけても、衣はサクサクのまま。噛みしめると、じんわりと海老本来の甘みが伝わってきます。優しい味わいながら、しっかりとした主張が感じられる海老天で、さすがハゲ天といった感じ。

「野菜のかき揚げ」もサクッサク。人参、玉ねぎなど、野菜の旨味がギュッと凝縮されています。かき揚げは、丼タレを使って、天丼にしても美味しそう。

「さつまいも天」は、ほっこりしていて甘く、「キス天」も風味豊かで間違いない美味しさ。専門店の美味しさが、こうして家で味わえるのは、ほんとありがたい。

■御座候

最後の締めは、これまた大好物の回転焼「御座候」。こちらが「御座候 赤あん」1個110円（税込）。95円から少し値上がりしてしまいましたが、それでもこのご時世お買い得感半端ない。今回は3個購入したのですが、こんな感じにきちんとした専用箱＆ビニール袋に入れてくれます。

お皿に盛り付けてみました。手に持つと、ずっしり重量感があります。

半分にカットしてから、一口いただきます。生地はもちもちしっとりで、中にはぎっしりと餡こが詰まっています。最高の北海道小豆を使用しているだけあって、小豆本来の甘味と旨味が半端ない。これだけ餡こが詰まっていても、決して甘すぎないので、1個ペロッといけちゃいます。

その他でも派生の商品や別の呼び方も地域によってあるみたいで、それもまた面白い。それだけ歴史があって、日本各地で愛されてきた和菓子っていう証。

▼まとめ

今回は、”デパ地下グルメ満喫！”ということでお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。「なだ万」「ハゲ天」「御座候」とどれも甲乙つけがたい老舗有名店ばかりですが、さすが長年人々から愛されているだけあって、どこもオリジナリティーがあって、間違いない美味しさで、大満足。

また地元デパートを訪れた際には、他のご馳走にも挑戦してみたいと思います。(^_^)v