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「女を修理する男」上映会を開催しました


宮崎ソーシャルシネマ、第2回目を2023年10月14日に開催しました。
場所はいつもの「延岡市コワーキングスペース」。
参加者30名ほどの、濃密な良い時間でした。

司会あいさつ


「女を修理する男」は、東コンゴで起こっている、レアメタルの利権を巡った性暴力に立ち向かう医師と、サバイバー女性たちのつらさと強さが描かれた映画。

時は折しも、イスラエルとハマスの抗争が始まったタイミング。
大きな世界のうねりに個人の思いや力なんて、なんの意味があるのか、絶望する気持ちになっていました。

でも、映画を参加者・運営メンバーみんなで見ながら気づいたのは、「私のしたいことって【絶望を共有する】事なんだなぁ」ということでした。

絶望や無力感って、ひとりで抱えてたらとても辛くなるけど、共有して話し合ったら、そこから希望が生み出せるんだってことに気づいた瞬間でもありました。

みんなで「自分たちになにができるか」を考えて、アクションしていきたい。
それで何か変わらなくても、何もしない自分がいちばん嫌ですもんね。


そんな想いを持った仲間と、もっとたくさんつながりたいなーという想いを強くした一日でした。

映画の後はトークセッションを開催。お話しいただいたのは、Child First みやざきの廣川さん。
子どもを守るパズルの1ピースとして子ども虐待に対応する「性虐待初期対応
RIFCR™(リフカー)研修」を開催されてます。

子どもへの暴力防止の活動を長年宮崎で取り組んでこられたお話をお聞きし、連帯する意味や、私たち一人ひとりが出来ることに対して、希望を感じるあたたかい時間になりました。

そのあとは恒例の参加者同士のワークショップ。
映画やトークセッションの感想、明日からアクションしたいことについて対話の時間を持ちました。

皆さん、ぜひ映画を一緒に見て、繋がりませんか?

次回のシネマは2024年2月。
「ザトゥルーコスト」という、ファストファッションの光と影を描いたドキュメンタリー映画を見ます。

トークセッションのゲストは、延岡でフェアトレード活動にも取り組まれている、リラクゼーションルーム リップ 代表の岩永 環さん。

ご来場をお待ちしています!

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