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宇宙の果ての先の星

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“宇宙の果ての先の星”に関連する超短編小説
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2017年7月の記事一覧

出来るだけ早く来てね

「1971番、そろそろ時間だ」

私は椅子から立ち上がった

「1971番、何か言いたいことはあるか?」

首を横に振り前を向く
本当は言いたいことは山ほどある

「では行くぞ…」



「出来るだけ早く来てね、宇宙船に乗るまでは毎日連絡して!」

「もちろんだよ、できるだけ早く今の仕事に目処をつけるから」

「うん!」
私より20歳以上若いのだから当たり前だが、目が細くなった笑顔は何処となく幼

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