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「コレハタナイト」【副業解禁企業に学ぶ! 働きやすさの追及とリアル】〜人生100年時代の働き方を考える交流会〜第3回

人生100年!?長寿化に伴って働く期間も長くなれば、人生のいろいろなステージで働き方も変わるーそんな時代の空気の中で、「パラキャリ」、「フリーランス」、「リモートワーク」など、多様な働き方に関わるキーワードが注目を集めています。
多様な働き方について知りたい人が増えているなら「これからの働き方=コレハタ」に関する情報発信&交流促進やろう!と、コワーキングスペースOBPアカデミアと有志によるコレハタ運営事務局が始めたのが本企画です。 毎月1回の継続開催で、毎回さまざまなゲストを迎え、参加者とともにコレからの働き方を参加者と共に考え発信していきます!

2019年8月29日開催の第3回のテーマは「副業解禁企業に学ぶ! 働きやすさの追及とリアル」

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本業以外でも自分の持っているスキルでもう一つのキャリアを築けるコレから。
関西を代表する副業解禁企業であるさくらインターネットさん・ロート製薬さんにお話を伺ったところ、副業解禁は社員に副業をしてもらうための施策ではなく、働きやすさを追求した結果、解禁したのですよ、とのお答え。
これはぜひみんなで聞いてみたい、ということで今回は、さくらインターネット株式会社部の人事部 奥畑大介さん、ロート製薬株式会社 人事部の蔵方佑介さんをゲストにお呼びしました。
お二人からは副業を解禁した”背景”から、実際に副業解禁をしたことで起こったメリット・デメリットまで、リアルなお話をたくさん語っていただきました。

■第一部 「「社員を信じて働きやすい環境を作る」さくらインターネットの取り組み」

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第一部は、奥畑さんにさくらインターネットの取り組みを通じ、副業解禁に伴うやメリットや、今後の課題についてお話しいただきました。奥畑さんは飲食店で勤めた後2007年にさくらインターネットに入社。最初は運用現場で働き、メンバーのマネジメントを行うようになり、その後2017年に人事部に異動されました。

奥畑さん曰く、働きやすさと働き甲斐は違うとのこと。アメリカの臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグが提唱した「二要因理論(動機付け理論)」を事例に、いくら働きやすい環境を会社が整えても、それに比例して従業員の満足度が向上するわけではないと説明。そのためさくらインターネットでは、働きやすさは会社が提供するものである一方で、働き甲斐は個人が追求するものだと捉えています。

もともと同社は「リンク、フラット、シェア(糸井重里氏の著書インターネット的より)」を掲げ、人と人の自由意志的な繋がり、それらがもたらす満足感を大切にしたいという思いを抱いていました。そのため、人事ポリシーには「性善説」を掲げ、「社員を信じる」、「働きやすさを整える」という二軸で、「さぶりこ(Sakura Business and Life Co-Creation」といったさまざまな働き方に対する取り組みを行ってきました。
内容も「ショート30(業務を早く片付ければ定時の30分前から帰宅可能)」など、ユニークなものばかり。これらは「業務は効率的に」、「長時間労働は悪」といった、同社の考え方が詰まっています。

副業については「さぶりこパラレルキャリア」という名称で実施されています。主な目的は「社外の空気に触れてもらうこと」と「個人による起業のハードルを下げること」の2点が挙げられます。特徴としては、副業に関しては法人との兼業を除いては届け出不要。性善説に基づき、個人の裁量に任せる方針を取っています。

実際の効果は主に3点。
まず「本業へのモチベーションアップ」。これは社外の空気に触れ刺激を得ることで、さまざまなチャレンジをするきっかけになっているそう。
二つ目は「自分の専門性を見直すきっかけになる」。プログラミング講師をしている社員は、教えることで自分に不足している知識を知ったり、逆に自分の得意なことや秀でていることに気づく機会となっているとのことです。
三つ目は「応募者の増加といった、採用関連への恩恵」。同社では離職率はたったの3%台で、2005年は年間200人だった応募者が、今では600人にまで増加。また社員が自分の知り合いを会社に紹介するリファラル採用は、6%から30%台まで伸びました。自分の会社を良い会社と感じていなければ知り合いを誘うこともできません。事例のような取り組みは人口減少社会に「選ばれる会社」になるためにも今後ますます重要になってきそうです。

また、毎年実施している働きやすさの調査において、リモートワークや副業解禁など様々な施策に取り組んだことで、個人の働きやすさが伸びている一方で、一つの組織としての連帯感の指標が減少しているとのこと。ちょうど良いルールを見極める過渡期としてリアルなお話も伺えました。

意外だったのが、そんな同社の今後の課題。奥畑さん曰く「人事の働き方改革」。というのも、社員の働き方の多様化に伴う勤怠オペレーションなど、新たな取り組みによる負担がどうしても人事にかかってしまうため、それらをいかに改善するかが目下の課題になっているそうです。
最後に、今後解禁を目指す企業に対してのアドバイスは、「最初にルールを細かく決めすぎない」こと。社員のメリットを優先して施行し、運用しつついかにアップデートしながら作り込んでいくかが重要だと締めくくられました。

■第二部「追求するのは社員の成長、“否”常識を掲げる企業の働き方とは」

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第二部は、蔵方さんから事例共有を頂きました。蔵方さんはロート製薬で人事として働く一方で、自身も副業として大学のキャリアカウンセラーをされています。
ロート製薬では以前から「“否”常識」を掲げ、事業においても再生医療やレストラン事業など新たなことにチャレンジし続けてきました。
そんな中で副業解禁は、「ARK(明日のロートを考える)」という社内プロジェクトから生まれたといいます。しかも同プロジェクトでは、社員が自分で考え作り出すことを目的としていたため、基本的に人事は介入できないというルールでした。集まった社員たちが話し合いを進める中で「一度きりの人生なのだから、多くのチャレンジをし、より早く成長したい」という声が上がるように。そこで当時世間で話題になっていた大谷投手の二刀流をヒントに、「社外チャレンジワーク」という形で副業を解禁することが社員の声から実現しました。
対象は中途社員も含めた社会人3年以上の正社員。また、「不健康になること、倫理から外れること、情報漏洩につながること」は禁止とされ、届出を出したうえで就業時間外に行うことがルールとなっています。
副業解禁のメリットとして挙げられていたのは、「普段と違うことに携われるため、仕事のリフレッシュになる」、「社会貢献につながる」、「現場のことがわかり業務に生かせる」、「視野や人脈が広がる」、「個人での事業運営の厳しさを知り、会社の看板の大きさを感じた」というもの。
蔵方さんも自身の大学でのキャリアカウンセラーをしている経験を例に「普段面接で学生と関わる際は決して見えてこないリアルな学生の考え方や実態を知ることができる機会になっています。そういった経験は本業で採用すべき学生を見抜く時にも通じていると感じる」と語って下さいました。

そんな副業の現状ですが、奈良県で地ビールの製造を行った社員や、広島県のまちづくりに関わる社員など特異な経験を積む社員が出てきている反面、まだまだ全体としては副業に取り組む人数は少ないと話します。また課題として、そもそも副業がどの程度成果に繋がっているか見極めるのが難しいという点も挙げられていました。

とはいえ蔵方さん自身は、副業は成長するための一つの手段としてとらえており、本を読むことや個人的に外部のイベントやセミナーに参加することと基本的には同じだと話します。誰もが副業をすべきということでなく成長するために自分にあった方法を見つけることが大切だと投げかけました。
最後に、副業をしようとする個人に対しては、「本業に支障が出るか否か」を悩むケースが多いが、支障が一切出ないようにすることは不可能。自信をもって本業をやりきりつつ、「職場で理解を得られるか」を軸に活動するのが重要だとまとめられました。

■第三部 参加者同士で感想シェアと質疑応答

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お二人のお話のあと、質疑応答のまえに参加者同士で意見を共有。実際に自分が行っている副業の現状について語り合うなど、会場内は盛り上がりを見せていました。その後、付箋に感想や質問を書き、これまでの話がまとめられた模造紙にペタリ。お二人に質問に答えていただくというスタイルで進行しました。

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奥畑さんは「社員同士で副業の話は出るのか」、「ポリシーとルールのバランスは」という質問に「副業でコンサルをしてみた、こんなマッチングサイトがあるらしいなどの情報交換はよくされています」、「社員を信じるのが原則なので、何か問題があった際は、社員に対して都度アプローチをしてみんなで制度を守っていると理解してもらいます」とそれぞれ話していました。
一方、「チャレンジはしてみたいが何から始めればいいかわからない」、「家庭との両立で副業をする時間的余裕がない場合は」という質問に答えたのは蔵方さん。「自分に何ができるのか、自分はどうしたいかを考えるだけでも大切。弊社の場合は人事に相談してもらえれば、社員に合わせて資格取得やスクールといった、場や機会の紹介をしています」「ライフステージによって変わるので、自分のできるタイミングで行うことが大切です」と回答していました。
終了後は、登壇者・参加者入り乱れての大交流会。心ゆくまで語り合う夜となりました。

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副業と聞くとお金を稼ぐためという印象が強いですが、企業の人事側から見ると働きやすさを追求した結果や成長する機会としての「複業」と捉える側面が強いのがよく分かりました。仮に自社で解禁になったとしても、自分の働く職場での理解をいかに得る(あるいは本業にも活かす)かが一つのポイントになりそうです。人事として働いている参加者は、「副業解禁は良い点ばかりでなく、人事の仕事が増えてしまうところや、自分のボランティアをしているので、本業とのバランスをよく考える必要があるという話には共感しかありませんでした」と話していました。
イベント参加者の男性は、「副業を通して、自分が持っている能力をどんどん生かせる環境が広がれば、社会はもっと良くなると前向きな気持ちになれました」と、コレからの働き方に興味津々の様子でした。

会の最後で、9月末に行われる働き方・生き方における関西を代表する二つのイベントについて、運営メンバーの方よりご案内をいただきました。

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ハタラキカタソニック2019 ~自分を再発見する瞬間、拓けるキャリア~(9月28日)
働き方の改革が叫ばれる昨今、「関西って東京に比べて考える機会少なくない?」「じゃあ、自分たちでイベントしよう!」といういきさつで、2018年より関西有志でビジネスパーソン向けのイベントを企画されています。
今回は多様なキャリアを歩むゲストからのお話を頂いた上で、皆様それぞれの「自分らしさ」を深掘りし、明日からの新たな一歩を踏み出すことに繋がる場になるとのこと。

生き方見本市2019KANSAI 〜みんなでこれからの生き方の話をしよう〜 (9月29日)
さまざまなライフスタイル・仕事(活動)・チャレンジ・経験をされている方をゲストにお迎えし、これからの「生き方」について考えるトークライブ&交流イベントです。 
さまざまな生き方を実践するゲストと参加者のみなさんが関わり合って、新しい取り組みや活動が生まれることを目指されています。

コレハタは皆さんの次のアクションを後押しを応援する場にしていきたいので、こう行った有益な情報を今後もご提供できればと考えています。

次回のコレハタは、9月27日(金)。テーマは「人生を豊かにするパラレルキャリア」
一社だけに勤め続けるのは不安なコレからの世の中。だからこそ人生の選択肢を増やし、自立したキャリアを作る必要が出てくることでしょう。
一般社団法人ワーシャルを設立し、主に医療・介護系人材が“自分らしい働き方”をデザインするサポートされ、「社会的複業」をテーマに活動されている中西 信雄氏と、ライフシフトラボ代表で、自身も大企業に勤めつつパラレルキャリアアドバイザーとしても活動する崎山 てつや氏をお迎えし、パラキャリの始め方や楽しみ方、パラキャリから始めるキャリア自立などについてたっぷりとお話いただきます。

コレハタの夜はまだまだ続きます。興味のある方はお気軽にご参加ください。
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登壇者プロフィール

■蔵方佑介
ロート製薬株式会社 人事部

2003年ロート製薬株式会社入社。営業、マーケをそれぞれ4年間経験し、現在は人事にて採用研修業務、全社イベント(9年目)を担当。もうそろそろ人事から抜け出し、新たな世界に飛び立ちたい気持ちが芽生え始めている。ただし、「人」に対する思いは人一倍であり、社員の名前と顔、個性を知るのを趣味としており、本業の傍ら、複業として大阪府内の大学キャリアセンターにて学生に対し、キャリアカウンセリングも不定期に行っている。
1980年東京都大田区生まれ。30年間大田区を離れず生活を送るが、2011年6月転勤を命じられ、家族と共に甲子園のある兵庫県西宮市へ移住。2児のパパ。趣味は野球(特に高校野球)とキャンプ。

■奥畑 大介
さくらインターネット株式会社 人事部

大学卒業後、2年間の飲食業界勤務を経て、2007年にさくらインターネットへ就職。約10年間データセンターでオペレータや管理者として従事していたが、後に人事部へ社内ジョブチェンジを行う。
勤怠管理業務を中心とし採用・教育などに関
わるだけではなく、バックオフィス系イベントを運営するなど、人事としての幅を広げている。
自身ではまだ複業を行っていないが、趣味でもあるボードゲームを利用した事業が出来ないか模索中という噂も。

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コレハタ第3回に参加者としてお越しいただいた新しい生き方・働き方をテーマに活動をされている企業や団体のみなさま

1.プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
独立して活動するプロフェッショナルや、 企業に属しながらキャリアを複線で築くパラレルワーカーの有志が主体となって設立された、 フリーランスによる、フリーランスのための、非営利団体です。

2.キャリアコンサルタントグループ wellbeing
メンバー25名(2019年6月現在)からなるキャリアコンサルタント勉強研修会で、毎月テーマを決めて自己研鑽に励んでいます。
今春の働き方改革の「柔軟な働き方検討会議」のテレワーク促進や兼業副業の認めを受けて大きな働き方の転換期に差し掛かっている中、我々キャリアコンサルタントは非常に大きな社会的な使命を担っていると思っています。
様々な社会的課題と向き合い、自分たちの知識の幅を広げ、自分たちの社会への価値観を磨いていかなければなりません。
それぞれの社会的な背景やスキル、知識をキャリアコンサルタントで共有し支援の力の幅を増やしていく機会を作っていきたいと思っています。
メンバーには、企業人事、企業研修担当者、看護師、社会福祉士、元CAの接遇講師、人材派遣業勤務、フリーランスなど多彩です。

3.NPO法人二枚目の名刺
「2枚目の名刺」を持つきっかけは、たった1つ。「こんな社会になったらいいな」という、一人ひとりの想いです。
あなたがあなたらしく、自分を社会に活かすために持つ名刺
それが「2枚目の名刺」です。
だから、持ち方も、やり方も、やることだって、人それぞれ。一つとして同じ形はありません。
私たちNPO法人二枚目の名刺は、想いの一つひとつを応援し、実現させ、いつか「2枚目の名刺」を持つことが当たり前となる社会を目指しています。

4.生き方見本市KANSAI実行委員会
「生き方見本市」は、さまざまなライフスタイル・仕事(活動)・チャレンジ・経験をされている方をゲストにお迎えし、これからの「生き方」について考えるトークライブ&交流イベントです。
今回の「生き方見本市」はフェス形式で開催。8Fと4F、ふたつのフロアで実施します。メインとなる8Fでは、関心のあるトークライブ・ダイアログセッション・ワークショップなど、お好きなコンテンツを体験いただけます。
さまざまな生き方を実践するゲストと参加者のみなさんが関わり合って、新しい取り組みや活動が生まれていくとうれしいです。たくさんの方と出会い、交流できる機会になります。

5.ハタラキカタソニック実行委員会
ハタラキカタソニックとは、関西で働き方について自由に、刺激的に語り合うための「フェス」として昨年(2018年)より開催しています。
ほぼ口コミのみで100名以上を集客し、有名スピーカーから企業の現場で働く方まで様々な意見と経験を共有出来ました。今年(2019年)も9月28日(土)に大阪で開催します。

6.認定NPO法人 サービスグラント
2005年1月の活動開始以来、社会人がビジネススキルを生かして社会貢献に取り組むボランティア活動「プロボノ」によるNPO支援を専門的に取り組んでいます。
さまざまな企業に所属するビジネスパーソンや、フリーランスのクリエイターなど登録人数は約5,000名(このうち関西での登録人数は1000名超)。多様な経験やスキルをお持ちの方同士でチームを組んでNPOの課題解決に挑みます。昨今では働き方改革や越境学習、他流試合の実践の場として、企業の人材育成の面からも着目を集めています。

7.Fledge 地方の「志」を発信するメディア
様々ある社会課題、それに対して自分自身が成し遂げたい事、「志」。
住んでいる場所も、仕事も関係なく「志」でつながる、それがコミュニティ。
地方の「志」を世界一「人間臭く」アウトプットするメディア、それが「Fledge」です。

8.ライフシフトラボ
働き方改革に乗り遅れないために、会社員のパラレルキャリアを支援しています。セミナー、ワークショップ、読書会、各種イベントを開催。主催者自身もサラリーマンとしてパラレルキャリア実践中。

9.OMOROI:WORKS | オモロイワークス
「これからの働き方」をテーマに「一人ひとりが能力を100%発揮できる環境を創り、働くことに熱意あふれるひとをふやす」ことをミッションとして活動しています。
定期的に開催している座談会「オモシゴカフェ」で、自身の意見や思ったことを言葉にして話す・聴くことから得る気づきや学びの大切さを知りました。まずは身近な場所で仕事や働き方について気楽に話し合える空間を増やしていきたい。今後は企業の内外に、オープンな対話の場を育む人・機会創りに取り組んでいきます。

10.op.C(オプシー)
「Life is Wonderful.」を理念に、人生を面白くするコンテンツを企画しているチームです。2018年4月に組織を立ち上げ、今では学生、社会人総勢30名の運営メンバーと3つの事業を展開中。
生きる力を身につけるキャリアデザインスクール「キャリアファクトリー」、生き方・働き方を一緒に見つめなおすキッカケをつくるメディア「pupa」、自分だけの旗を掲げる1泊2日のキャンプイベント「Young Flag」と様々なコンテンツを企画しています。

11.一般社団法人ワーシャル
医療・介護・福祉に関わる「複業」を通じて、「自分らしい働き方」に出会い、「社会」をデザインする複業家コミュニティです。
複業家メンバーで運営する「働き方Webマガジン」や複業の学校「複業キャリアカレッジ」など、そこで出会った人と人のつながりから様々な「複業プロジェクト」が生まれるプロジェクト発信基地です。他者との出会いを「ワクワク」楽しみ、気が付くと「課題」が解決されていた。そんなスタイルを目指しているのがワーシャルの特徴です。

12.学生団体Que
学生団体Queは2018年4月に「つながりのきっかけを」をコンセプトに設立された団体。
当初は学生同士の交流イベントをメインに活動し、現在は吹田市にBarを構え中小企業と学生をつなげる学生Bar Bluを運営中。

13.THE GUILD OBP
コワーキングスペース「OBPアカデミア」の会員であり、日頃からこの場を活動拠点としているWeb系フリーランスの有志メンバーを中心として発足しました。
システムエンジニア、デザイナー、webデザイナーなどメンバーそれぞれの得意スキルが異なるため、それぞれがフリーランスとして独立しながらも、チームとして協力し合う形で協働されています。まさにこれからの時代の新しい働き方のスタイルを実践されています。

14.大阪ものかき隊
OBPアカデミアから誕生したライターのためのコミュニティ
一人での活動が多いライターさんの多くが感じる「お仕事のちょっとした相談がしたい!」「未来のためにスキルアップしたい!」「同業の仲間と息抜きできる場が欲しい!」といった悩みや課題に寄り添いながら、ワイワイと交流できるコミュニティーをめざし活動しています。
プロのライターや編集者による指導や取材やライティングの案件の紹介などをコミュニティ内で行なっています。

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OBPアカデミアについて
大阪ビジネスパーク活性化を目的に誕生したコワーキングスペースです。
合計155坪の空間に約1400冊の蔵書を誇るライブラリー、カフェラウンジ、さらに4つの会議室を持っています。
自宅と職場以外のもう1つの居場所「サードプレイス」がコンセプト。
仕事、交流、勉強、くつろぎ、読書などの様々な目的で利用されており、来館者は年間約5万人に上ります。
またセミナー・イベントの実施回数は全国屈指で、年間1000回以上の「学びの場づくり」を会員様・専門講師と共に実現しています。
スペース運営を通し、生き方や働き方の提案、新たな学びとの出会い、人や組織間の新たな繋がり、ビジネスコラボレーションなどを生み出すサポートを行なっています。
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撮影   THE GUILD OBP 今井 剛
ライター 大阪ものかき隊  あかぎ あおこ

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