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「子育ての吹田」をつくる市民街宣②保育の問題について

 吹田市長選挙は最終盤。4月19日にイオン吹田店前で、阪口よしお市長候補を応援する子育て世代を中心にした街頭宣伝が行われました。阪口候補への応援スピーチを紹介します。


公立も民間も安心して預けられる保育園整備を


 阪口よしお元市長の応援に立たせていただきます、この4月から民営化された保育園に子どもを預けている保護者です。私も一人の親として、今度の選挙は本気で子育てを支える人を選びたいと思っています。

 この8年間、維新の市長と今の市長の下で、吹田市の子育て環境はどうだったでしょうか。維新市長の時には保育士の配置基準が、3歳児で13人に1人から、20人に1人に改悪され、公立保育園の民営化が計画されました。私の上の子が入園した2016年は、保育園に入ることができなかった子が1000人近く出て大きなニュースになった年でした。

 維新市政の時代に民営化計画が決まっていましたが、多くの保護者が「民営化を見直す」と言っていた今の市長になって、公立保育園は存続されるのではないかと期待をしたこともありました。しかし、結局民営化は止まらず、現在に至っています。さらに学童保育の民間委託がすすみ、経験がまったくない法人に委託したために混乱が起こり、一部で契約を解除する事態にもなっています。

 また吹田市議会でも、学童保育の指導員の給与など上限を設ける議案を維新などが通してしまい、学童指導員の成り手不足に拍車がかかっています。これらの政策に対する賛否はいろいろあるかもしれません。しかし、少なくとも維新からのこの8年間、保護者や関係者が翻弄され続けてきたこと、吹田市の子育て支援が弱まってきたことは間違いありません。

 今の市長は、「対話と傾聴」を掲げていましたが、これらの問題について当事者との真摯な対話はなされたでしょうか。また維新の候補は、こうした子育て支援を弱める議案を議会で通し、混乱を招いた責任が問われるのではないでしょうか。

 保護者が望んでいるのは、公立であっても民間であってもきちんと正規の保育士を配置して安心して預けられる保育園を整備することや、子どもの成長を専門的に見守る学童指導員を配置することです。

 前回、「維新から変わってほしいと期待して一票投じたけれど、期待を裏切られた」「投票に行ったって結局、同じだ」と政治そのものに不信をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。でも、前回、私たちは一票の力で市長を交代させることができるとわかりました。今度は本当に変えるために、阪口よしおさんを市長にする。そして市長だけじゃなくて、市議選でも子育て支援を弱める議案を通してきた維新などを私たちの力で落として、まともな人たちを市議会に送っていきましょう。

 今度こそ子育てを本気で応援する吹田に!私は阪口よしおさんに期待しています。ありがとうございました。

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