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いつもと違う場所に行ってみた京都旅行④

翌日…夜はグッスリ眠りました。疲れは取れています。しかしながら、やはり脚が痛い…。筋肉痛です…。

旅行中は、なぜか朝早く目が覚めるので、1人で散歩に出ることが多いのですが、脚が痛く、何となくホテルの28階という地上との距離もあって(エレベーターですぐ降りられますが…。)そして非常に冷え込んだ朝だったこともあり散歩はしませんでした。

奥さんと息子はまだ深い眠りの中…。しかし時間はもう7時過ぎています。8時には出発予定ですので、別に起こしても構わない…ということでカーテンを開けてみました。琵琶湖が見たいのです。

見えました。これが湖だなんて…。

窓から外…というか下を見ると、非常に寒い中でも多くの人が琵琶湖周りを散歩、ジョギング、釣りなどして楽しんでいます。間違いなく普段なら散歩したい光景です。

旅行中は近頃、朝食は抜きます。若い頃は、眠たくてもホテルのビュッフェなど朝からガツガツ食べて、もう昼食は要らないな…というのがお決まりのパターンでしたけど、近頃は、お腹空いたらコンビニのおにぎり🍙でも食べたら良いか…という感じの思考になってます。コンビニというのは、本当に旅行の仕方も変えてしまうほど便利です。

ほどなくして、奥さんと息子も起きて支度が整いました。

宿泊は滋賀県ですが、今回、観光は全て京都です。京都に向けて出発します。

久しぶりに大きなリゾートホテルに泊まりました。
息子が生まれてからは、1棟貸かビジネスホテルの
ファミリールームに泊まってます。

まず向かったのが、銀閣寺。正式名称は東山慈照寺…そして決して建物が銀色ではないということは、長い人生の中で自然と知識に入ってます。これほどまでに有名であるにも関わらず、足を延ばしていなかったのは、地上・地下にかかわらず鉄道の駅から遠いからです。

京都の観光を始めたばかりの若かりし頃は、京都市内を車で移動するなど無理だと思っていたので、駅の無いスポットには行けずにいました。また若い頃は観光タクシーで回ったりもしてました。子供もいない若い頃の方が贅沢なことできていた気がします。その時は金閣寺は別としても、二条城・清水寺・南禅寺など鉄道で簡単に行けるような場所にもタクシーで行ってしまってました。ちなみに路線バスは使ったことがありません。〇〇系統とか言いますが、私の頭が理解しようとしません…。

何となく、京都の地理や交通事情がわかり、マイカーでもある程度は行けるようになった今、ようやく銀閣寺に手が伸ばせた…といったところです。経験というのは大切なことだな…と思ったりもしてます。

臨済宗相国寺派。1482年(文明14)足利義政が営んだ山荘東山殿を寺に改めた。1489年(延徳元3)に上棟した銀閣(国宝)は宝形造り二層の楼閣。上層は潮音閣。下層は心空殿。庭の北にある東求堂(国宝)内部に同仁斎があり、四畳半茶室の原型といわれる。仏間は阿弥陀如来像、義政公像を安置。下段の庭園は池泉回遊式庭園(特別名勝・特別史跡)で、本堂前の銀沙灘、向月台の二つの砂盛りが印象的で、江戸時代初期からつくられたといわれる。上の庭園はお茶の井庭園ともいい、昭和6年に発掘した岩石群は枯山水庭園である。1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された。

出典:京都観光Navi
銀沙灘というらしい…
向月台というらしい…

銀閣寺は敷地内の庭園がすばらしく、特徴的です。金閣寺に比べると色味も含めて地味ですが、広くて手入れの行き届いた庭園がとても心地良いです。金閣寺は敷地が公園的な感じで、銀閣寺は庭園的な感じ…素人目線の感想です。

順路にしたがい歩きます。少し階段を登ると、展望台があるようで、銀閣寺を見下ろせるようです。しかし、私は階段を登るほどの脚が残っていないので、登りませんでした。奥さんと息子は登りました…

到着時は閑散としていましたが
10時を回るとさすがに人が増えてきました。

銀閣寺をあとにします。ここからは京都市街地の観光です。2日目は疲れているかもしれないという理由で、目的地を平坦な市街地で固めました…。

車はコインパーキングに置いたまま、地下鉄と徒歩で移動します。

そして、目的地は奥さんが見つけた、私は全く知らなかったようなスポットです。

1つ目は「御金神社」ストレートで生々しいネーミングです。『おかねじんじゃ?💰』いえ、どうやら『みかねじんじゃ』…のようです。

Googleマップのコメントなど読んでみると、かなりの人気スポットのようです。有名どころでは二条城が近くにあるようです。

車を2kmほどだけ移動させ、コインパーキングに駐車します。まずは地下鉄の出町柳駅…。下りは階段しかない。脚が痛いのです…。1歩1歩下るたびに、太ももに激痛が走ります。これは想定外でした。こんなに地下深くまで徒歩で下りないといけないのか…。地下鉄のある街に住んだことがありませんので、意識したこともありませんでした。

三条駅で乗り継いで、二条城前駅までやってきました。上りのエスカレーターは無いのかな?階段で地上まで上がります。普段であれば、特に気になりませんが、とにかく太ももが…。

痛々しいおかしな歩き方で歩きます。平坦な道であればまだ歩けます。15分ほど歩いたでしょうか。アパートや戸建住宅の多い住宅街の狭めの路地に入ると、突然行列が現れます。遠目からでも、そこに何かあるとわかるような状況です。

私は全く知らない場所でしたが、どうやら有名なようです。12月29日。初詣を控えていますが、たくさんの人達が並んでいます。

伊邪那岐(いざなぎのみこと)、伊邪那美(いざなみのみこと)の御二柱神の皇子にして、金山毘古命(かなやまひこのみこと)を奉る五元陽交(天の位)の第一位の神で金乃神、金乃類を司り給う神です。

神は個人の屋敷にあって密かに祭祀せられていたが、1883年(明治16)今の名を附して社殿を建立し、がんらい金神様の愛称で親しまれ、氏子と崇敬者で祀られるようになりました。鉱山、鉱物の神として人間の営みの中で用いられる全ての金属類、昔は鏡や刀剣類の武具、農耕器具としての鍬等、現在では鉱工業、農産業の大型機械から家庭の道具類や金属類、全てに亘り、特に通貨として用いられる金、銀、銅の御金を護り給う事から、近年は資産運用の神として証券類や不動産、造作、転宅、方位、厄除け、また旅行中の無事安全をも護り給う大神として、広く崇められています。

全国唯一のお金の神様です
金色の鳥居をくぐって金運アップ。
24時間参拝できます。

出典 KYOTO design

並んでいる人達の後に迷いなく並びました。会話が聞こえてきます。「年末ジャンボが…」

なるほど、お金の神様だから、何かお金になる元がないと意味が無いのかも…。最近は賭事もしないですし、仕事もただのサラリーマンですし…。漠然と金運を願ってもどうなのか…。

金色って、朱色より地味なのです。
住宅街の真っ只中です

無欲でお詣りしました。何か良いことありますでしょうか…。

次の目的地までは3kmくらいです。地下鉄は乗り換えが必要。下り階段はとにかく脚に堪えるので使いたくありません。地下鉄はやめよう…。

平坦な道を歩こう…。街中ですし初めての風景は退屈しないでしょう。

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